宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.718 / 2021.02.01 〜 02.14

赤い実になる雪の花。


●隔週土曜日に更新予定です。
※2021年 1月30日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 星は実体的な「宝瓶宮時代」のスタートに向けて動きだしています。
今後は、過去の“体制”にこだわらない心構えが重要になっていきます。
星の動き ◆ 今週は、2月2日に金星が水瓶宮に入宮し、牡牛宮の天王星と交歓(ミューチュアル・リセプション)をとります。
同時に水瓶宮の土星と合(コンジャンクション=0度)です。
さらに、今週中頃直前からは、水瓶宮の木星をふくめて三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)を形成します。
一方、水瓶宮の木星&太陽&水星の連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)が形成されます。
前者は牡牛宮の天王星と矩(スクエア=90度)で、後者は牡牛宮の火星と矩(90度)です。
双子宮のドラゴン・ヘッドと射手宮のドラゴン・テールに、後者が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけ、一方では魚宮の海王星を軸にT矩(Tスクエア=90/90/180度)が続きます。
山羊宮の冥王星は、海王星&ケレスの合(0度)と六分(セクスタイル=60度)です。
今週の月は、乙女宮18度〜魚宮29度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

「天秤宮」に象意を持つ人の今週は、生まれもつ「ホロスコープ」の状態によって、それぞれに異なった運勢になるときです。
それがどのような動きや分野になるのかは、個々人によって多様なので、ここでは特定できませんが、悪い意味ではなく、そこには“克服”すべき課題がともなう今週また昨今になっています。
その一方で、たとえば“技術的”な思い込みなどによって、抱えていた精神面の課題に対して、天秤宮らしく頭脳を働かせた調整や解決の道を見出していくことができる今週また昨今ともなっています。

One-Point ◆ 後半(16度〜)に象意を持つ人の精神意識の模索は、新たな段階に入りますが、天秤宮全体的には天秤宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響が強まりそうな今週です。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

「蠍宮」に象意を持つ人は、今週また昨今の「人生期」は、仕事や社会活動は人それぞれだとしても、独り静かなお時間をもつなど、ご自身の内面性をかえりみられるのによいときです。
同時に、それはお仕事や社会活動をはじめ今後、どのように自分自身はもちろん、社会的な責任や使命を果たしていかれるか、人生の方向性を一から見直されたり、新たな方向性を模索されていかれるときだといえます。
いずれにしましても、もはや過去の考えや生き方に“拘泥”するときではなく、新たな人生期のはじまりの時期に入った昨今です。

One-Point ◆ また、蠍宮にかぎらず、今週あたりから歴史的にも「精神意識の変革(覚醒)のディレクション」の影響圏に入りましたので、その影響をとくに受けやすい今後の蠍宮だといえます。


《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

「射手宮」の中盤以降(10度〜)に象意を持つ人は、良し悪しに関係なく、我知らずとも“不思議系”や“スピリチュアル”などにご興味をもちやすい形而上的な精神状態にある昨今の人生期です。
今週が進むほどに、それが再び活性化していくかたがいると同時に、人間関係(自他)の“齟齬”(そご)が生じていくこともありえますので、新たな“対人スキル”や“ノウハウ”を見出されるとよいでしょう。
幸い、今週また昨今は法則的なご理解や知的探索が可能な星まわりなので、どこかにヒントや解決策があるときです。

One-Point ◆ 射手宮のみをみた場合、対外的なご活動というより、宇宙この世界の“道理”を見極めたり、プライベートな内面世界を充実されていくとよい今週また昨今の人生期になっています。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

「山羊宮」に象意を持つ人は、どちらかといえば“理想の自己像”に意識を持たれつつも、ジレンマを感じることがありそうです。
それは、さほど強い「ディレクション」ではなく、そういった傾向があるといった程度ですが、前半(〜14度)に象意を持つ人も、後半(15度〜)に象意を持つ人も、いずれも“新たな自分自身”がポイントだからです。
逆にいえば、そこが焦点で、そのほかは山羊宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響のほうが出やすい今週なので、ご自身に該当する「運勢サイン(宮)」をあわせてご参照されることをおすすめいたします。

One-Point ◆ 昨今は、今週にかぎらずそのような状況が続いていますので、ご自身はもちろん、言動をはじめ現実社会を“クール”に客観的にみて、ご判断されていかれるとよいときです。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

「水瓶宮」に象意を持つ人は、昨今は5つもの星が大会合(ステリウム)を形成していることから、生まれもつ「ホロスコープ」次第によって、その特徴が発揮されたり、強まっていくことになるでしょう。
ただし、若いかたほど一般的にはスムーズにいくとはかぎらず、そのような“個性”や“才能”を客観的にみてご判断されるなり、適切な発揮の仕方を“クール”にチェックされていかれるとよいときになっています。
いずれにしても、昨今は新たなご自分の生き方や方向性を見出されるなり、模索されるなど、本来の“個性”の発揮に向かう準備のときです。

One-Point ◆ ひらたくいえば、“マイペース”だったり、自分自身の“興味”や“関心”によって、我知らずとも対外的な活動が止まりやすいときなので、過剰な“責任放棄”にはご注意が必要です。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

「魚宮」に象意を持つ人は、一時的に“自分らしさ”を出しにくかったかたは、今週が進むほどに戻ってくるでしょう。
そうでなくても昨今の人生期は、大きくみれば他人にかかわりなく、ご自分の“感覚”や“世界観”を有形無形にもちやすい昨今なので、その点では“魚宮らしさ”を良し悪しに関係なく我知らずとも全開にしているときです。
別の側面から申し上げますと、これまでご自分なりに「魚宮」として活動してこられた“人生の結果”が、それ相応に自分自身に返ってくる「運勢期」となっている今週また昨今だといえます。

One-Point ◆ さらに申し上げますと、その因果関係がご理解できるできないにかかわらず、今週また昨今の出来事は、ご自身の生き方や運勢を振り返るご参考にされていかれるとよいでしょう。



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