宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 6月 8日アップ
全体傾向 ◆ 今週は、サイン(宮)よりも出生時間の違いによるハウス(室)の影響のほうが大きいかたが大半です。
それゆえ、厳密にはハウス(室)もみないと運勢は語れません。
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星の動き ◆ 今週は、22日の午前1時頃に太陽が蟹宮に入宮します。
その2日あたり前まで太陽は、射手宮の木星と衝(オポジション=180度)で、これに魚宮の海王星が軸となったT矩(Tスクエア=90/90/180度)が形成されます。
海王星はまた、蟹宮で三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)の水星&火星&ドラゴン・ヘッドと衝(180度)のこれまた山羊宮で三重合(0/0/0度)の土星&冥王星&ドラゴン・テールに調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
今週前半は、双子宮の金星と射手宮のケレスが衝(180度)です。
牡牛宮の天王星は、今週後半の太陽と六分(セクスタイル=60度)です。
今週の月は、乙女宮10度〜魚宮12度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが仕事をはじめとした社会活動と、プライベートな内面性をはじめとしたご自身の現状との間に、ギャップを抱くことになりかねない今週また昨今です。
とはいえ、観念的に夢や幻想のなかで生きておられるかたほど、それを感じにくくく、また感じたとしてもあまり気にされないことになるときです。
それはいいのですが、その場合は、一方で、“ケアレスミス”を起こしやすくなりますし、さらには、気を抜いたり注意力散漫になると、それなりの問題や事故を起こしかねませんので、念のためにご注意をしておかれるとよいでしょう。
One-Point ◆ さはさりながら、今週はサイン(宮)よりも出生時間の違いによるハウス(室)の影響が大きいので、厳密にはハウス(室)もあわせてみないと、運勢を語れないときになっています。
蠍宮に象意を持つ人は、ご自分のおかれた現実と心の中の想いといった内面に、相応のギャップが生じやすいかたがいますので、今ひとつやるべきことや方向性が定まりにくいかもしれません。
とはいえ、昨今はどこか地に足が着いていなかったり、夢や理想や観念的にも言動されやすい人生期に、約半数のかたがいらっしゃいますので、上述の現状をさほど気にされてないことも起こりえます。
それはそれで良し悪しになりますので、その場合は、一方で“ケアレスミス”を起こしやすくなることがありますので、気を緩めすぎないほうがよいときだといえます。
One-Point ◆ ただし、今週はサイン(宮)よりも出生時間の違いによるハウス(室)の影響のほうが大きいときなので、ハウス(室)の状態もみないと正しい運勢は語れない今週になっています。
射手宮に象意を持つ人は、ご自分の気分や想いが、良し悪しはともかく、いずれの方向にも現状を決めていく昨今になっています。
たちえば、ご自身をふくめてお相手や周囲の人々の課題や問題を解決に導いていくことがありますが、その一方で、同時に新たな課題や問題をご自身に生みかねない今週とその前後ともなりそうです。
それはいいのですが、今週は、意識や目的を仕事や社会活動の方向に転換されていかれるとよいときでもありますので、今後、どのような方向で進んでいかれるか、“理想の自己像”を描いていかれるのもよいでしょう。
One-Point ◆ もっとも、今週はサイン(宮)よりも、出生時間の違いによるハウス(室)の影響のほうが大きいときなので、上述をふくめて、厳密にはハウス(室)をみないと運勢は語れません。
山羊宮に象意を持つ人は、全員ではなくても大半のかたが、ご自分をとりまく現状を注意深く掌握されつつ、どんな意識や考えで人生の方向転換をすべきか、イメージしたりビジョンを描くことになるでしょう。
それは、いわば自己変革をふくめて、仕事や社会活動で、使命や責任を果たしていく方向でお考えになるとよい今週だといえます。
それはそれで必要ゆえにそれもいいのですが、単なる思い付きにならないように、ご自分の技能とイメージされるビジョンの実現の可能性を、客観的かつクールに比較判断されるとよい昨今です。
One-Point ◆ それはそれとして、今週はサイン(宮)よりも出生時間の違いによるハウス(室)の影響のほうが大きいときなので、厳密にはハウス(室)による運勢のご判断も必要だといえます。
水瓶宮に象意を持つ人は、イメージや理想また計画されておられることと、ご自身の知識や実力またスキルとのギャップがあれば、それを埋めるためにどうすべきか構想を練られるとよいときです。
さはさりながら、そのことが組織や社会のつとめをご自分が果たす障害にならないようにも気をつけなければならない今週です。
水瓶宮の前半に象意を持つ人は、“自分自身”とその“足元”や“深層の精神意識”(霊性)といった、よって立つ“基盤”を一から見直されるなど、内面性の再出発をされるとよい人生期にあります。
One-Point ◆ そういったこともふくめて今週は、サイン(宮)よりも出生時間の違いによるハウス(室)の影響が大きいときなので、厳密にはハウス(室)による運勢判断が必要なときになります。
魚宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかくとして、今週また昨今の出来事や情勢を左右する“キーパーソン”の一人となる可能性があります。
昨今の“激変”しがちな組織や社会と、それに振り回されかねない個々人のギャップを埋めたり、バランスをとって調整されたり、また同情や慰めをかけるなど社会の“潤滑油”の役割を果たされるときです。
それはよいことですし、そうなのですが、一方では同時に、ご自分の多忙なお仕事とご自身の深層の精神意識などのメンタリティーといったご自身のバランスがおろそかにならないようにも気をつけておきましょう。
One-Point ◆ 上述のことに併せて、今週は、サイン(宮)よりも、出生時間の違いによるハウス(室)の影響が大きいときなので、厳密にいえばハウス(室)もみないと運勢は語れないときです。
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