宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 3月 2日アップ
全体傾向 ◆ 現状打破の動きが生じますが、それがまた新たな緊張や対立を生む今週なので、ウラのウラを読んだ対処が必要になります。
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星の動き ◆ 今週は、5日に水星が魚宮29度で逆行に転じます。
翌6日に、天王星が牡牛宮に入宮します。
これによって水瓶宮の金星との間に交歓(ミューチュアル・リセプション)が形成されます。
金星は牡牛宮の火星と矩(スクエア=90度)です。
火星は、山羊宮の土星と三分(トライン=120度)で、土星&冥王星&ドラゴン・テールは山羊宮で三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)を形成し、蟹宮のドラゴン・ヘッドと衝(オポジション=180度)です。
この衝(180度)には、魚宮の太陽&海王星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけ、土星を除いて水星も調停(=60/120/180度)の座相を投げかけます。
海王星と太陽と水星は連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)です。
太陽&海王星は、射手宮のケレスと矩(90度)で、太陽&水星は、射手宮の木星と矩(90度)です。
今週の月は、水瓶宮9度〜獅子宮8度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮に象意を持つ人は、焦って動くほど、不必要なトラブルを招くことにもなりかねませんので、よほどの見識や実力をそなえた“人生の達人”でないかぎり、今週は素直に現状を受け入れておくほうが得策です。
大半のサイン(宮)が単純ではない状況にある昨今なので、相手の意志を尊重する天秤宮は、下手に動くほど巻き込まれてしまいます。
そうでなくても、天秤宮ご自身が最初のほうに象意を持つ人をのぞいて“人生の見直し”が必要な人生期にありますので、今は静観のかまえで、まずは周囲や社会の現状を正しく把握することからはじめましょう。
One-Point ◆ これまでの人生で培ってきた生き方や人生の方向性、また自分自身のあり方を根本から修正や変更が必要な人生期にあるかたが多いので、まずは現状把握につとめることです。
蠍宮に象意を持つ人は、ご自身のスタンスや、やるべき方向性を見失ったり、または一時的な無気力に陥るなど、ご自身の安楽や一休みモードに向かう人が多くなりがちな今週また昨今です。
蠍宮のみがそうではなく、大半のサイン(宮)が多かれ少なかれ、思うようにいかなかったり、動くほどに周囲との齟齬が生じることになりかねない昨今なので、蠍宮としては、お得意の洞察力を、現実をみながら働かせていくとよいときです。
安逸に流れすぎなければ、そこから今後や将来の方向性をみすえることができたり、意志転換をすべきことがらが見えてくる時期です。
One-Point ◆ ちなみに、異性関係は蠍宮にかぎらず見込み違いや考え違いなど、すれ違いが起きやすい今週になっていますので、必要以上の動きはとりあえず避けたほうがよいでしょう。
射手宮に象意を持つ人は、初盤に象意を持つ人をのぞいて、中盤や終盤に象意を持つ人ほど食欲が増すことが起こりやすい昨今なので、気にされるかたは、食事のバランスや運動などを心がけるとよいときです。
昨今は、多くの場合、活発に行動されるというよりも、内面的な学びやスピリチュアルなど“精神面”を活性化させたり、“気分”によって安易にも動きがちな時期なので、運勢はご自身のレベルによって千差万別の昨今です。
なので、見識や自制心があって、自分とは異なる立場や考えを考慮できるかたの場合は、問題や課題の解決に力を発揮できる今週です。
One-Point ◆ 逆に、まだ若かったり、人生経験が浅い場合、気ままに動いて対処しようとするほど、自分の思うようにいかなかったり、ストレスが生じたりしやすい昨今になっていくときです。
山羊宮に象意を持つ人は、山羊宮の奈辺に象意をもつかで微妙にディレクションが異なってくる今週です。
山羊宮の最初のほうに象意を持つ人は、安易な思いつきには注意が必要で、初盤に象意を持つ人は、独自の発想や行動ができる昨今ですが、倫ならぬ異性関係には気をつけなければなりません。
山羊宮の中盤に象意を持つ人は、一部終盤に象意を持つ人を含めて、現実の状況にそって果敢に粘り強く意志や目標の達成が可能な時期なので、場合によっては現状打破や変革ができる今週また昨今になっています。
One-Point ◆ ただ、終盤に象意を持つ人のなかには、“最高度”に運勢を発揮できるかたもいれば、逆に“地の底”をはうような運勢にみまわれるかたもいて、自分次第で運勢が激変します。
水瓶宮に象意を持つ人は、もともと底力のあるかたほど、ご自身をコントロールしつつ現状を打破されていくことが可能な昨今の時期にあります。
そうでないかたの場合、全員ではありませんが、無意識のうちにどこかご自分の世界にこもるような状態になったり、今ひとつパワーを発揮しにくいなど“一休みモード”になりかねない今週また昨今だといえます。
いずれにしても、初盤に象意を持つ人は、ご自身の魅力が高まる今週なのですが、とくに今週後半以降は異性関係において、怠惰になったり、倫を外さないようにご注意ください。
One-Point ◆ それは初盤に象意を持つ人のみならず、今週後半以降は水瓶宮の大半のかたに同様のことがいえますので、人生を踏み外して出直しを強いられないように気をつけておくべきです。
魚宮に象意を持つ人は、ご自身が生まれもつ運勢や身につけられた見識や実力次第とはいえ、12サイン(宮)中で1、2をあらそうほど、ご発展やご活躍が可能な運勢期の今週また昨今です。
全体的にはそうなのですが、魚宮の最初のほうに象意を持つ人の場合、魚宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響のほうが強まる今週です。
それ以外の中盤や後半に象意を持つ人の場合、昨今の課題や混乱や対立ぶくみの世情や社会に対して、夢やビジョンを与えたり、すぐれた直感や知性によって、解決の道しるべをもたらすことが可能な今週になっています。
One-Point ◆ 念のためにアドバイスをさせていただきますと、夢やビジョンを描くのはよいのですが、無意識の勘違いに気づくべき時期なので、地に足を着けた言動を心がけていくとよいでしょう。
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