宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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雨上がりの薄青紫
●隔週土曜日に更新予定です。
※2020年 6月 6日アップ
全体傾向 ◆ 今週は安易に決め付けたり思い込みやすくなることがあります。
即断される前に、一度クールに別の視点からも客観的にみるとよいでしょう。
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星の動き ◆ 今週は、18日に水星が蟹宮14度で逆行に転じます。
21日の朝7時頃、太陽が蟹宮に入宮します。
魚宮で合(コンジャンクション=0度)の火星&海王星は、太陽と矩(スクエア=90度)で、太陽は双子宮のドラゴン・ヘッドと合(0度)で射手宮のドラゴン・テールと衝(オポジション=180度)です。
水星と魚宮のケレスの三分(トライン=120度)は、牡牛宮の天王星を交えて小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
ケレスは双子宮の金星と矩(90度)です。
山羊宮の冥王星&木星そして水瓶宮の土星は連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)です。
今週の月は、山羊宮11度〜蟹宮4度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮に象意を持つ人は、ご自分らしく個性や美意識を発揮できるときで、それ自体は悪くはないのですが、今週はそうされる前に一度立ち止まって、クールに客観的に「個人」としての自分自身を振り返られてみるとよいときです。
昨今は、天秤宮らしく相手や周囲に意識やご関心をもちやすいのですが、その一方で主体的に自分自身の意志判断をご自分らしくクールに客観視できる人もいる一方で、逆に、ついご自分を見失ってしまうこともある今週だからです。
個人差が大きい星の配置なので、同じ天秤宮でも人それぞれですが、場合によっては、チグハグ感が生じかねない今週だということです。
One-Point ◆ 天秤宮の初盤に象意を持つ人は、仕事と家庭のバランスが必要ですし、終盤また後半に象意を持つ人は、ご自身のあり方を根本から見直されたり変えていくのもよいときです。
蠍宮に象意を持つ人は、アバウトで申し上げますと、今週は情動が強まったり弱まったり、ホットだったり冷静だったり、知性が働いたり働かなかったり、なにかと両極端や正反対にも働きやすい星まわりのときです。
蠍宮全体をくくればそういえるときで、具体的には個々人が生まれもつホロスコープ(出生天球図)によっては、必ずしも両極端や正反対の運勢になるとはかぎらず、傾向はあっても、どちらか一方が強まることにもなります。
なので、今週のご自分の動向を客観的にみれば、どちらかなのかがわかり対策も可能で、いずれにしましても、決め付けずにクールにまいるとよいでしょう。
One-Point ◆ もともと、今週は左欄の「全体傾向」にも書きましたように、“安易”に決め付けると間違ったり偏向しやすいときなので、動く前に一歩立ち止まって客観的にみるとよいのです。
射手宮に象意を持つ人は、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって異なりますが、激情化しやすいか、逆にクールで冷静に現実をみやすいか、あるいは両方が混在するか、そういった昨今の運勢期です。
そんな両極端もありえるなか、今週は安易に決め付けたり、思い込んだりしないように、左欄の「全体傾向」にも書きましたが、異なる立場や考えから一歩立ち止まって客観的にご判断されるのも、よいときです。
目指す目的や好しとする状況と、ご自身のビジョンや言動がマッチしているのかなど、双方を見比べたり、多くの場合、客観視されるとよいときです。
One-Point ◆ また、緊急事態宣言があけたからというのではないですが、星の動きから贅沢志向や快適志向が強まりやすいので、出費も必要かどうか、客観視されてみられるとよいでしょう。
山羊宮に象意を持つ人は、良し悪しは別に、イージーな傾向が出やすい昨今の人生期にあって、今週は、人によってはいくらかご自分や目標を見失いやすくなったり、思うように考えがまとまりにくくなるかもしれません。
また、ケース・バイ・ケースですが、ものごとによっては、決め付けたり、思い込んだりしやすくなることがありますので、なにごとも山羊宮らしく慎重に一度立ち止まってご判断されるとよい今週になっています。
いずれにしても、内面性やプライベートな面に意識やご関心を持ちやすい昨今なので、行動の前に立ち止まってクールにご判断されるにはよいときなのです。
One-Point ◆ 仕事や対外的な活動につきましては、山羊宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響が強いことが多い今週なので、あわせてそちらもご参照されることをおすすめいたします。
水瓶宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意ポイントによって、相応ながら運勢傾向がそれぞれに異なる今週です。
水瓶宮の初盤に象意を持つ人は、ご自分のことを含めて、幻想を抱いたり思い込まずに、相手や周囲また社会を客観的にご判断できたり、社会の仕組みや人の動きを現実的かつクールに見抜くことができる昨今の人生期です。
そういった初盤に象意を持つ人をふくめて、中盤に象意を持つ人の多くは、ともすればマイペースまた良し悪しは別にして、“自己本位”にご自身の考えや感性また個性や才能のうちにこもりやすい傾向もでる昨今の人生期になっています。
One-Point ◆ その良し悪しは個別にご自身でご判断ください。一方、水瓶宮の終盤に象意を持つ人は、水瓶宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響のほうが強い可能性が高い今週です。
魚宮に象意を持つ人は、先回同様に、魚宮らしくイマジネーションが現実を越えて膨らむことになりやすいときで、それが一概に悪いとはいえないのですが、今週に関しては思い込みや決め付けになりやすいときです。
魚宮の全員がそうなるというのではなく、逆にそんなご自分を客観視されて、クールにご判断されたり、対処できるかたもいらっしゃるのですが、例外的に妄想まがいの過激な言動に出ることもありえるのでご注意が必要という意味です。
だいたいの方は、自分自身や昨今の現状を見直されて、新たな方向や理想を見出そうとされるなど、再スタートをされていく今週です。
One-Point ◆ ごく一部の方が生まれもつホロスコープ(出生天球図)によっては、我知らずとも思考停止のように判断力を失ったり、思い込んでしまうことが起こりえる星まわりになっています。
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