宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.710 / 2020.12.07 〜 12.20

南半球は“夏”のクリスマス・シーズン


●隔週土曜日に更新予定です。
※2020年12月 5日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ “武漢ウイルス”(中共ウイルス)は今週中をもって“ピークアウト”します。あとは完全な人間の問題になっていきます。
大統領戦は今週前半のトランプ“祝福”とともに、言論反攻や“歴史的大逆転”の可能性を示唆しています。
※詳しいリーディングは、下記「ブログ」の一連の記事をご参照ください。
星の動き ◆ 今週は、16日に金星が射手宮に入宮します。
同日、土星は水瓶宮に入宮し、翌々日19日に木星も水瓶宮に入宮します。
金星と木星&土星は今週前半の山羊宮の冥王星をふくめて六分(セクスタイル=60度)です。
冥王星は牡羊宮の火星と矩(スクエア=90度)で、火星は射手宮の太陽&水星&ドラゴン・テールの三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)と双子宮のドラゴン・ヘッドに調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をとります。
一方、魚宮の海王星が軸となって、これとT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成しています。
魚宮のケレスと牡牛宮の天王星は六分(60度)です。
今週の月は、獅子宮27度〜魚宮13度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

「天秤宮」に象意を持つ人は、生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)の状態によって、良し悪しには関係なく、正反対の2つのディレクションを受けて、いずれかに傾いたり、同時に両方を発揮する今週です。
もともとが、“楽観的”な「ホロスコープ」(出生天球図)をもつ場合、安易になりやすい今週で、一応は“現実”にも目を向けておきましょう。
反対に、もともと“悲観的”なかたは、その傾向が強まることもありますが、逆にいえば、ご自身の現実や周囲の現状がよく把握できるようになりますので、それに基づいて前向きに計画を立てられるとよいでしょう。

One-Point ◆ いずれであっても、天秤宮に象意を持つ人の多くは、相手や周囲にチクリと釘を刺すなど、どこか批判的な言動をとりやすい昨今ですが、そこから学ぶべき何かがあるときです。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

「蠍宮」に象意を持つ人は、人によって相応のタイムラグがあって一概に今とはいえませんが、平均的に申し上げますと今週をもって、良し悪しはともかく「人生の新たな再スタート」のディレクションがはじまります。
もちろん、すでにはじまっているかたもいますし、正式にはまだのかたもいらっしゃいますので、今週はその“傾向”となるかたもふくめて、もはや過去の生き方にこだわるよりも、新たな方向性を模索されるほうがよいでしょう。
ただし、蠍宮の象意が弱く、それ以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」のほうが強い場合は、まれに“例外”もありえます。

One-Point ◆ また、蠍宮の後半(15度〜)に象意を持つ人を除いて、多くのかたの場合、公私ともに“人間関係の変化”や“組織関係の変化”が、いつでも起こりえる昨今の人生期にあります。


《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

「射手宮」に象意を持つ人は、ご自分が培ってきた知識やスキルを存分に発揮されて、言論攻勢を強めていけますので、“チクリ”とクギを刺すようなアクションを起こしやすくなる今週です。
それ事態に問題はありませんが、昨今の人生期は、“事実”に基づかない“不思議系”や“神秘系”に傾倒されている場合、“勘違い”や“誤解”また“フェイク”に関与しないようにご注意ください。
もっとも、昨今は、“誤魔化すことのできない現実”にコミットされておられる射手宮も多いので、グランディングを強めて検証されれば、問題は少ないでしょう。

One-Point ◆ 逆にいえば、“誤解”したり、“先走り”して猪突猛進になりがちなご自身の“想い”などを、客観的に現実と比較検討されつつ、見識を深めていかれるのによい時期だといえます。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

「山羊宮」に象意を持つ人は、全員ではありませんが、クビキや重みから一つ開放されたかのように感じるかたがいらっしゃるかもしれません。
いずれにしても、長いこと正反対のディレクションを受けてこられて、どっちつかずともなっていたディレクションの一つから抜け出たかたも多いと存じますので、徐々にかつての山羊宮に戻っていくことになるでしょう。
それでも、良し悪しに関係はありませんが、もう一方の“両極端”のディレクションをまだ受けているかたもいらっしゃいますので、我知らずとも強い情動によって、思わぬ言動を衝動的にとってしまうことがないとはいえません。

One-Point ◆ それ以外のことに関しましては、山羊宮の前半(〜14度)に象意を持つ人をメインに、今週は、山羊宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」もあわせてご参照されてください。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

「水瓶宮」に象意を持つ人は、生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)の状態によって、“運勢傾向”が異なり、あるいは同時に正反対の“運勢”を受けていく傾向が生じる今週になります。
もともと、“楽観的”な傾向の「ホロスコープ」(出生天球図)をお持ちのかたの場合、おおらかに“成り行きまかせ”になりやすいのですが、それでも少し意識をすれば、誤魔化すことのできない現実にアクセスできるときになっています。
一方、なにごとも深刻にとらえやすいかたの場合、ご自分をとりまく周囲の現実や情勢が、いっそう見えてくることになる今週以降です。

One-Point ◆ いずれにしても、今週以降は楽観と悲観のどちらか一方に片寄ることなく、両方の可能性を考えつつも、現状を正確に把握されて、希望を失わず前向きにとらえるとよいでしょう。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

「魚宮」に象意を持つ人は、ご自分の生まれもつ“感性”や“直観力”また“インスピレーション”を、仕事をはじめ対外的に発揮できる今週なので、週がすすむほどに“人気運”も高まっていくことになります。
“人気運”や“恋愛異性運”が生まれもって高いかたは、そういった社会的な動きが出てくる今週ともなっています。
ただ、昨今の人生期は、公私のバランスを正しくとる必要がありますので、自分勝手や独りよがりになった場合、両極端の一発逆転の運勢が働いて、よい運勢が一気に消滅する場合もありえるときなのでご注意ください。

One-Point ◆ 今週また昨今は、良し悪しに関係なく、“自己発揮”の運勢期ともなっていますので、ご自身の“レベル”や“内実”が、そのまま社会的な運勢として発揮されやすいときだといえます。



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