宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 3月30日アップ
全体傾向 ◆ 判断や対応のむずかしい今週です。
ジタバタしたり、助けようと思うと、逆に火に油を注ぎかねません。それは無関心も同様でしょう。
今週は、渦中にあって熱くなる人と、無関心や厭世観を抱く人に分かれます。
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星の動き ◆ 今週は、4月8日にケレスが射手宮14度で逆行に転じます。
翌々日の10日には木星も射手宮24度で逆行に転じます。
ケレスは、魚宮で三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)の金星&海王星&今週前半の水星と矩(スクエア=90度)です。
木星は、海王星&水星とのみ矩(90度)です。
ケレスも木星も、牡羊宮の太陽と三分(トライン=120度)です。
山羊宮の土星&冥王星&ドラゴン・テールも三重合(0度)で、蟹宮のドラゴン・ヘッドと衝(オポジション=180度)。
これに対して、海王星&水星と今週後半の金星が、調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
その一方で、太陽を軸にしたT矩(Tスクエア=90/90/180度)が形成されます。
牡牛宮の天王星と双子宮の火星はノーアスペクトです。
今週の月は、水瓶宮18度〜獅子宮18度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮に象意を持つ人は、事態の打開をはかろうと想いや考えをめぐらすことになりそうですが、左欄の「今週の全体傾向」をご参照に、緻密な対応をされるのみならず、異なるスタンスから理解されるとよいでしょう。
“敵”またパートナーや上司などのTOPは、オモテとウラが異なることがありますし、公私ともに一筋縄ではいきにくい今週また昨今になっています。
天秤宮のみがそのような時期ではないのですが、天秤宮の中盤や終盤に象意を持つ人の場合、人生の転換点にあって再出発をはかるべき人生期なので、一度、既成の考えをやめて、“事実”から考えてみるときです。
One-Point ◆ 過去の状態をそのまま維持しようとするほど深みにはまっていく時期なので、過去の自分を捨てて、新たな道を考えたほうが、思い切ったビジョンや新しい道が見えてきます。
蠍宮に象意を持つ人は、総じていえば、これまでの歩みや言動など、良し悪しはともかく過去の行ないが、“現実”の結果としてもたらされたり、現われやすい今週また昨今の人生期です。
これまで正々堂々と人の道を踏み外さずに、真摯で真面目な姿勢で努力をされて歩んでこられたかたの場合、上司とのトラブルや技術的な問題が起きても、誰かが助けてくれるなど相応ながら解決の糸口を見出せます。
ですが、そうでない場合、スケープゴートにせよ、または引責辞任のようなカタチにせよ、人事異動や退職といった辞令や、関係変化の出来事が起きるときです。
One-Point ◆ ただし、必ずしもそれが“悪い”とはいえず、「災い転じて福となす」という言葉があるように、長い人生においては、本来のご自分を見つけていくチャンスへの転機だったりします。
射手宮に象意を持つ人は、必ずしも“悪い”というわけではありませんが、左欄の「今週の全体傾向」に書きましたように、焦って動いたり、ヘタな手を打ったりすると、かえってこじらせることになりかねないときです。
世間や周囲は、ご自身の思いや考えとは異なる方向に動きやすい今週また昨今なので、過去とは異なる視点や視座をもって、行動の転換を図っていくとよいでしょう。
そのため、ここは持ち前の楽天性や、ご自分を捨ててもなんとかなるといった、社会貢献や大義に立った前向きなお気持ちで、善意や情愛や高い見識をもって動かれるか、もしくは静かに内省をされるとよいときです。
One-Point ◆ 射手宮にかぎらず、今週は全体的に思惑どおりにはいきにくい星まわりなので、“逆転の発想”をされてみられるのもよく、案外とそこに将来につながる道が見みえてきたりします。
山羊宮の初盤に象意を持つ人は、ご自分らしい独自の道を見出される昨今で、独立独歩の道を進まれていかれるとよい人生期にありますので、臆せずにチャレンジされてみるとよいでしょう。
山羊宮の中盤や終盤に象意を持つ人は、“人生変革”といってもいいのですが、大きな“自己変革”のディレクションの時期にあります。
そのため、過去の生き方を踏襲しようとされたり、平穏で安定した生き方は、現在は求めないほうがよく、現実を正しく見抜ける昨今の運勢を活かされて、これまでとは異なる視点や考えから、新たなアプローチをされていかれるとよいときです。
One-Point ◆ 今左欄の「今週の全体傾向」に書きましたように、山羊宮にかぎらず全体的にも、悪あがきをするほど深みにはまる昨今なので、過去のご自分を捨てたほうが将来がみえてきます。
水瓶宮に象意を持つ人は、“極端”な表現をしますと、よくいえばマイペースなのですが、ある意味、自分にしか意識や関心をもてなかったり、相手や周囲を無視しやすい時期にあるといえます。
もちろん、そこまで人は極端ではありませんので、ご自身が関心や興味をもったものにしか、やる気を示さない傾向が強まるということになります。
もっとも、仕事上の責任や義務といったこなさざるをえない業務は相応にありますので、よほどの無責任や自暴自棄に陥らなければ、最低限だとしても、やりたくないことも常識的に行なうことにはなります。
One-Point ◆ 本質的には、ご自分の才能や個性にそって、唯一また独自に自分にしかできないものを“深層の精神意識”で見出していく時期にありますので、両方のバランスをおとりください。
魚宮に象意を持つ人は、左欄の「今週の全体傾向」に書きましたように、ご判断や対応が全体的にむずかしい時期にあるものの、見識の高いかたほど比較的ながら問題の解決や対応に優れた“才”を発揮できます。
昨今の人生期は、意識や想いが現実を超えてふくらみ、地に足が着きにくい傾向の魚宮が多いのですが、それでも高い見識や優れた想いを持たれるかたほど、インスピレーションを働かせて解決策を見出していくことが可能です。
その一方で、情愛や想いはあれども、今一歩、見識や実力に欠けるというかたは、人として良いのですが、実際の行動にはご注意が必要になります。
One-Point ◆ 人として必要な善意をもつゆえ、真相を見抜いたり、情報発信をされても、現実的な解決には、やはり一日の長や社会的な実力や見識が必要な今週また昨今だということです。
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