宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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孤高のランナー“走る”
●隔週土曜日に更新予定です。
※2020年 9月26日アップ
全体傾向 ◆ 相応の“調整”が図られるものの、その調整がまた“対立”を生むなど、週末が近づくにつれて対立が深まり、混乱が生じかねない昨今です。
そのため、片方のみを“正しい”と安易に決め付けないことも処世術の一つですが、どっちつかずの“コウモリ”もまた、バッシングの対象になりそうです。
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星の動き ◆ 今週は、29日に土星が山羊宮25度で順行に戻ります。
10月3日に金星が乙女宮に入宮です。
翌4日に冥王星が山羊宮22度で順行に戻ります。
山羊宮の木星&冥王星&土星は連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)で、牡羊宮の火星と矩(スクエア=90度)です。
木星は天秤宮の太陽とも矩(90度)です。
双子宮のドラゴン・ヘッドと射手宮のドラゴン・テールは、火星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかける一方で、魚宮の海王星が軸になってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
牡牛宮の天王星と蠍宮の水星は衝(オポジション=180度)で、乙女宮の金星が調停(60/120/180度)の座相を投げかけます。
金星は水瓶宮のケレスと衝(180度)です。
今週の月は、水瓶宮17度〜獅子宮8度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
“調整”と“配慮”の「天秤宮」に象意を持つ人は、今週もそうですが週末が近づくほど周囲の混乱にはお手上げ状態になるかもしれません。
穏やかでクールな天秤宮でも、さすがに今週また昨今はどこまでオモテに出すかはともかく密かに怒りをバクハツさせかねないほどの状況もありえそうなので、最悪のケースでは匙をなげることにもなりかねません。
ある程度は自分自身で体験しないと人間は“悟れない”側面をもちますので、人のことは今週は放っておいて、ご自身の中の課題や疑問を“知性”と“直感”を交えつつ、進む新たな道を見出すなどされるとよいでしょう。
One-Point ◆ どうしても“調整”に乗り出したり、誰かを助けなければならないとしたら、まず天秤宮自身が自らの立場や考えを捨てるなり、生き方の“方向転換”をする覚悟も必要な昨今です。
昨今の人生期はご自身をふくめて、“世の中いったいどうなってんの?”というくらい「蠍宮」に象意を持つ人は一様ではなく、“凪(なぎ)と時化(しけ)”、“快晴と雷雨”、“安定と変化”の両方が起こりかねない時期になっています。
そんな中でも今週は、週末が近づき来週になるほどいっそうの“暴風雨”に巻き込まれないとはいえない状況がおとずれるケースもありそうなので、早いうちから準備なり心構えをされておくのもよいでしょう。
ただし、幸い今週は、前半(0度〜14度)に象意を持つ人をはじめとして、“情報力”や“知性”がアップし、“ヒラメキ”が働きやすくなっています。
One-Point ◆ 初盤や中盤(0度〜19度)に象意を持つ人は、“転職”や“引越し”など人間関係の変化が起こりやすい人生期にありますので、それも一応は視野に入れておくとよいでしょう。
もともと自由気ままな「射手宮」に象意を持つ人は、週末が近づくほどまた次週になるほど、どこまでオモテに出されるかはともかく、衝動的になったり、反抗心を発揮しすぎないように“自制”が必要になるかもしれません。
そうでなくても今週また来週は、左欄の「全体の動き」に書きましたように世間では“対立”などが深まりますので、軽々に乗らないほうがよいからです。
その一方で、イザという事態などで本気になれば、職場や社会で突発的に“人気運”をえられる今週以降なので、そのためにも、自分とは異なる、四方八方の状況も“クール”にとらえておくとよいでしょう。
One-Point ◆ 後半(15度〜29度)に象意を持つ人をはじめ、やる気を出し行動的になるのはよいのですが、今週は“TOPクラス”や“実力者”との“対立”に気をつけておきたいところです。
今週また昨今は、左欄の「全体傾向」に書きましたように、“対立”や“調整”が対立を招きかねない波乱期の世の中になります。
そのため、ヘタをすれば“火中”に立ちかねない「山羊宮」に象意を持つ人は、ムリに動いて、“火中の栗”を拾うよりも、一般的には“沈思黙考”して言動を慎むのが今週はよい選択になります。
ただし、仕事や社会で個性や才能を発揮できる今週でもありますので、冷静で高い「見識」をお持ちになっていたり、優れた「実力」を兼ねそなえておられるかたであれば、周囲の事態を“冷静沈着”につかんだうえで、ここぞというシーンで“乾坤一擲”のご対応をされるのもよいでしょう。
One-Point ◆ それ以外は、後半(15度〜29度)に象意を持つ人をはじめ、“自己変革”の人生期ですし、今週はご自身の独自の“個性”や“才能”を見極めたり活用されるのによい時期です。
独自性がある「水瓶宮」に象意を持つ人は、ご自身の隠れた特技や才能また知性を、仕事や社会に発揮できる今週になっています。
今週後半から来週にかけては、“直感”(インスピレーション)が働きやすくなることからもそういえますが、基本をいえば“社会常識”がないと、今週また来週は左欄の「全体傾向」に書きましように“対立混乱期”なので、間違うことも起こりやすくなります。
たとえば、かってに思い込んで、我知らずとも“直感”のはずが“妄想”だったりすることも起こりえますので、安易な知識や意見の披露は、内容の「真贋」に関係なく、周囲から反発や反論を受けかねないときでもあるからです。
One-Point ◆ 早いお話が、“真実”だからといって一方的に披露すればよいとはいえず、真実であるほど“反発”や“反論”を避ける工夫をされたり、適度な主張がベストな今週だということです。
昨今の公私にわたる出来事などから、「魚宮」に象意を持つ人は、“ご自身と社会”とのバランスや対処法を体得されるとよいでしょう。
今週また来週は左欄の「全体傾向」に書きましたように、“善悪”や“真贋”に関係なく、もともと対立や調整がさらなる“対立”や“混乱”を生む傾向が強まりますので、そんな中で、ご自分の対処スキルを高めていくのによいときだからです。
常識的には「課題を解決しよう」と行動されるのはよいことですが、今週また来週の魚宮にかぎっては、それがさらに大きな“課題”や“問題”を生みかねない時期なので、善悪や常識にとらわれずノーマルも“必要”だといえるからです。
One-Point ◆ 魚宮の今の人生期を一言でいえば、大半のかたが我知らずとも“現実離れ”した考えを、“事実”だと思い込みやすくなっていますので、言辞や行動は慎重なくらいがよいでしょう。
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