宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.608 / 2018.12.24 〜 2019.01.06


●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年12月22日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 今週後半つまりお正月以降、恋愛運の上昇が期待できる人がいます。
また、感覚的になりすぎないよう現実をみて誠実であるとよい今週です。
星の動き ◆ 今週は、1月1日に火星が牡羊宮に入宮します。
5日には水星が山羊宮に入宮です。
翌6日に天王星が牡羊宮28度で順行に戻ります。
天王星を軸に蟹宮のドラゴン・ヘッド&山羊宮のドラゴン・テールがT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
この衝(オポジション=180度)に、火星と蠍宮の金星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
天王星は今週後半の水星と三分(トライン=120度)です。
蠍宮で金星と合(コンジャンクション=0度)のケレスは、魚宮の海王星と三分(120度)で、山羊宮の冥王星を頂点に小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
海王星は射手宮の木星と矩(スクエア=90度)です。
山羊宮の太陽と土星は合(0度)です。
今週の月は、蟹宮13度〜山羊宮22度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、諸説がありますが「山川の末に流るる橡殻(とちがら)も身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」ということばを、わが身にあてはめてみられるのもよい昨今です。
たとえば、「溺れるものはワラをもつかむ」ということばがありますが、そんな状態のときに、ご自分の現状をかえりみずジタバタして、実際に“ワラ”をつかんでしまえば、本当に溺れかねません。
もし今がそんな状態であれば、いったん自分を捨てて力を抜くなり、現実をありのまま受け入れて流されたほうが、案外と浮かび上がるキッカケをつかめたりします。

One-Point ◆ 今週は恋愛を含めて両方の可能性がありますので、焦るほどうまくいかず、逆に恋愛も人生も一歩引いてみられたほうが、まだスムーズにいく可能性が出てくるということです。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮の最初のほうに象意を持つ人は、良し悪しはともかく、新たな人間関係の絆が結ばれたり、意外な人とのハイ・スペックな情報交流をふくめて、知識やスキルといった才能ある人と出会うなどの可能性が高い今週です。
一方、蠍宮の中盤や終盤に象意を持つ人は、ご自身の魅力がアップしていく今週また昨今になっていますので、“恋愛気運”が高まったり、実際に恋愛や“恋愛運”が活性化していくことになるときです。
ただし、両面性がある時期なので、どこまでうまくいくかは、相性次第といった側面の大きい昨今といえるでしょう。

One-Point ◆ いずれにしても、昨今の蠍宮は、どこか“勘違い”や“事実誤認”また“ケアレス・ミス”などを起こしやすい人生期にあることから、とくに安易すぎないことが重要になっています。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮の最初のほうに象意を持つ人は、今週が進みお正月になっていくほど、“恋愛気運”や“恋愛運”がアップしていくなど、実際にも異性への関心が、イージーさを含めて高まっていくことになります。
一方、射手宮の初盤や中盤に象意を持つ人は、もともと楽天的だったり、おおらかな人が多いのですが、昨今の人生期はどこか地に足が着かない側面もあって、気分的に過ぎたり“やりっぱ”になり過ぎたりします。
もっとも、射手宮らしく内面の精神意識がしっかりされている場合は、適切にセーブされて気ままにふるまえる憂いの少ない期です。

One-Point ◆ 終盤に象意を持つ人は、情報への関心が高まる今週で、思わぬアイデアや企画またヒラメキにも恵まれるなど、実生活に役立つ斬新な発明や発見が可能な今週になっています。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮の初盤に象意を持つ人は、ご自身を含め、身のまわりの状況や社会の動きがハッキリと見える人生期にありますので、ご判断に誤りが少なく、個性や才能を発揮していくことができるときです。
それは、山羊宮の中盤に象意を持つ人も同様なのですが、加えて、過去にこだわりすぎずに大胆にイメージ・チェンジをされたり、いままでとは異なったご自分へと変貌していかれるとよい人生期です。
山羊宮の終盤に象意を持つ人も、変貌されるとよい人生期にあるかたが多いのですが、今週は異性関係に動きが出やすくなっています。

One-Point ◆ もともと恋愛異性運やパートナー運を生まれもたれるかたほど、そうなっていく今週ですが、一方で恋愛相手や異性によって、ご自分のイメチャンをされるかたもでる今週です。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、多くの場合、全員ではありませんが職場や社会での人気が高まっている昨今で、なかでも後半に象意を持つ人ほど、今週またお正月以降は、恋愛関係が活性化するときです。
一方、水瓶宮の最初のほうに象意を持つ人は、仕事を含めた対人関係に注意が必要な時期にありますが、その場合、ご自身の内面制にかかわる知識や見識を深めていかれることで、現状に対するヒントがみえてくる今週です。
水瓶宮の中盤に象意を持つ人も、職場などでの人気運に恵まれる昨今でしたが、案外と現実味はとぼしかったりするときでもあります。

One-Point ◆ とくに中盤付近に象意を持つ人の場合、今週は水瓶宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」をご参照されたほうが、そのサイン(宮)次第ながらご参考になることがあるときです。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意ポイントによって若干ながら状況が異なってくるものの、総じて異性関係へのご関心や、また恋愛運そのものが高まっていく今週また昨今です。
それ自体に問題はないのですが、ご自身の気分や感覚次第で、対外的に行動されやすい昨今の時期にありますので、良し悪しはともかく、いわゆる“天然”といわける言動も強まりやすい昨今です。
それでも、おしなべて異性関係に恵まれやすいときですし、よほどの迷惑を周りにかけなければ、ご本人が“幸せ”であれば、それもありな時期です。

One-Point ◆ ご自分の“感覚”や“内面性”など形而上世界が強い魚宮は、それが強まる“自分世界”の人生期で、さらには、仕事や対外的な活動も「イージー・ゴーイング」になる昨今です。



【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2018 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.