宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年11月23日アップ
全体傾向 ◆ 「組織運営変革の深化」のディレクションのピークが正式に動き出す今週です。
山羊宮が象わす“組織運営”をメインに、何らかの変化が避けられない時期に入りました。
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星の動き ◆ 今週は、26日に金星が山羊宮に入宮します。
同じく12月3日には、木星も山羊宮に入宮です。
木星と山羊宮のケレス&金星&ドラゴン・テールは三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)で、牡牛宮の天王星と蠍宮の火星の衝(オポジション=180度)に対して、調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をとります。
同時に、蟹宮のドラゴン・ヘッドと衝(180度)で、火星が調停(60/120/180)をとります。
山羊宮の土星&冥王星の合(0度)は、海王星と蠍宮の水星と小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
山羊宮に6つの星が大会合(ステリウム)で、残りの星が何らかのアスペクトでかかわる今週です。
今週の月は、蠍宮5度〜牡牛宮3度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮に象意を持つ人は、左欄の「今週の全体傾向」に書きましたとおり、いよいよ正式に動きだした「組織運営変革の深化」のピークをモロに受けるサイン(宮)の一つになります。
委細は生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって若干なりとも異なってくるのですが、天秤宮全体的なディレクションとして端的に申し上げますと、もはや過去の生き方や状況がいっそう通用しにくくなっていきます。
そのぶん、ご自身の「深層の精神意識」(霊性)といった内面性を高めて、正々堂々の生き方を心がけることで運勢ダウンを防げます。
One-Point ◆ 天秤宮としては総じて上述のような時期にありますので、個別には天秤宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」をご参照されていただくとよいのですが、天秤宮は天秤宮です。
蠍宮に象意を持つ人は、何らかの“見えない力”や“運命的な働き”を感じやすい、今週の「組織運営変革の深化」のピークが正式に動きだした昨今また今後のピークの時期になりやすいでしょう。
そんな中で、蠍宮の初盤に象意を持つ人は、気力ややる気をもって“信念”を強めていく今週また昨今ながら、人によっては“上司”や“目上の人”または“権威者”への反発や対立を起こしやすくなるときです。
とくに初盤に象意を持つ人は、昨今の人生期は「転職」や「退職」など、“組織関係の変化”の火種を潜伏させているときなので、いつ表層化してもおかしくないときです。
One-Point ◆ 蠍宮の後半に象意を持つ人は、形而上的な神秘世界へのご関心を含めて、“イメージ”や“ビジョン”が広がり、バーチャル・コミュニケーションや情報交流が活性化する今週です。
射手宮に象意を持つ人は、良し悪しは別として、現実の自分自身や実際的な日常生活に、正式に動きだした「組織運営変革の深化」のピークのディレクションを受けやすくなっていきます。
射手宮としてはそういうことで、射手宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」によっては、何らかの分野でこれまでとは異なったあり方が生じることもありえますので、日常生活を含めて意識されながら、俊敏にご対応されるとよいでしょう。
今週、その際に注意すべきは、“理想”や“ビジョン”を描くのはよいのですが、“幻想”や“思い込み”また“現実錯誤”に気をつけられるとよいでしょう。
One-Point ◆ ある意味、これまでの活動の結果がいずれにも現われてくることになりやすい今週また昨今なので、クールに事実や現実をみられて客観視した評価や対応が必要になります。
山羊宮に象意を持つ人は、6つもの星が大会合(ステリウム)を形成し、ほかの星も何らかのアスペクトによってかかわる今週です。
そのぶん、良し悪しはともかく、生まれもつ山羊宮らしさが強調されて現われることになりますので、視野を広く、また柔軟にもたれて、適宜適切なケース・バイ・ケースでのご判断や対応をされるとよいでしょう。
逆にいえば、すべての星がかかわると、「こうすればよい」といった決まりはないともいえますので、臨機応変に対応できる見識や実力や精神管理など、真価が試される今週また昨今になっていきます。
One-Point ◆ ということで、今週は象意ポイントや山羊宮以外の運勢サイン(宮)によって個々別々に星のディレクションは相応に異なり、その動きにそった各自の主体的な対応が必要です。
水瓶宮に象意を持つ人は、極論すれば、これまでの人生の結果が良し悪しはともかく現われていくときで、それによって新たな自分自身や新たな人生の方向性を模索し、再スタートさせる人生期になります。
ある意味、過去の総決算ともいえる時期でもありますので、そんな見えない精神意識(霊性)の世界や状態から、新たな“理想”や“ビジョン”また“目的”や“方向性”などを相応に見出していかれるとよいでしょう。
それは今週のみにかぎりませんので、あせる必要はないのですが、「総決算と新たな再出発」はセットになっていますのでご留意ください。
One-Point ◆ 左欄の「今週の全体傾向」で述べましたように、「組織運営変革の深化」のピークが正式に動きだした今週また昨今なので、ご自身にかぎらず社会の動きも注視されてください。
魚宮に象意を持つ人は、「組織運営変革の深化」のピークのディレクションが正式に動きだしたことによって、所属する“グループ”や“組織”が、相応に組織変革や態勢変化また運営のあり方などが変わっていくときになります。
“良い”とか“悪い”とかは関係がなく、あえて「善悪」で申し上げるとすれば、過去の状態を維持しようとすることは悪く、試行錯誤でもとりあえず対応(変化)していくことが良いというディレクションの時期にあります。
いわば、「変化」に対応しなければ“滅びる”といった傾向があるために、“座して死を待つ”よりも、変化しながら活路や正解を見出すことで未来が開けるときです。
One-Point ◆ 12サイン(宮)のなかで、“ベスト1”だけど不安定さのある立場ではなく、いわば安定の「ベスト2」(実質ベスト1)の位置が、今週また昨今の魚宮の運勢になっているときです。
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