宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.672 / 2020.03.16 〜 03.29


●隔週土曜日に更新予定です。
※2020年 3月14日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 今週をふくめて厳密には週明けの4月1日〜5日の前後は、“武漢ウイルス”(COVID-19)が“減少傾向”に向かうか、さらなる“パンデミック”に進むか「天王山」です。
星の動き ◆ 今週は、逆行から戻った水星が16日に魚宮に再入宮します。
20日の午後1時頃、太陽が牡羊宮に入宮します。「春分の日」です。
22日に土星が水瓶宮に入宮します。
山羊宮の火星&木星&冥王星は、三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)で、冥王星&今週後半の火星&土星もまた三重合(0/0/0度)です。
火星&木星&冥王星は、今週後半の牡牛宮の金星と三分(トライン=120度)です。
金星は水瓶宮のケレスと矩(スクエア=90度)です。
土星も牡牛宮の天王星と矩(90度)で、蟹宮のドラゴン・ヘッドと山羊宮のドラゴン・テールの衝(オポジション=180度)に、天王星と魚宮の水星が、調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
一方、この衝(180度)に太陽が軸となりT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
魚宮の海王星は金星と六分(セクスタイル=60度)です。
今週の月は、射手宮15度〜双子宮6度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮の前半に象意を持つ人は、ここ数年間の新たな人生への“転換期”を越えたといってよい今週以降になります。ただし、意識やメンタルがまだ変化していない場合は、相応に延長の可能性が残されます。
一方、天秤宮の後半に象意を持つ人は、今週前後は、どうにもこうにも動きづらい人生期のピークになりそうですが、逆に、自分自身を見つめなおしたり、深く考えてみるのによい今週です。
さらに申し上げますと、終盤をふくめてもいいのですが、天秤宮の最後のほうに象意を持つ人は、今週また昨今が“出直し”を模索するピークになっています。

One-Point ◆ さはさりながら、今週は、天秤宮全体的に基本的には“仕事”も“プライベート”も視野に今後の人生の方向性を仕事モードに改めるなど、相応ながら転換を試みるとよいじきです。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、実際的には年単位のタイムラグが生じますが、星のディレクションからは、ご自身の人生や生き方をかえりみられて、今後の人生の方向性をどう定めていくか、新たに模索していく人生期に入りました。
今週は、そういった想いや傾向が蠍宮全体的に出ることになりますが、初盤に象意を持つ人は、すでに実際に「人生の再出発」のディレクションがスタートする今週になりますので、過去は戻らないととらえたほうがよいでしょう。
加えて、蠍宮の前半、とくに初盤に象意を持つ人は、古い人間関係や組織関係が変化していく“関係変化”の人生期にある昨今です。

One-Point ◆ 初盤に象意を持つ人をメインとしたこれらのディレクションは、自分らしさを見出すための“転換期”の到来を意味しますので、過去を踏襲しようとするほど“試練”は大きくなります。


《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人の現在また昨今の運勢期は、第一に自分自身の内面性に意識やご関心をもつときで、第二に対外的な仕事や活動よりも、プライベートな側面をわれ知らずとも“重視”していく時期になっています。
良し悪しは関係がなく、どちらの側面が強まっていく運勢期かというときに、射手宮のみをみた場合、“自分”を意識して高めたり、磨いていくとよいということで、その方向に運勢がともなう昨今になっています。
射手宮のみをみた場合にそういうことなので、ほかに生まれもつ「運勢サイン(宮)」によっては、そのサイン(宮)の運勢も同時並行して受けていきます。

One-Point ◆ すべては「基本三数」によって成り立っていますので、ふつうは3つのサイン(宮)による“複合ディレクション”によって、「今週の運勢」をご参考にされることをおススメしています。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と後半に象意を持つ人に大きく分けて書きますと、おおむね次のようになります。
前半に象意を持つ人は、今週また昨今は、ご自身の“才能”また“個性”にスポットを当てて、もう一度、新たにご自分を見直していかれると同時に、ほかにない独自性を見出しつつ個性発揮をしていくときです。
一方、後半に象意を持つ人は、“気力”や“情動”が最大限にも高まる昨今で、とくに今週は活動的になる一方で、後半は異性関係への情熱が強まりますので、“武漢ウイルス”の時節柄、濃厚接触にはご注意が必要なときです。

One-Point ◆ 山羊宮にかぎらず、左欄の「全体傾向」に書きましたように、どちらに向かうか「天王山」のときなので、現実をみた行動が求められる今週また今後の数週間になっていきます。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、全体的には今週はご自分の周りや社会の現実また仕組みが相応ながら見えてくる人生期に入ったといえます。
ただし、実際的にそうなるのは、初盤に象意を持つ人たちで、中盤や終盤に象意を持つ人は、傾向や雰囲気(モード)にとどまり、実際にそうなっていくのは、象意ポイントによって異なり年単位のタイムラグが生じます。
そんな中でも、主に前半に象意を持つ人は、ご自分を見つめて模索していく人生期だったり、ご自分の“想い”や“考え”の中にわれ知らずとも浸られたり、“沈思黙考的”にマイペースにもなりやすい時期でしょう。

One-Point ◆ 一方、後半に象意を持つ人は、別の意味でご自分やプラオベートな生活の中にこもりやすい今週になりますし、異性への情動や情念を密かに持ちやすいときになっていくでしょう。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、極論していえば、他人は関係なく、ご自分の“イメージ”や“ビジョン”など自分なりの感性また感覚や直覚で過ごしやすい今週また昨今の人生期になっています。
もし、客観性をもたれておられる方であれば、それでいいのか自問自答されたり、相手や周囲を視野に入れた言動をできるようになりますので、両方のバランスをとっていかれることが可能になります。
その一方で、中盤や終盤に象意を持つ人をはじめとして他人に関係なくご自身の“想い”や“夢想”や“感性”の中でのみ生きておられる魚宮のかたの場合、良し悪しはともかくとして、われ知らずとも「現実無視」の言動に出やすいときです。

One-Point ◆ そうでなくても後者は、一生に一度の海王星の合(0度)のディレクションを受けておられる方が多いので、相応ながら“事実誤認”や“現実錯誤”に気をつけたほうがよい人生期です。



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