宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 2月 2日アップ
全体傾向 ◆ 今週は、内乱をふくめた“戦争状態”になりやすいときです。
それぞれの立場で異なる主張が強まっていきますので、“一触即発”の来週に続くことになります。
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星の動き ◆ 今週は4日に金星が山羊宮に入宮します。
10日に水星が魚宮に入宮です。
14日に火星が牡牛宮に入宮します。
火星と牡羊宮の天王星は合(コンジャンクション=0度)で、蟹宮のドラゴン・ヘッドと、山羊宮の冥王星&ドラゴン・テールの衝(オポジション=180度)の軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
冥王星は山羊宮の土星と合(0度)で、土星は今週後半の金星と合(0度)で、連続合(ローリング・コンジャンクション=0-0度)を形成します。
水星は水瓶宮の太陽と合(0度)で、射手宮のケレスと矩(スクエア=90度)です。
同じく射手宮の木星と、魚宮の海王星も矩(90度)です。
今週の月は、水瓶宮0度〜蟹宮29度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮に象意を持つ人は、左欄の「今週の傾向と星の動き」に書きましたように、今週や来週は、世間の自己主張が強まっていくことになりますので、天秤宮といえども、どうしようもないときになりそうです。
というか、天秤宮自身の昨今の運勢期は他人事ではなく、天秤宮ご自身がご自分の内面性や足元の現実をまず見直して、考え方や方向性を改めるなり、一から人生の出直しをしていかなければならない時期にあります。
そんなこんなで、使い古された言葉でたとえていえば、“内憂外患”といった状況で、“ここに極まれり”といった昨今です。
One-Point ◆ 「星のディレクション」にはすべて意味がありますので、ヒントを書きますと、ウソ偽りのない自分自身をまず確立したうえで、社会的な責任感に目覚めていく昨今になっています。
蠍宮に象意を持つ人は、ほかに生まれもつ「運勢サイン(宮)」を除いて純粋に蠍宮のみでいえば、昨今は仕事や社会で華々しくご活躍されるというよりも、“自分自身”や“プライベート”に意識やご関心を持たれていく時期にあります。
もちろん、ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)や仕事の関係上、対外的に動かざるをえないことは起きますが、それでもまずは、ご自分の人格面や見識また実力といった内面性を今まで以上に磨かれていかれるとよいときです。
要は、“学び”や“学習”のときで、人間社会を含め宇宙この世界の“真実”といった、ほんとうの現実をつかんでいく時期になっています。
One-Point ◆ 運勢が巡り、いずれ社会で華々しく才能や実力を発揮してご活躍されていく将来の運勢期にそなえて、今はまず「自分」という自己基盤を固めていく時期にあるという意味です。
射手宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく、一般的な平均値でいえば、“成り行きまかせ”だったり、“イージー”に過ごしやすい今週また昨今になっています。
もともと“楽観的”な射手宮であるうえに、昨今の人生期はそれを助長する「星のディレクション」を精神意識面に受けているために、仕事や対外的な社会活動は、ご自身の気分次第になりやすいときです。
極論すればそういうことで、今年1年をふり返ってみたときに、気分は良かったけれども、たいしたことは出来なかったということになりかねませんので、無為に過ごされないように今からでもご注意されたり、計画性をもっていかれるとよいでしょう。
One-Point ◆ もっとも、実業の世界ではなく、デザイン芸術や創作などクリエイティブな仕事をされていたり、スピ系の人などにとっては、相応に現実をふまえていれば悪くはない星まわりです。
山羊宮の初盤や前半に象意を持つ人は、今週は美的意識やセンスが高まったり、ご自分の魅力がアップしていくなど、生まれもつ「異性運」に応じてモテ期や人気運が高まっていくことになります。
山羊宮の中盤に象意を持つ人は、社会の現実を見抜けるようになるのはよいのですが、単純な“悲観論”に陥らないようにご注意されて、事実のなかにある未来への“真実”までも見抜かれていくことが必要な時期です。
山羊宮の終盤や後半に象意を持つ人もそういった傾向があるのですが、昨今の運勢期は両極端になりがちなので、社会の倫理規範にそった自制心の発揮が重要なときです。
One-Point ◆ 山羊宮の最後のほうに象意を持つ人ほど、自暴自棄やマイナス思考にならないように高い公共意識をそなえて、過去とは異なる“自己変革”を図っていく人生期にある昨今です。
水瓶宮に象意を持つ人は、やろうとされる想いはもたれていても、昨今また今週は、いまひとつうまく進められなかったり、異なる現状が生じて、そちらの対応に追われるといったことになりやすいときだといえます。
水瓶宮の最初のほうに象意を持つ人ほど、その傾向が強く、初盤に象意を持つ人をふくめて、なにかと“気力”がともなわなかったり、空回りしやすくなるでしょう。
一方、水瓶宮の中盤に象意を持つ人をはじめ多くのかたは、水瓶宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響が相対的に強まる今週なので、上述をふまえつつ、そちらの運勢サイン(宮)もあわせてご参照ください。
One-Point ◆ 水瓶宮の終盤というか最後のほうに象意を持つ人は、ご自分の思いや考えと異なって、仕事や対外的な社会活動ができにくかったり、パッとしない今週あたりまでになりそうです。
魚宮の前半に象意を持つ人は、とくに初盤に象意を持つ人はじめとして、考えてお仕事をされたとしても、あくまでも魚宮の運勢のみをみた場合、成果が上がりにくかったり、活動しづらさのある今週また昨今になっています。
一方、魚宮の中盤を含めて後半や終盤に象意を持つ人の場合は、お話はうって変わって、もともと「仕事運」を生まれもつ人ほど成果が上がったり、容易に業務拡大をしていける昨今の人生期になっています。
いずれにしても、昨今の人生期は魚宮らしい主観や感覚によって進みやすいときなので、成果のあるなしは、これまでのご自分の蓄積次第によってもたらされる今週です。
One-Point ◆ どんなに“夢”や“ビジョン”を描いたり、また“理想”をもたれていても、それが現実にそっていれば、成果が上がるときですし、そうでなければ自分が報いを受けかねない今週です。
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