宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年10月13日アップ
全体傾向 ◆ 今週はピンチはチャンス、チャンスはピンチのときです。
一方に偏らずに、慎重かつ大胆に進め(られ)るとよいでしょう。
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星の動き ◆ 今週は23日の20時半頃に太陽が蠍宮に入宮します。
そのときまで太陽は天秤宮のケレスと合(コンジャンクション=0度)で、逆に、入宮直前以降からは蠍宮の金星と合(0度)です。
太陽&金星は、牡牛宮の天王星と衝(オポジション=180度)で、獅子宮のドラゴン・ヘッドと水瓶宮のドラゴン・テールをまじえて大十字(グランド・クロス=90度×4)を形成します。
この衝(180度)に対して、蠍宮の木星と山羊宮の土星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
ケレスは、山羊宮の冥王星と矩(スクエア=90度)で、水瓶宮の火星と三分(トライン=120度)。
火星は、蠍宮の水星と矩(90度)。
水星は、魚宮の海王星と三分(120度)です。
今週の月は、射手宮27度〜双子宮25度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮に象意を持つ人は、まず自分自身を見直して、今一度、人生の態勢を立て直していくべき人生期にありそうです。
天秤宮らしく相手の個性や意志や考えを尊重していくのはよいのですが、それはそれとして、今は自分自身の置かれた状況を把握したり、セルフ・メインテナンスを行なったり、学びや情報収集をして、自分自身の方向性を見出さなければなりません。
そのために必要なのは、ご自身の深層の精神意識にどのような“霊性”や“人格”また“心構え”を、これからの時代に向けてもっていくか、根本から自らを問い直し、方向性を見出していくことです。
One-Point ◆ また、天秤宮の最後のほうに象意を持つ人は、会社組織をはじめ人間関係が変わりやすい人生期にありますので、人事異動や転職また引越しなどが起こりやすいこのごろです。
蠍宮に象意を持つ人は、太陽、金星、水星、木星と4つの星が大会合(ステリウム)をとるばかりか、ほとんどの星とアスペクトをとります。
そのため、蠍宮のどこに象意を持つかで、星の影響が異なり、また重複してディレクションを受けていきますので、個別には書けないので総じて申し上げますと、良し悪しはともかく今週のキーパーソンになっていきます。
わかりにくいと思いますので、アバウトでいえば、初盤に象意を持つ人は人間関係の変化に、中盤に象意を持つ人は事実誤認に、終盤に象意を持つ人は前向きなのはともかく安易になり過ぎないように、それぞれご注意されるとよいでしょう。
One-Point ◆ これらを複合して受ける方もいますので、これらにどのように対処していくかが、今週は相応ながら周囲に影響をもたらしますし、また自分自身も影響を受けていくことになります。
射手宮に象意を持つ人は、無意識ながらも周囲の状況をよそに、ご自分の想いやアイデアや思索といった世界に浸りがちな今週です。
昨今の射手宮は、自分自身に意識や感心が向きやすく、「対人関係運」を強く持たないかたほど、ご自身の世界で自由気ままに想いをめぐらし、バーチャルな世界に遊ぶことが起こりやすいときです。
そんな中で、最初のほうに象意を持つ人は、気分的に明るく前向きになりはじめりときで、逆に最後のほうに象意を持つ人は、慎重に現実を見極めつつ独自の才能を発揮して、新境地を開きやすい昨今になっています。
One-Point ◆ ということで、今週もまた射手宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響が相対的に強まることになりやすく、中盤とその前後に象意を持つ人は、そちらもご参照ください。
山羊宮に象意を持つ人は、上述の蠍宮に次いで、昨今は影響力の大きな土星と冥王星の影響を受けている時期です。
山羊宮の前半に象意を持つ人は、共鳴星の土星のディレクションを受けて昨今は自分自身のことはもちろん、周囲の現実がよく見えていく人生期にありますので、独自の才能や個性の発揮が可能な時期になっています。
一方、山羊宮の中盤や終盤に象意を持つ人は、“両極端の変化”を象わす冥王星の影響を受けている人生期にありますので、自己変革とともに、これまでの人生とは異なった方向に進む出来事が起こりやすい人生期の渦中をすすんでいます。
One-Point ◆ いずれも強い星なので、左欄の「今週の傾向と星の動き」に書きましたように、相応にピンチでもありまたチャンスのときなので、臆せずに慎重かつ大胆にすすめるとよい今週です。
水瓶宮に象意を持つ人は、“気力”や“やる気”をもって活動的になれる一方、一部では“無気力”傾向にもならなくはない今週また昨今です。
同時に、基本的には仕事の活躍期となる時期なので、“無気力”を制し、“やる気”や“気力”を発揮して仕事や対外的な社会活動に果敢に向かうことで、職場などでの人気運や人間関係運に恵まれることになります。
さらに大きくみますと、これまでの人生の生き方や成果が、何らかの結果となって現われたり影響しやすい人生期にありますので、“やる気”をもって意識的にその“成果”を出していく方向で活動されるとよいでしょう。
One-Point ◆ 水瓶宮の初盤に象意を持つ人は、多様なディレクションを受けていますので、ご自身の見識や実力また人間性次第で、今週の運勢を活かせるかどうか千差万別に異なります。
魚宮に象意を持つ人は、ビジネスなど現実に根づいた分野では、“詐称”や“事実誤認”など、“ウソ”や“ごまかし”に気をつけておくとよいときです。
一方で、芸術や文芸など創作活動やフィクションまたバーチャルな分野においては、“ヒラメキ”や“インスピレーション”に恵まれる今週なので、想像力をもって取り組むなどご活用が可能なときになっていきます。
また、人間関係の分野では、身内どうしのふざけあいならいいのですが、“信用”や“信頼”が必要な場所や相手には、その場かぎり言い逃れや無責任な言動にならないように、コミュニケーションのあり方には、充分に責任をもつことが必要な今週です。
One-Point ◆ 全体的にはそうでも、魚宮の最初のほうに象意を持つ人は、強いていえば異性関係などに関連して、“情愛”のもつれなどを招き込まないように、ご注意されておくとよい今週です。
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