宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.596 / 2018.10.01 〜 10.14


●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 9月29日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 恋愛また異性関係は、“想い”がつのれど、片思い傾向などうまくすすみにくく、サプライズもアイデア倒れになりがちです。
星の動き ◆ 今週は10月5日に金星が蠍宮10度で逆行に転じます。
10日に水星が蠍宮に入宮します。
水星は、今週中頃あたりから牡牛宮の天王星、獅子宮のドラゴン・ヘッド、水瓶宮のドラゴン・テールと大十字(グランド・クロス=90度×4)を形成します。
金星は、水瓶宮の火星と矩(スクエア=90度)で、魚宮の海王星と三分(トライン=120度)です。
火星は、天秤宮の太陽&ケレスの合(コンジャンクション=0度)に三分(120度)で、今週前半のみ水瓶宮のドラゴン・テールと合(0度)です。
天王星と山羊宮の土星も三分(120度)で、蠍宮の木星と山羊宮の冥王星は六分(セクスタイル=60度)です。
今週の月は、双子宮14度〜射手宮27度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、明確には分けられませんのでアバウトに分けますと、初盤また前半に象意を持つ人は、ご自分をとりまく現実を冷静にみて、人生の再スタートを図っていくことになる人が多い時期です。
天秤宮の中盤をふくめたその前後に象意を持つ人は、行動的また活動的になれますが、どこかチグハグ感がともなう今週です。
天秤宮の後半に象意を持つ人は、人との交流や情報活動が活性化しますが、良し悪しはともかく人間関係には注意が必要な今週なので、過度な自己主張や思い込みは避けたほうがよいときです。

One-Point ◆ 天秤宮を全般的にいえば、恋愛関係や異性関係などで、なんとはなく事実誤認や勘違いといった思い込みが生じやすいときなので、期待せず慎重なくらいでちょうどよい今週です。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、昨今は多くの人の場合、課題や問題があっても気にならなかったり、あえて気にせず楽観的に成り行きにまかせつつ、また今週あたりは、楽しさや贅沢をしやすい時期です。
とくに初盤に象意を持つ人は、異性関係をはじめとした上司との衝突など、人間関係に注意が必要な時期で、蠍宮の前半に象意を持つ人をふくめて、落ち込んだりパワー不足になりがちな今週になっています。
終盤また後半に象意を持つ人は、“食欲の秋”だからというわけではないのですが、気にされるかたは食欲増進による体重増加の傾向がすすむ昨今です。

One-Point ◆ 蠍宮のみをみれば、仕事や社会で華々しく活躍されるというよりも、ご自身の内面やプライベートに意識や関心が向きやすいときで、セルフ・メインテナンスをされるとよいでしょう。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、あくまでも射手宮に働く星のディレクションのみをみた場合のお話ですが、ほかのだれかがどうこうというよりも、ご自分の世界で自由気ままに過ごすことになりがちな今週です。
自分自身の気力ややる気はもちろん、対人関係や対外的な仕事などにも、さほど意識が向かないか、また向いても成り行きまかせで対応しやすいときです。
そういった点では良し悪しはともかく、生まれもつホロスコープ(出生天球図)の性質や生き方また運勢が比較的ながら、そのまま出やすい今週になっていますので、それ次第の運勢傾向の今週だといえます。

One-Point ◆ もっとも、射手宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」次第では、恋愛関係や人間関係などで事実誤認や勘違い、また言動に注意が必要な面が生じる人がいなくはありません。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、山羊宮のどこに象意ポイントを生まれもつかによって、今週の運勢は異なってくるときです。
初盤に象意を持つ人は、社会や周囲の現実また仕組みがよくみえてくる人生期にありますし、さらにいえば個性発揮ができる時期です。
山羊宮の中盤また終盤にかけて象意を持つ人は、ご自分の信念が強まって“唯我独尊”的になることがありますので、謙虚さを心がけるとよいでしょう。
山羊宮の終盤に象意を持つ人は、他人のことよりも自分のこと考えやすい人生期にありますので、今週は上手なコミュニケーションを心がけるとよいときです。

One-Point ◆ いずれにしても“自分らしさ”と“変革&転換”の人生期にあるかたが多いときなので、今ばかりは、これまでの慣習や生き方を変えるにおいて、やぶさかでない時期にすべきです。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、初盤また前半に象意を持つ人をはじめとして、悪いという意味ではなく、“やる気”や“気力”と、“無気力”や“自分に浸る想い”とが同居するときなので、バランスやコントロールが必要になります。
どちらかにすべきというのではなく、状況や事情に応じて、臨機応変にケース・バイ・ケースですすめていく柔軟さをもたれるとよいでしょう。
水瓶宮の後半に象意を持つ人は、おおむねながら仕事をはじめとした社会活動の“発展期”にありますので、生まれもつ仕事運がよいかたほど活躍でき、そうでなければ成り行きまかせで過ごしやすい昨今です。

One-Point ◆ ということで、全体的にみれば職場や社会での人気運がある今週ですが、安穏とならずに自分を律していく意識や見識が必要なので、それ次第で今週の運勢は変わってきます。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、最後のほうに象意を持つ人をのぞいて全体的にみれば、現実はともかく形而上的な内面性やプライベートな世界において、美的感性や芸術感覚をもって楽しめる今週また昨今です。
魚宮に働く星のディレクションのみをみた場合に、そういった魚宮らしい情緒的な世界で、イメージやビジョンや想いをふくらませていける今週だという意味で、魚宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」次第では、それがさらに強まる人がいなくはありませんが、逆にシビアさが出てくる人がいます。
魚宮の最後のほうに象意を持つ人は、新たな地位や役職で、才能を発揮していける今週です。

One-Point ◆ 全体的に今週は、魚宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」もあわせてご参照のうえ、相乗か相殺かはともかく、両サイン(宮)のディレクションも受けていくことになる今週です。



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