宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 4月13日アップ
全体傾向 ◆ 相手の言葉が耳に入らなかったり、客観的な状況が読めなかったりするときで、お互いに自己主張をしやすいときです。なので、和解や示談もむずかしいでしょう。
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星の動き ◆ 今週は、17日に水星が牡羊宮に入宮し、双子宮の火星と交歓(ミューチュアル・リセプション)を形成します。
20日の夕方6時頃に、太陽が牡牛宮に入宮です。
太陽は牡牛宮の天王星と合(コンジャンクション=0度)です。
翌21日には、金星が牡羊宮に入宮します。
金星と水星も合(0度)です。
蟹宮のドラゴン・ヘッドと、山羊宮で三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)の土星&冥王星&ドラゴン・テールが衝(オポジション=180度)です。
これに魚宮の海王星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけ、その一方で、今週前半の太陽が軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
火星と射手宮のケレスは衝(180度)で、こちらは海王星が軸になってT矩(90/90/180度)を形成します。
太陽と木星は三分(トライン=120度)です。
今週の月は、獅子宮18度〜水瓶宮26度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮の初盤に象意を持つ人は、異性関係が活発になったり、相手のことが気になったり、または新たな情報を得るなど、少なからず表面化していく方向で関係変化が生じやすい今週です。
一方、天秤宮の中盤や終盤に象意を持つ人は、ご自身の深層の精神意識面を見つめて宗教やスピ系に関心を示したり、逆にご自身の現実を足元から見直して、過去に別れを告げるなど心機一転が必要な昨今の人生期にあります。
とくに、終盤や最後のほうに象意を持つ人は、身近なパートナーとの別れや結婚、また退職や転職といった関係変化をともなう昨今になっています。
One-Point ◆ 星のディレクションは、短期で終わるものと長期にわたるものがありますし、生まれもつホロスコープによっては、今週とはかぎらず、タイムラグがそれ相応に生じるのがふつうです。
蠍宮に象意を持つ人は、若干、複雑な星のディレクションを受ける今週になりますので、“情動”だけで動かれるのではなく、ご自身をコントロールして、四方八方を見ながらクールなご判断や言動が必要なときです。
たとえば、感覚だけで行動された場合、たしかにうまくいくために行なうのですが、それが一方では、誤解やさらなる問題を生むことにつながることがある今週です。
逆パターンも同様で、われ知らず誤解した考えや言動が、一方ではご自身の評価につながったり、別問題の解決を促進したりと、誤解や善意が思わぬ成果をあげることも起こりえる今週また昨今になっています。
One-Point ◆ その点では、蠍宮の初盤に象意を持つ人は、よくいえば“信念”が強まりますが、そうでなければ妥協しない“自我主張”が強まる昨今なので、人間関係にご注意しましょう。
射手宮に象意を持つ人の多くは、良し悪しはともかく、“勘違い”や“誤解”また“善意”が、昨今のご自身の方向性を見誤らせることがある一方で、現状打開の道をひらくことにつながることもある複雑な今週です。
いずれにしても、今週また今月前後は、これまでの“考え”や“言動”を転換したり改めるのによいときで、今後、ご自身がどのように対外的に仕事をこなし、また社会に貢献していくか、今後の“使命”を客観視してみましょう。
ご自分の内面の世界から将来の社会活動に視座をうつして、どのようにすべきかご検討されると、近い将来に運勢がめぐってきます。
One-Point ◆ 射手宮の後半に象意を持つ人は、前向きで楽観的なのはよいのですが、イージーになりすぎて、気ままな気分で自己主張や行動をされると、“トラブルメーカー”になる今週です。
山羊宮の初盤また前半に象意を持つ人は、安易に自己主張をしたり動くと、トラブルを招いたり炎上しやすいために、今週は“独り”を楽しまれたり、ご自分の世界で過ごしていくことになるときです。
それが“悪い”という意味ではなく、昨今は華々しくご活躍されるというよりも、ご自身の精神面や内面性を見直されたり、考えてみられるなど、個人的に再スタートや出直しを図られるのによい今週です。
山羊宮の中盤や終盤に象意を持つ人の中には、目からウロコといえるほど昨今は世の中や社会の仕組みが見えるときで、自己変革が起こる人生期にあります。
One-Point ◆ 星のディレクションは、短期で終わるものと、長期にわたるものがありますし、生まれもつホロスコープによっては、タイムラグが相応に生じつつディレクションを受けていきます。
水瓶宮に象意を持つ人は、直接のディレクションというより、いくぶんゆるやかで漠然としたディレクションになりますが、ご自分の考えや信念また自己主張が強まりがちな今週また昨今です。
それ自体はよいのですが、つい出来事や問題にひと言を発して、場合によっては、余計に炎上させたり、トラブルを生む可能性がなくはありません。
そのため、相手や世間にむけて何かお考えを述べられる場合は、四方八方の立場をよくよく客観的かつ冷静に検証されたうえで、機転を利かせた“クール”な表現や言い回しで、波風を立てないほうがよいでしょう。
One-Point ◆ それはともかく今週は、無意識のうちに“自我意識”が強まりますし、辛らつなひと言を発したり、人によっては喧嘩っ早くなるケースも起こりえますので、内面の力量が問われます。
魚宮に象意を持つ大半の人は、われ知らず昨今は感覚だけで動くことが多く、それが“悪い”のではありませんが、“勘違い”や“誤解”をしたり、“善意”の言動をされることが、トラブルを生んだり、逆に問題解決につながったりする複雑なときです。
一例としては、仕事運や社会運はキテいるのに、今ひとつ本気モードになれず感覚的になったり、逆に組織やご自分また社員の問題解決や協調につながったり、人智では図れない今週また昨今です。
そういう時期なので、いっそのこと無私の精神をもって、理屈を超えた直感を働かせ真実を突くのも、魚宮らしい方法なのかもしれません。
One-Point ◆ 今週は頭で考えようとしても、また何かを行動しようとされても、それができにくかったり、突飛な考えや思いつき、またヒラメキだけで終わりやすいディレクションのときになります。
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