宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.600 / 2018.10.29 〜 11.11


●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年10月27日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ サイン(宮)によって運勢の差が激しい昨今です。
ですが大半がお互いに関連しあっていますので、ピンチとチャンスは同時に訪れやすいでしょう。
星の動き ◆ 今週は、31日に水星が射手宮に入宮します。
翌11月1日には逆行中の金星が天秤宮に戻ります。
7日には同じく逆行中の天王星が牡羊宮に戻ります。
翌8日に木星が射手宮に入宮します。
金星&天秤宮のケレスは合(コンジャンクション=0度)で、天王星と衝(オポジション=180度)、獅子宮のドラゴン・ヘッドと水瓶宮のドラゴン・テールを交えて大十字(グランド・クロス=90度×4)を形成します。
この2つの衝(180度)に対して、今週前半の射手宮の水星&木星の合(0度)、そして山羊宮の土星が、それぞれ調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
金星&ケレスは、水瓶宮の火星と三分(トライン=120度)です。
蠍宮の太陽と魚宮の海王星も三分(120度)です。
今週の月は、双子宮25度〜山羊宮5度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人ほど、人生の建て直しや再スタートの運勢期になっていますので、過去にとらわれすぎずに、足元の現実をよくみて新たな方向性を模索していくとよいときです。
天秤宮の後半に象意を持つ人は、異性関係にトラブルや課題がともないやすい今週なので、終盤に象意を持つ人ほど、異性をはじめ人間関係の変化や会社など組織との関係変化が起こりやすい人生期にある昨今です。
いずれにしても、人生の転換期や波乱期を迎えている天秤宮が多いこの数年間ですし、今週や昨今になっています。

One-Point ◆ 天秤宮のみをみれば「組織運営変革の深化」のディレクションがピークを迎えるこの3年間において、来年2019年は上述の運勢変化が避けがたいときなのをご留意ください。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、ひところよりはたいぶ落ち着いてきたとはいえ、どこか地に足が着かないまま過ごし続けていてかたがいないとはいえない昨今です。
ただし、それが悪いというのではなく、ご本人は楽しいし、夢が広がるときなので、イメージやビジョンを膨らませたり、またご自分の内面の世界を活性化させるなど、広く活動してみるにはよいときです。
さはさりながら、ビジネスや対外的な社会活動においては、思い違いなどから少なからず課題が生じかねない今週なので、それにはご注意されつつ、プライベートや内面性を充実させていく昨今にされるとよいでしょう。

One-Point ◆ 蠍宮の初盤や最初のほうに象意を持つ人は、異性関係に注意が必要な今週で、終盤や最後のほうに象意を持つ人は、イージーに無責任な言動をとらないようにご注意ください。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、マイペースな気分が強まったり、ふだん以上に“おおらかさ”を増したり、「何とかなる」と前向きになっていきやすい今週以降です。
そんな中で、射手宮の初盤や前半に象意を持つ人は、知的活動やコミュニケーションが活性化しやすく、今週は、いつもにも増して楽天的に想いや考えのままに行動しやすいので、それは良いのですが、無責任にないようご注意ください。
一方、射手宮の終盤や後半に象意を持つ人は、上述の傾向はあるものの、スピリチュアルな気分や感覚的になる側面が若干なりとも出やすい今週なので、事実を見失わないようにされつつ想いを膨らましていくのもよいでしょう。

One-Point ◆ とくに最後のほうに象意を持つ人は、ご自身や身のまわりの現状を把握しつつも、ご自分らしい独自の個性や才能の発揮をしたり、目指すなど野心をもちやすい昨今の人生期です。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、昨今は冥王星が山羊宮をトランシット中ですし、また今年2018年からは土星までもが山羊宮をトランシットしはじめたこともあって、この2つをメインに動く「運勢」の昨今とならざるをえません。
いずれも影響力の強い星なので、昨今の人生期は、山羊宮自身がどのようにとらえていくかでも、運勢が180度も異なってきます。
ただ、もともとが“現状維持派”が多く、どちらかといえば変わりたがらない傾向を生まれ持ちますので、変化を好まないのですが、結論的にいえば大きく“自己変革”をされる決意を固めていかないと、「天運」にそえないときです。

One-Point ◆ 「組織運営変革の深化」のディレクションは、山羊宮の象意ベースで生じますし、ピークのこの3年間の中でも来年2019年は、“現実変革”を迎えるかたが多い運勢期になっています。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意ポイントによって運勢が異なる今週ですが、総じていえば、“課題”や“ピンチ”と、“ラッキー”や“チャンス”が同時期に訪れやすい昨今です。
水瓶宮の初盤に象意を持つ人は、公私のバランスが重要で、自分自身にこもりつつも、対外的に果たすべき責任はしっかりと果たしていくことが必要です。
水瓶宮の中盤に象意を持つ人は、後半に象意を持つ人ほど、気力ややる気に恵まれる昨今ですが、とくに恋愛関係をはじめ異性との関係が、若干の課題含みながら、高まっていくことになりやすい今週です。

One-Point ◆ いずれにしても水瓶宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」もかかわりますが、昨今は周囲の現実や社会の信義にそって、責任や業務を果たしていくことで運勢が維持できます。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、おしなべてマイペースな言動をされるなど、ご自分の感性や才能また個性のままに対外的に動きやすい昨今になっています。
魚宮のみをみた場合、基本的に仕事をはじめとした対外的な社会活動を行なったり、社会的な使命を果たしていく昨今の人生期にあるのですが、総じて今週以降は、そういったご活躍の運勢期ともなっています。
魚宮の初盤や前半に象意を持つ人は、スキルや特技また得てきた知識を活用したり発揮できる今週なので、人脈や人間関係を活性化させることができますので、内にこもらずに積極的に進むとよいでしょう。

One-Point ◆ 魚宮の後半に象意を持つ人は、上述の傾向と同時にほかに生まれもつ運勢サイン(宮)の影響も強く、とくに最後のほうに象意を持つ人は、存分に才能を発揮できる昨今です。



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