宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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Wishes for New Year 2021
●隔週土曜日に更新予定です。
※2020年12月19日アップ
全体傾向 ◆ なかなかの星回りです。たとえていえば“正邪”がハッキリと分かれそうなので、宝瓶宮時代の新たな方向性に進まれるとよいでしょう。
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星の動き ◆ 今週は、21日に水星が山羊宮に入宮します。
同日午後7時頃、太陽も山羊宮に入宮です。
太陽&水星の合(コンジャンクション=0度)は牡牛宮の天王星と三分(トライン=120度)です。
天王星は水瓶宮の木星&土星の合(0度)と矩(スクエア=90度)です。
射手宮の金星は、魚宮のケレスと矩(90度)でドラゴン・テールと合(0度)、双子宮のドラゴン・ヘッドと衝(オポジション=180度)です。
この衝(180度)に魚宮の海王星が軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)が形成され、一方で牡羊宮の火星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
火星は土星また今週前半の木星そして山羊宮の冥王星と矩(90度)です。
今週の月は、魚宮13度〜双子宮7度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
「天秤宮」に象意を持つ人は、“悲観的”にとらえたり、“楽観的”になったりと、両方の状況に陥りやすい今週です。
そのどちらが“良い”とか“悪い”ということではなく、どちらか一方に片寄って振り回されたり、両方に揺れ動いて混乱してしまわないことが重要で、両者を“適宜適切”に活かせるかがポイントです。
“悲観的”になるのは、現状にとらわれすぎて「未来」や「対処」を見出せず、“楽観的”に過ぎるのは正しく現状がみえていないことが多いので、現状をとらえつつも未来への方途を探る出発点にするとよいでしょう。
One-Point ◆ 単純にいえば、今週また昨今は、これまでのやりかたを“踏襲”されたり、世間の“常識”にとらわれないほうがよい時期なので、独自にご自分で新たな道を探るとよいでしょう。
「蠍宮」に象意を持つ人は、全員ではありませんが、多かれ少なかれ1つの「人生サイクル」が終わりを迎えています。
たとえていえば、ある意味、ご自分の体を傷つけながら“脱皮”するかのように、これまで過去の古い“衣”を脱いで、新たな“衣”を探していく時期で、それが本物への“新生”のはじまりとなる時期です。
実際、パートナーをはじめ相手や周囲また社会との関係性が“リセット”されるような出来事が起こるかたもいらっしゃいますので、今週また昨今以降は、過去ではなく未来をみていくことが重要です。
One-Point ◆ 言い換えますと、過去のスタンスに立てば、“終わり”かのようでも、未来のスタンスに立てば、さらなる「本物」へと、いよいよ“再スタート”となるはじまりの今週また昨今です。
「射手宮」に象意を持つ人は、プライベートや内面の“深層の精神意識”(心理面、宗教、スピ)がほぼほぼメインとなる今週です。
射手宮のみをみた場合はそうで、ある意味、社会とのコンタクトが少なく、ご自分の“精神意識面”によって、マイペースにも気ままにもとらえて、“自己完結”が可能ないくぶん“幸せ”な今週また昨今です。
つまり、対宮の「双子宮」は真逆で、シビアな現実にコミットせざるをえない時期なので、射手宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」とのバランスによって、同じ「射手宮」に象意を持つ人でも公私の比率は異なります。
One-Point ◆ いずれにしても、今週は“優雅”にふるまったり、“楽”をして快適に過ごされたり、ご自身の“美意識”や“魅力”が相応にアップしたり、人によっては“恋愛運期”だったりします。
「山羊宮」に象意を持つ人は、タイムラグがありますので全員ではありませんが、早いかたでは動きがでてくる今週です。
半年ほど続いた“パワーダウン”の時期から徐々に抜け出て、“ひらめき”や“未来へのビジョン”をえたり、ご自分らしいオリジナリティーや、知識また才能などを見出していく人が、山羊宮の前半に象意を持つ人に多いでしょう。
一方、後半(15度〜)に象意を持つ人はもう少々“パワーダウン”の時期が続きますが、良し悪しはともかく“山羊宮らしさ”を発揮されて、“唯我独尊”など頑なに信念を持たれたり、“自我”を強める人生期にあります。
One-Point ◆ プライベートや内面性に関してはそのような今週ですが、対外的な人間関係や仕事など社会活動に関しては、山羊宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響が強いでしょう。
「水瓶宮」に象意を持つ人は、人によっては相応ながらご自分をとりまく周囲の現実がよくみえてくるときです。
なかには、落ち込んだり、“悲観的”にとらえやすくなるかたがいないとはいえませんが、であってもすぐに“楽観的”にとらえることができたりと、悲観と落款のあいだで揺れ動くこともある今週です。
もともと、悲観性と楽観性のどちらを強く生まれもつかでも異なるのですが、前向きだったり後ろ向きだったりしても、ご自分が見抜ける“現実”をベースに、未来に希望をもつなど明るいお気持ちで現実に対処されるがベストの今日です。
One-Point ◆ 意識できる意識できないにかかわらず、“ヒラメキ”や“直感”また“気づき”などを無意識にえられるかたが多い今週なので、それを「意識化」されて活かしていくのもよいでしょう。
「魚宮」に象意を持つ人は、生まれもつ象意ポイントによっていくぶん“両極端”にもあらわれてくる今週です。
昨今の人生期は、基本的には無意識のうちに“時間”や“空間”を思考や想いが超越して、「不思議系」や「神秘系」また「陰謀系」などウソか事実かわからない分野に関心を持たれる傾向の人生期に多くのかたがあります。
ところが、その反動として、そういった“魚宮らしさ”を一時的に発揮されなかったり、無くすなどして、いわゆる“無私”の境地に意図せずなったり、“自己喪失”のような瞬間が起こりかねないかたが一部にいらっしゃる時期になっています。
One-Point ◆ どちらが良いとか悪いとかではなく、そういった特殊な状況下の「星のディレクション」を体験されることで、結果、ご自身のレベルや見識がいっそう深まるときになっていきます。
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