宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 1月 5日アップ
全体傾向 ◆ 今週は、火星や木星や土星また海王星が、自らの共鳴サイン(宮)をトランシット中で象意を強めています。
また、ドラゴン・テールを含めて山羊宮に5つ、牡羊宮に3つ、射手宮とその影響圏にも3つも星が集中して、当該サイン(宮)の象意を強めています。
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星の動き ◆ 今週は、7日に金星が射手宮に入宮します。
20日の午後6時頃、太陽が水瓶宮に入宮です。
太陽は、山羊宮の冥王星&水星&ドラゴン・テールと複合合(マルチプル・コンジャンクション=0度)で、これらは当然、蟹宮のドラゴン・ヘッドと複合衝(マルチプル・オポジション=180度)をとります。
さらに、牡羊宮の天王星を軸にしたT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
この衝(180度)には蠍宮のケレスが調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
水星は山羊宮の土星とも合(コンジャンクション=0度)で、両星は牡羊宮の火星と矩(スクエア=90度)です。
火星は射手宮の金星や今週後半の木星と三分(トライン=120度)です。
木星は魚宮の海王星と矩(90度)です。
今週の月は、山羊宮22度〜蟹宮21度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮に象意を持つ人は、左欄の「今週の傾向と星の動き」に書きましたように、下方矩(+90度)の山羊宮と対宮(180度)の牡羊宮に、合わせて8つもの星や占星点が集中している今週です。
そのため、多くの場合、個人的にもまた運勢的にもこれまでの生き方を見直して、新たな方向を模索していくべき今週また昨今の人生期にあるかたが多く、端的に申し上げますと「転換期」です。
その方向性や内容は、個々に生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって異なりますが、過去にこだわりすぎないことが肝要です。
One-Point ◆ 転換期にもいろいろあります。今週は「愛情運」や「異性運」に恵まれる天秤宮であることから、なかには「ご結婚」などによる人生の方向転換となるケースがなくはありません。
蠍宮に象意を持つ人は、全体的には蠍宮そのものよりも、ほかに生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響のほうが強い今週です。
ただし、蠍宮の初盤のなかでも最初のほうに象意を持つ人は、これまでの人間関係や組織関係に変化が生じていく時期に入っていますので、なかには転勤などをふくめ、転職や引っ越しなどが視野に入ってくる人生期です。
一方、終盤に象意を持つ人の場合、今ひとつ本気モードになりにくいかもしれませんが、そのことが逆に何らかの問題解決の糸口につながったり、事態の調整を図ることができる昨今です。
One-Point ◆ 今週の蠍宮は、いずれにしても、現状や自分自身がおかれた立場などから、ご自身の運勢傾向を発見されたり、世の中のルールや法則を見出していかれるとよいでしょう。
射手宮に象意を持つ人は、早い人では今週に入るあたりからになりますが、遅くても今週中頃すぎあたりから恋愛運が高まったり、情愛気運が活性化するなど、異性関係に動きが生じやすい時期になっています。
もともとオープンだったり、異性関係にもおおらかな人が多い射手宮でもあることから、昨今は動きが活発でじっとしてられないうえに、今週は愛情運が加わったり、または美意識や魅力が高まっていくことになります。
もし、その方向が異性関係への意識やご関心でない場合は、自分らしくあるために“理想の自己像”を見出していく今週また昨今になっていくときです。
One-Point ◆ 生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって“理想の自己像”はさまざまですが、ちょっと贅沢なグルメをふくめた嗜好傾向やセレブチックな衣食住への傾倒もありえるでしょう。
山羊宮に象意を持つ人は、左欄の「今週の傾向と星の動き」に書きましたように、5つもの星や占星点が山羊宮を運行し、大会合(ステリウム)を形成している今週です。
とくに、山羊宮の中盤から終盤に星が集中していることから、後半に象意を持つ人ほどこれらの星によって、さまざまな気づきや発見や新たな人生上の展開がもたらされやすい昨今の時期になっています。
山羊宮の前半に象意を持つ人も、その傾向はあるのですが、山羊宮らしくシビアに誤魔化すことなくご自身や社会の現実を見抜くことができるときなので、ふだんにも増して課題に対する的確なご判断が可能になります。
One-Point ◆ ただし、昨今の星の動きによって、ご判断されるほど慎重になったり、積極果敢に行動するよりも、逆にプライベートな内面性を志向するなど、どこか動きづらくなる今週あたりです。
水瓶宮に象意を持つ人は、初盤というよりも最初のほうに象意を持つ人をはじめとして、今ひとつ対外的な活動に至らなかったり、活性化しにくい時期が続いていると思いますが、下手に動かないほうがよかったりするときです。
もちろんケース・バイ・ケースで、ほかに生まれもつ「運勢サイン(宮)」によっては、活動的になったり、果敢に動くことになるケースもありますが、水瓶宮のみをみた場合、動かなくてもなんとかなっていくケースがあるということです。
個々の状況やホロスコープ(出生天球図)によって異なりますので、どうすべきかのご判断は、個々人の見識や力量が問われることになります。
One-Point ◆ 「異性運」や「人気運」また「人間関係運」を生まれもつ人ほど、今週は恋愛運や異性関係運が活性化したり、異性との関係を含めて人間関係が動き出しやすい今週になっています。
魚宮に象意を持つ人、また昨今は海王星や木星の象意を強く生まれもつ人を含めてもいいのですが、職場や社会での人気運が高まることもあって、恋愛運や異性関係運が動き出す“モテ期”になりそうなときです。
なかには、トップクラスの人やハイレベルな人からのひいきや引き立てを受けることも起こりますし、そうでなくても、何かと対外的に行動しやすく、ふだんよりも豪華な生活や美意識の高い言動をしやすい今週また昨今です。
そんなこんなをふくめて、自分意識がわれ知らずとも高まることもあって、ご自分の感覚のままに、ある意味自由気ままに生活しやすい昨今の人生期です。
One-Point ◆ 魚宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」もいくらか影響はしますが、昨今の魚宮の場合、他人がどうみようと、ご自分が“幸せ”と感じられればそれで満足しやすい時期にあります。
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