宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.612 / 2019.01.21 〜 02.03


●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 1月19日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 今週あたりまで、なにかと異性関係が活性化しやすく、そこに欺瞞(ウソ)と現実が関与しますので、気をつけるべきときです。
星の動き ◆ 今週は24日に水星が水瓶宮に入宮します。
26日にはケレスが射手宮に入宮です。
水星は水瓶宮の太陽と合(コンジャンクション=0度)で、今週中頃まで両星は、牡羊宮の天王星と矩(スクエア=90度)をとります。
また天王星は、蟹宮のドラゴン・ヘッドと、山羊宮のドラゴン・テール&今週中頃までの太陽&水星の衝(オポジション=180度)に軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
一方、ケレスは、この衝(180度)に調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
牡羊宮の火星は、山羊宮の土星また冥王星と矩(90度)で、射手宮の金星&木星の合(0度)と三分(トライン=120度)です。
木星と魚宮の海王星は矩(90度)です。
今週の月は、蟹宮21度〜水瓶宮0度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、自分の足元の現実や、また偽りのない心の真実をみつめて、プライベートはもちろん、仕事や社会の役に立つように、意識や言動を転換するなど「人生の再スタート」を図らなければならないときです。
天秤宮の全員がそうだというわけではありませんが、大半のかたが多かれ少なかれ、そういった人生期や今週となるときです。
それは、多くの場合、恋愛関係や異性関係またパートナーにかかわってもたらされやすく、お互いに現実状況の違いや勘違いなどがかかわって、認識のすれ違いなど複雑な要因があり、厳しさや葛藤をともないやすいときです。

One-Point ◆ ごくまれに、ご結婚などによる「人生の再出発」となるケースもありますが、逆に、パートナー・チェンジによる「人生の再出発」も起こるなど、異性関係に要注意の今週です。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、考え方や人間関係またコミュニケーションのあり方を見直さなければならない今週また昨今です。
もともと「恋愛運」を生まれもつ人ほど、職場や社会での恋愛関係をはじめとした異性関係が活性化しやすい今週また昨今になりますが、イージーにとらえずに誠実で慎重な対応が必要なときです。
どこまでが事実で、どこまでが欺瞞やウソや勘違いがあるのか、混在しやすい今週また昨今になっていますので、安易な考えでの対応は、ご自分のクビを絞めることにつながりかねないでしょう。

One-Point ◆ その出来事が恋愛や異性関係でなくても、同様で、ごまかしのない誠実さをもって動くなど、ご自身の考えやノウハウまたコミュニケーションのあり方を根本から見直すときです。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、生まれもつホロスコープ(出生天球図)や現在の状態によって、美意識や生活環境また理想の自己像への関心が強まり、また人によっては異性関係が活性化していくといった今週また昨今です。
いずれも安易にも、気分のままイージーに動きやすい昨今の人生期ですが、現状は、現実的な課題がともなうなど、簡単にはいかない側面がありますので、ほんとうは現実生活との兼ね合いが必要だったりします。
ですが、昨今は、射手宮に象意を持つ大半のかたが生まれもつ“楽天性”によって、課題があっても何とかなると問題視しにくい 人生期です。

One-Point ◆ そう思えば、実際に何とかなっていくこともありますし、昨今はスピリチュアリズムや形而上的な分野いご関心をもつことが多いので、主観的な想いのほうが現実に勝る時期です。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、現実を見抜いたり、内面の情動やポテンシャルが強まっていたとしても、どこか仕事や対外的には動きづらい今週前後です。
というか、逆にいえば、対外的な活動よりも、ご自身の内面の精神意識活動を充実させたり、恋愛をふくめた異性関係や、理想の自己像にかかわる学びのほうを充実させていく、今週また昨今にあるときです。
実際、山羊宮のみをみれば、そのほうが昨今のディレクションにそって自己変革をすすめられる今週前後ですので、自分自身の内面を見つめたり、充実させていくことを優先するのは悪いとはいえないときです。

One-Point ◆ だいたいは、これまでの人生での精神活動が、総決算的に現れてくる今年なので、もし精神面の調子が今一つというかたは、これまでの意識を一から見直されるとよいでしょう。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、もともと恋愛関係運をはじめとして、対人関係運を生まれもつかたほど、それに応じて、現実的にもまたイメージや観念的にも、異性関係運が活性化していく今週また昨今です。
さらには、もともと贅沢志向や豪華志向を生まれもつ場合は、それが強まり、財布のヒモがゆるみやすいときですし、ご自分らしい個性や才能を発揮できる理想の自己像を強く生まれもつ場合、それらを見出しやすい時期になっています。
ただし、それがどこまでスムーズにいくかは、勘違いをふくめた現実的な課題を視野に入れたり、明確に認識されつつ対処することが必要なときです。

One-Point ◆ 水瓶宮の最初のほうに象意を持つ人は、ご自分の世界に沈殿されたり、こもるだけではなく、社会的な責任や相手や周囲に対する責任を無視しないようにされるべきときです。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人、いくぶんの勘違いや主観を交ることがありますが、組織や社会での人気が高まったり、活動が活性化していくなど、良し悪しはともかく、ご自分の感性を発揮しやすい昨今です。
若干の現実的な齟齬や勘違い、また思い込みなどもありますが、大半の魚宮にとって、ご自身の内面の主観よりも大きなものはありませんので、それ次第によって現在また昨今の人生期の“幸不幸”が異なるときです。
ご自分の世界観が強まっている時期なので、他人からどう見えようと、主観こそが“現実”となっている人生期だといえます。

One-Point ◆ 必ずしも全員がそうだというわけではありませんが、そういったかたが多い今週また昨今で、逆にいえば、そういった状態から目覚めていくかたがいてもおかしくない時期です。



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