宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 7月20日アップ
全体傾向 ◆ 今週は“妄動”と“静観”との両方の動きが否応なく起こります。
波乱が多く思うようにはいかなくても、イザとなれば底力を発揮できます。
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星の動き ◆ 今週は23日のお昼12時頃、太陽が獅子宮に入宮します。
28日には金星も獅子宮に入宮です。
月末31日に蟹宮24度で水星が順行に戻ります。
それまで水星は、太陽&金星と合(コンジャンクション=0度)です。
また、太陽&金星&水星は、射手宮のケレスと三分(トライン=120度)です。
さらに、水星は山羊宮の冥王星と衝(オポジション=180度)で、蟹宮のドラゴン・ヘッドは、山羊宮で三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)の土星&冥王星&ドラゴン・テールと衝(180度)です。
これらには魚宮の海王星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
海王星は射手宮の木星と矩(スクエア=90度)で、牡牛宮の天王星は太陽と今週後半の金星と矩(90度)です。
太陽は、今週中頃すぎに獅子宮の火星と合(0度)をとりはじめます。
今週の月は、魚宮20度〜天秤宮0度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮に象意を持つ人は、内面のポテンシャルが高く、上司の覚えや職場での人気も恵まれがちな今週で、ただどこか反抗心が芽生えたり、今一歩、本気になりにくい今週だといえます。
昨今は、内面的にも現実的にも人生の再スタートを図らなければならない“課題”を抱えた人生期にあることから、少なからずその影響が仕事や交友関係にもあらわれるためです。
とはいえ、運や実力がないというのではなく、今週はイザという事態に直面すれば、ポテンシャルは高いので底力を発揮していくことができます。
One-Point ◆ もっとも、社会や世の中が全般的に騒がしく、波乱ぶくみの昨今なので、天秤宮だけ例外というわけにはいかないことから、焦らず静観されたり、“無”になられるのもよいでしょう。
蠍宮に象意を持つ人は、昨今は何かと多忙だったり、仕事で実力が発揮できて良し悪しはともかく、活気づくことになる今週です。
ただ、世の中全体が波乱ぶくみなので、とくに蠍宮の前半に象意を持つ人の場合、突然の異性関係の変化や、上司との対立をはじめとした組織関係にも変化が生じやすいので気力の空回りには注意が必要です。
今週は、人によっては否応なく“妄動”に走ったり、逆にに“静観”せざるをえない状況に陥りますので、激情にかられたり、軽はずみに衝動で行動すると、せっかくの“舞台”を壊してしまうことになりかねません。
One-Point ◆ ちょうど、運の良いときやパワーがあるときほど、高い見識をもった判断や緻密なコントロールが必要なので、それができるかできないかで、運勢は両極に分かれる今週です。
射手宮に象意を持つ人は、射手宮らしくおおらかかつ寛容にとらえられて、コセコセしたりせず、軽挙妄動や現実錯誤にご注意されて、想いとパワーをコントロールされるとよいときです。
というのも、左欄の「全体傾向」に書きましたように、社会的に否応なく“妄動”か“静観”か、両極に分かれて言動したり、その狭間で“迷い”や“混乱”が生じながらも、行動せざるをえなかったりと、射手宮にかぎらずなっているためです。
なので、射手宮らしさを発揮されて成り行きを受け入れたり、鷹揚に「静観のかまえ」でいるのも結果として悪くはありません。
One-Point ◆ そんなこんなで、多少の動きづらさがあったとしても、内面のポテンシャルは高いときなので、もしイザという事態に直面すれば、パワーを発揮して対処できる今週の射手宮です。
山羊宮に象意を持つ人は、一般的には昨今の現状や事態をクールに見抜かれて、一部の人々の軽挙妄動を尻目に、否応なく冷静に“静観”して、対応していかざるをえない今週です。
ただ山羊宮に象意を持つ人のなかでも、ごく一部の人においては、事態を打開しようと焦ったり、否応なく“妄動”されてしまい、かえって事態を悪化させることにつながりかねないことも起こりえる今週です。
山羊宮にかぎらず世の中事態が複雑で波乱ぶくみなので、焦って動くくらいなら、まだ何もせずにいたほうがよいケースもあります。
One-Point ◆ もともと、“底力”や“実力”がある山羊宮なので、慎重なのはよいとしても、必要以上に悲観した想いや思考になると、イザというときの「力」さえも発揮できにくくなりかねません。
水瓶宮に象意を持つ人は、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって分野や内実は異なりますが、今週は否応なくパートナーやクライアントなど相手にむかって動かざるをえないときになります。
昨今は、水瓶宮の前半に象意を持つ人をはじめとして、ご自身の内面性を生まれ変わらせていく人生期にありますが、今週は意識や行動パターンを変えて言動せざるをえない事態が招来しそうです。
ただ良し悪しはともかく、“理想論”や“妄動”が含まれるケースがありますし、同時に“クール”に“現実的”(実務的)にも否応なく対応せざるをえない星まわりのときです。
One-Point ◆ 実力や見識のあるかたほど、後者や“静観”傾向が強くなりますが、一方では、単なる“幻想”や“軽挙妄動”に否応なく走って、トラブルを招くこともありえますのでご注意ください。
魚宮に象意を持つ人は、社会運や仕事運が“ある”とも“ない”ともいえる「万事塞翁が馬」状態の複雑な星めぐりの今週になっています。
魚宮らしく“イマジネーション”や“クリエイティブ”なスキルを否応なく発揮されて、仕事や社会活動を拡大していけるのはよいのですが、それが思いどおりにはいかずトラブル交じりになることもありえる昨今です。
ただ、魚宮のなかでも生まれもつホロスコープ(出生天球図)によっては、“冷静沈着”にクールにスキルや実力また見識を発揮されて、業務の拡大や社会での実力発揮につなげていくこともできるときです。
One-Point ◆ 否応なくスキルを発揮されていかかざるをえない今週なので、“勘違い”や“妄動”か、それとも“現実認識”や“実力”か、その狭間で混乱されたり迷われる方もおられるときです。
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