宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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水面を天駆ける
●隔週土曜日に更新予定です。
※2020年 5月23日アップ
全体傾向 ◆ 今週は、異性関係をはじめ組織関係や国家間において、それぞれの立場から主張がなされて、対立モードのときです。分からないことは客観性を保つほうがよいときです。
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星の動き ◆ 今週は、29日に水星が蟹宮に入宮します。
6月4日に、ドラゴン・ヘッドが双子宮に、ドラゴン・テールが射手宮にそれぞれ入宮(逆行)します。
ドラゴン・ヘッド&水星は合(コンジャンクション=0度)で、ドラゴン・テールと衝(オポジション=180度)です。
今週後半の水星は、魚宮で火星と合(0度)のケレスと三分(トライン=120度)で、牡牛宮の天王星を頂点に小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
さらに火星&ケレスならびに今週後半の魚宮の海王星は、双子宮で合(0度)の太陽&金星に矩(スクエア=90度)です。
山羊宮の冥王星&木星&水瓶宮の土星は連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)です。
今週の月は、双子宮25度〜山羊宮11度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮に象意を持つ人は、今週は個人的には明るく前向きに、ご自分らしい面を発揮できますが、それが異性関係をはじめ対人関係となると、考え方や方向性が異なることから、思いどおりには進みにくいでしょう。
逆にいえば、天秤宮がマイペースで自分らしくあることとが、周囲の“勘違い”や“誤解”を生んで対立モードになったり、相手にしてもらえないなど、意思疎通をしにくいことが起こりえます。
一般的には、そういった傾向が強まりますが、相手の立場や考えを尊重する天秤宮の場合、逆にご自分が配慮しつつ、うまく主張をとおすことができます。
One-Point ◆ いずれも、知識や情報を活用できる今週になっていきますので、うまく相手の意志や考えを受け入れつつ、双方向のコミュニケーションをとると、天秤宮らしく調整能力を発揮できます。
蠍宮に象意を持つ人は、運勢的には先週(先回)とさほど変わらず、前半に象意を持つ人は公私にわたる“関係変化”のディレクションを受けているときですし、終盤に象意を持つ人は“人生の転換期”です。
それはともかく、今週はあえて申し上げますと、“勘違い”や“事実誤認”をふくめ活動的になられるかたと、逆にポテンシャルを内に秘めたまま消極的になるかたに分かれ、いずれにしても異性関係には要注意です。
動きすぎて避けられるかたもいれば、逆に動かずノーアクションゆえに疎遠になるなど、今週は時が解決するのを待つのも一つの方法になりそうです。
One-Point ◆ どちらもダメなら“当たって砕けろ”というのも一つの方法ですが、賢いやり方は、自分の意識や考え方とは違うことを、前もって認識されておくと“客観的”な巧手が打てそうです。
射手宮に象意を持つ人は、運勢的には“両極端”なので、どちらか一方に片寄らずに“情熱的”でありつつも“冷静”に、相手や世の中の状況を客観視して、安易に片方にくみせずに、あらゆる可能性を考えられるとよい今週です。
運勢的にも今週は昨今をふくめて、必ずしも思いどおりに進むというよりは、良し悪しは別にして意図しないことが起こる周囲や昨今になっています。
それが“悪い”わけではなく、ご自分の価値観や考え方とは異なる状況や世界を知るのによい今週なので、ご自分の情動はともかく、現実的には、客観視されて見識を高めたり広めていくとよい時期です。
One-Point ◆ 意識や気分はともかく、実際の行動や活動は、“メインテナンス”や内面の準備のときで、新たな“能力”や“スキル”を企図されたり、将来に備えていかれるとよい今週です。
山羊宮に象意を持つ人は、知的目標や探究テーマまたコミュニケーション・スキルのアップを目指していかれるとよい今週になっています。
過去のご自分にこだわらずに、新たな自己認識をもたれたり、現状や時代の認識を深めつつ、意識変革や自己変革を進めていかれることで、ご自身の可能性を広めていくことができる昨今です。
全体的に異性関係や人間関係には、それぞれの立場や考えの相違から、課題をともないやすい今週ですが、逆にいえば、それゆえ人間関係の探究をされたり関係法則を極めて、コミュ力を高めていくのもよいでしょう。
One-Point ◆ 昨今の時節柄、この機にご自身のメインテナンスをすすめたり、体力のアップを図り、ご自分の理想像を達成できるスキルを、客観視されつつ見出されるのによい今週です。
水瓶宮に象意を持つ人は、運勢的な大きな流れは先週(先回)とほとんど変わりませんが、個人的にはご自身の理想像を見出せたり、そうでなくてもご自身の美意識をラクに発揮できる今週になります。
時節柄、美味な飲食などをともなう交遊はしにくいのですが、気持ち的にはその傾向が強まりながらも、異性関係はもちろん実際には課題が生じて思いどおりにはいきにくい現状のときです。
結局のところ、対外的にどうこうよりも、セルフコントロールできているか、ご自分の内面の精神意識が運勢を決めていく今週また昨今です。
One-Point ◆ 水瓶宮に象意を持つ人の場合、そういった内面性や精神意識など、心の持ち方が“幸、不幸”や、“楽しみ”また“生きやすさ”につながっていく星まわりの今週になっています。
魚宮に象意を持つ人は、魚宮らしいイマジネーションやビジョンが現実を越えて超科学的な分野や不思議系の世界にまで、果てなく広がることになりやすい今週また昨今です。
必ずしも魚宮に象意を持つ人全員がそうなるというわけではなく生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)によって異なり、該当しない人もいますが、それでも今週は、ふだん以上に直観力やインスピレーションが強まりやすいときです。
ご自分らしい楽しい遊びや知的ゲーム、またアイデアやヒラメキが可能な今週なので、個人的にエンジョイされるとよいでしょう。
One-Point ◆ “個人的”には、上述のように想いや想像の世界を膨らませたり楽しむことができますが、“社会的”に異性関係や人間関係においては、思いどおりにはなりにくい今週だといえます。
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