宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.640 / 2019.08.05 〜 08.18


●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 8月 3日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ TOPクラスの運命的な恋愛や結婚が話題になりそうです。
また、全員ではなくても否応ない展開が起こりやすい今週です。
星の動き ◆ 今週は、11日に木星が射手宮14度で順行に戻ります。
同日、天王星は牡牛宮6度で逆行に転じます。
翌12日に水星が獅子宮に入宮し、18日には火星が乙女宮に入宮します。
火星は、獅子宮の太陽と合(コンジャンクション=0度)で、今週後半は射手宮のケレスと矩(スクエア=90度)です。
水星は、今週後半にケレスと三分(トライン=120度)をとりはじめ、さらに牡牛宮の天王星と矩(90度)をとりはじめます。
蟹宮のドラゴン・ヘッドは、山羊宮で三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)の土星&冥王星&ドラゴン・テールと衝(オポジション=180度)で、これに魚宮の海王星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
海王星は射手宮の木星と矩(90度)で、木星は獅子宮で合(0度)の太陽&金星と三分(120度)です。
太陽&金星は、一時的に海王星と冥王星を底辺とするYOD(ヨッド=60/150/150度)の頂点をとります。
今週の月は、天秤宮0度〜魚宮29度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、サークルなどの仲間内や組織などの中心的な人物と否応なく運命的ともいえる恋愛や結婚をはじめとした異性関係のかかわりをもつことが起こりそうな今週です。
天秤宮の全員がそうだというわけではありませんが、だからといって、どこか“勘違い”や“思い込み”や、または“過度な期待”といった兆候がなくはないときなので、地に足を着けて対応されると間違いをふせげるでしょう。
いずれにしても、大半の方がそれぞれにかたちはどうであれ“新たな人生のスタート”を模索していくことになる運勢期にあります

One-Point ◆ そういったことにも関係して、今週の運勢は訪れますので、これまでとは異なった新たな目標や方向性を見出されるなど、過去にはこだわり過ぎないほうが天運がともなうときです。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、全員ではないとしても、恋愛や結婚といった異性関係の出来事が、多少の幻想や理想をともないながら、否応なく運命(宿命)的に現実のものとなっていく今週になります。
生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって、状況は異なってきますが、だいたいはTOPクラスの立場の人とかかわりをもった目を引くものや、豪華だったりハデなものになりやすいでしょう。
それが、たとえ世間体を意識したり、見せ掛けだったり、政略的なものだったとしても、一世一代の“ショーアップ”になりそうです。

One-Point ◆ 蠍宮の前半に象意を持つ人は、人間関係や組織関係の変化をともなう人生期にありますので、そのディレクションともあいまって、否応なく人生の方向転換となる方もいるでしょう。


《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、今週は「射手宮の射手宮による射手宮のための“ディレクション”」となっていくときです。
“ディレクション”の部分には、射手宮らしい“気ままさ”や“おおらかさ”といった“楽観性”にはじまり、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって、人それぞれに否応なく運命(宿命)的な出来事が相当する想いや出来事になります。
代表的な一例を挙げますと、どこまで現実化するかはともかく、“妄想”や“願望”などをふくめて、恋愛や結婚をはじめとした異性関係にかかわるものをはじめとして、ご自身の“あるべき理想像”に否応なく向かうものになります。

One-Point ◆ さらに申し上げますと、昨今の「組織運営変革の深化」がピークを迎えるディレクションや「深層の精神意識」などスピ的なものによって、“ディレクション”に向かう今週になっています。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、大半の方は“プラス方向”にとらえていいのですが、ビッグバンのような質量転換ともいえる“生まれ変わり”の今週です。
もともと昨今は、10数年単位のロングスパンで「自己変革」のディレクションを受けている方が多いのですが、それを象徴する1つの出来事となりそうなのが今週前後で、あるべきご自身本来の理想像を目指すときです。
多少の“夢”や“願望”が混じるのは仕方ありませんし、基本、地に足を着け過ぎる山羊宮なので、“楽観的”なくらいで今週はちょうどよく、人は体験することで伸びていきますので、割り切って“変容”してみるのもよいでしょう。

One-Point ◆ それが、“自分自身”にとどまらずに、身近な“パートナー”といった恋愛や結婚などの異性関係に向かって、否応なく、なかば運命(宿命)的に引き起こされる方もいるでしょう。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人をはじめとして、昨今はご自身の才能や個性など自分自身を見つめ直して、“新たなスタート”を模索するなり、相応に生まれ変わっていく時期にあります。
そのうえ今週は、異性関係をはじめとしたパートナーシップをふくめて、今後の仕事や対外的に社会でご活躍されるために、否応なく“理想の自己像”を見出して方向転換していく運命的なときにもなっています。
多少の“夢”や“理想”がふくまれてもいいのですが、水瓶宮らしい“自由”を尊重した組織化や新体制を目標にされていくのもありえます。

One-Point ◆ 生まれもつ「異性運」や「パートナー運」によって個々に異なりますが、“運命的な出会い”をはじめ、“恋愛”や“結婚”などの異性関係に、否応なく向かうことが起こりえる今週です。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、ある意味、今週は“ミラクル”な出来事が起きてもおかしくないときです。
生まれもつホロスコープ(出生天球図)の状態によって、その分野は異なりますが、あえて共通的にいえば、魚宮らしい“感性”や“直観力”や“イマジネーション”などの“霊感的”ともいえるスキルが否応なく発揮されて、現実化していくものになります。
一般的には、“おもてなし”の精神やスキル、また“異性”や“情愛”に関する魚宮らしいご自身のスキルが、仕事などの対外的な社会活動に反映されて、実力の発揮をはじめ組織の受注拡大などの発展につながっていきます。

One-Point ◆ 人為や人間のしわざどうこうというのではなく、今週は運命(宿命)的に否応なくもたらされますので、いわば魚宮らしくあってこそ、そういった“ミラクル”を体験することになります。



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