宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 7月 6日アップ
全体傾向 ◆ 空と海での対立や事故が起こりやすい今週です。
また、今週中頃をさかいに、前半期以前と後半期以降とで、少なからず状況変化が生じやすくなっています
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星の動き ◆ 今週は、17日にケレスが射手宮0度で順行に戻ります。
逆行中の水星は、19日に蟹宮に戻ります。
水星とケレスは三分(120度)です。
今週前半の水星は、獅子宮の火星と合(コンジャンクション=0度)で、蟹宮に戻るまで水星は、火星とともに、牡牛宮の天王星と矩(スクエア=90度)です。
蟹宮の太陽&金星&ドラゴン・ヘッドの三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)は、山羊宮の土星&冥王星&ドラゴン・テールの三重合(0/0/0度)と衝(オポジション=180度)で、これに魚宮の海王星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
海王星は射手宮の木星と矩(90度)です。
今週の月は、乙女宮20度〜魚宮20度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮に象意を持つ人は、天秤宮らしさが強まり、魅力が高まることによって、職場や社会でモテたり、華やかさがでてくる今週です。
その一方で、妬みや嫉みなど、人によってどこまでオモテに出すかは異なりますが、快く思わない人もいて、“仲良しこよし”のふりをしただけで、火花を散らすことが起こらないとはいえないでしょう。
もっとも、周囲との調和を図ろうとする天秤宮なので、気づいても気づかないふりをしたり、中には善意でとらえてしまいやすい人ほど、本当に気づかないまま“好い”勘違いした天然ぶりを発揮することもありそうな今週です。
One-Point ◆ そんなこんなで、「顔で笑って、心で泣く」といったことも起こりえる昨今なので、今週は知らぬふりしたまま、あえてボケたり、善意でとらえたり、夢を描くほうが“幸せ”なときです。
蠍宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが“恋愛モード”が高まっていく人が多くみられる今週で、それによって、ご自身の変化をはじめ、周囲との関係変化が起こりやすくなっています。
ただし、“恋愛モード”にもさまざまなパターンがありますので、妄想や空想をふくめた片思いと、同時に、それを現実化してチャンスをものにして活かすこともできる可能性もあるなど、現実的には個々に違いがでそうです。
いずれにしましても、蠍宮の前半に象意を持つ人ほど、上述の恋愛関係をふくめて、仕事や社会活動の場での組織関係の変化も起こりやすい人生期にあるときです。
One-Point ◆ 今週また昨今は、職場での実力発揮もそうですが、上司への反発やトラブルも起こりやすく、蠍宮全体をみても意見の相違や口論に気をつけておかれるとよい今週になっています。
射手宮に象意を持つ人は、全体的な傾向として申し上げますと、気分よく楽天的に過ごせる昨今なので、強いてどうこうするというよりも、どちらかといえば、成り行き任せで過ごしやすい今週また昨今です。
とはいえ、ふだんはそうだったとしてもイザという事態に直面すれば、良し悪しは別にして、アイデアややる気や計略を果敢に発揮されて、対応できる底力やポテンシャルを秘めている今週前後だといえます。
中盤に象意を持つ人をはじめとして、どこか“浮世離れ”した地に足がついていない感覚の中にあるこのごろなので、ご本人は“楽しく”過ごせそうなときです。
One-Point ◆ 人生はいろんなディレクションの時期がありますので、それらを楽しんだり受け入れて経験を広めたり深めていくことは必要なので、そんな“お気楽モード”も悪いとはいえません。
山羊宮に象意を持つ人は、ご自身の現状や理想またビジョンと周囲の状況とのあいだに、少なからずギャップが生じかねませんが、なんとなくでいえば、なんとかなっていくことになる今週また昨今です。
もっとも、山羊宮に象意を持つ人の多くは現在、ご自分をとりまく周囲の状況や社会の仕組みがよく見えてくる人生期にありますので、誤魔化すことなくシビアにとらえて、手を打っていくことは可能です。
そういったときなので今週は、現状をみつめながら、“自己変革”を視野に、「理想の自己像」やあるべき「ビジョン」を描かれるのもよいでしょう。
One-Point ◆ 現実の環境をみれば、社会や世界の対立は激しいものの、見せかけの“平和”が保たれている昨今なので、良し悪しはともかく今週中頃を期に情勢変化が起こることもありえます。
水瓶宮に象意を持つ人は、ご自分の理想や目的を明確にされて、それらを達成していくために必要なスキルやノウハウを身につけられたり、構想やビジョンを描かれていくとよい昨今になっています。
そういったことをふくめて今週は、とらえ方や考え方、また意識や行動パターンを転換されていかれるとよいでしょう。
水瓶宮の前半に象意を持つ人は、われ知らずともご自身の内面にこもりがちな傾向がでるときなので、他人や周囲への配慮をなおざりにしやすい自分から、社会への責任を果たそうとする意識へ、転換を心がけるとよいときです。
One-Point ◆ 一方、水瓶宮の後半に象意を持つ人は、良し悪しはともかく自分自身次第で動ける今週なので、運勢的には、水瓶宮以外の運勢サイン(宮)を必要に応じてご参照ください。
魚宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、今週は“恋愛気運”が高まったり、異性への想いや想像がふくらんで、なかにはそれが、実際の出会いや恋愛に結びつくこともありえる今週です。
ただ、昨今の人生期は、もはやディレクションを抜けでた人もいますが、意識が果てしなく広がったり、地上の現実を超えて、非日常的な世界や、妄想に近い“空想世界”にまで無意識のまま思い描きやすくなっています。
そういったディレクションが、今週は異性関係にまで影響しやすくなり、たとえば失恋も恋愛成就もまじえた大きな変化をもたらすことになりかねない時期です。
One-Point ◆ もっとも「幸福」は、他人が決めることではなく、ご自分が主観的に感じるものなので、一般的な魚宮にとって、現実がどうであろうと“幸せ”と感じられればそれでいいでしょう。
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