宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.602 / 2018.11.12 〜 11.25


●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年11月10日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 金星、木星、海王星などの象意を強くもつ人は、よくいえば“マイペース”で、そうでなければ“わがまま”が強まることになる今週です。
星の動き ◆ 今週は、12日にケレスが蠍宮に入宮します。
16日に水星が射手宮13度で逆行に転じ、同日、金星が天秤宮25度で順行に戻ります。
また、同日は火星が魚宮に入宮します。
さらに同日、ドラゴン・ヘッドは蟹宮に、ドラゴン・テールは山羊宮に入宮します。
22日の夕方6時頃、太陽が射手宮に入宮です。
24日には海王星が魚宮13度で順行に戻ります。
牡羊宮の天王星、ケレス&天秤宮の金星、そして上述のドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テールは、大十字(グランド・クロス=90度×4)を形成します。
これに対して、太陽&木星と、火星が2か所から調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
金星とケレスは、火星と三分(トライン=120度)で、山羊宮の土星を頂点に小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
水星と海王星は、矩(スクエア=90度)で、金星と冥王星も今週中頃のみ一時的に矩(90度)です。
今週の月は、山羊宮5度〜蟹宮5度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく、“マイペース”や“わがまま”など、とくに異性関係をふくめて“安易さ”や怠惰ともいえる“甘え”などが、われ知らずとも出やすいときになります。
とくに、天秤宮の後半に象意を持つ人は、そうなりやすく、もともと異性関係に“ルーズ”さがあったり、“個性的”なイケメンや美女に目がないかたほど、倫(みち)ならぬ“恋”にも注意すべきときです。
一方、天秤宮の前半に象意を持つ人は、それどころではないことが多く、誰かに頼りたい昨今ともなっています。

One-Point ◆ いずれも、少し堅苦しくいえば、「人生を立て直す」のによいときです。今週の星の動きからも、過去にとらわれすぎずに、再出発したり、方向転換を考えてみられるとよいでしょう


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、抽象的な表現になりますが、良し悪しではなく、これまで“旺盛”だった「星のディレクション」が“止まる”ことになったり、“弱まる”ことになっていく今週です。
あくまでも蠍宮のみをみれば、そういえるということで、蠍宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」が強いかたほど、当該サイン(宮)の影響力(象意)が相対的に強まることになりますので、念のためにそちらもご参照ください。
ただし、蠍宮の最初のほうや、最後のほうに象意を持つ人の場合、それなりの「ディレクション」を受けますので、このかぎりではありません。

One-Point ◆ 蠍宮の最初のほうに象意を持つ人は、“異性関係”が活発になる今週また昨今ながら、課題含みになりやすく、最後のほうに象意を持つ人は、“楽観気分”がもう少し続きます。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、射手宮らしさが出やすい時期に入ったこともあって、今週また昨今は、良し悪しはともかく“マイペース”だったり、“ご自分なり”の動きを強めていくことになるときです。
同時に、ご自分の精神意識世界にこもったり、対外的な活動よりもプライベートな生活や家庭環境に関心を持ちやすい時期になることを意味します。
さはさりながら現在は、課題や問題があっても、射手宮らしく「何とかなる」といった“楽観気分”や“イージー”さが強まる今週また昨今の人生期に入ったこともあり、さほど気にとめることは少ないでしょう。

One-Point ◆ 射手宮は昨今、もともと“スピリチュアル”の傾向が強まる人生期にありますし、今週また来月は、それに輪をかけて“精神活動”を強めたり、意識や関心を向けやすいときです。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、良きにつけ悪しきにつけというと誤解されますが、ご自分の世界にこもりやすく、それゆえに“異性関係”にご関心やご興味を強めてもおかしくない今週になっています。
なかには職場やサークルなど社会で、“男女の関係”を疑われたり、“スキャンダル”交じりに周囲の疑いや嫉妬や怨みをかうことが、起こらないともいえない今週になっています。
そんなこんなことから、“自己本位”になり過ぎないように“自制心”や“高尚な精神性”が求められる昨今の人生期です。

One-Point ◆ 要は、その人生期のディレクションが、“異性関係”や“職場”など社会活動の場で出やすい今週なので、関係がどうであろうと、“本物”になっていくことが求められている昨今です。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、世の中やほかの人たちの“マイペース”で“自己本位”な言動とはうらはらに、どこか自分の“思い”や“理想”どおりにはすすみにくい昨今になっています。
というか、逆にいえば、水瓶宮の初盤に象意を持つ人をはじめとして、水瓶宮全体的にも、ご自分自身がどこか“マイペース”だったり、“独りよがり”な言動をわれ知らずとっておられるかたが多いときにあります。
そういうこともありまして、逆説的に申し上げますと、そんな状態の中にあるゆえに、昨今は新たな自分自身の道を探していけるときになっています。

One-Point ◆ 水瓶宮のみをみた場合はそういうときで、水瓶宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」によって異なりますが、全体的にみて、“自分本位”の傾向は強まる昨今にあります。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、オモテ向きの対応はともかくとして、個人的には“マイペース”の傾向が強く、ご自分の“感覚”や“フィーリング”のままに、無意識的に言動することになりやすい昨今です。
今週はとくにその傾向が強まっていきますので、ここで何を書いても、“主観的”に、かつ“前向き”に、また果敢に“イージー”に言動していきやすい今週また昨今の魚宮となっています。
とくに、魚宮の初盤に象意を持つ人は、異性関係をはじめ倫(みち)ならぬ“恋愛関係”に注意が必要で、キケンな恋ほど情熱の炎を燃やしやすくなっています。

One-Point ◆ 魚宮に象意を持つ人は、いずれにしても上述の状態をふまえて、今週にかぎらず遅くない近い将来に、自分自身の“見直し”をされておかれると“上昇運”にのりやすくなります。



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