宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.588 / 2018.08.06 〜 08.19


●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 8月 4日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 紆余曲折を経ながらも、なんとか物事を進めていける今週です。
あえて申し上げれば、“真”と“愛”で打開していけるときです。
星の動き ◆ 今週は、7日に金星が天秤宮に入宮します。
同日、天王星が牡牛宮2度で逆行に転じます。
13日には、逆行中の火星が山羊宮に戻ります。
18日に水星が獅子宮11度で順行に戻ります。
牡牛宮の天王星は、火星と矩(スクエア=90度)で、山羊宮の土星と三分(トライン=120度)です。
逆に天秤宮の金星は、火星と三分(120度)で、土星と矩(90度)です。
獅子宮の太陽&水星は合(コンジャンクション=0度)で、蠍宮の木星と矩(90度)です。
乙女宮のケレスと魚宮の海王星の衝(オポジション=180度)に、木星と山羊宮の冥王星が2か所から調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
獅子宮のドラゴン・ヘッドと、火星&水瓶宮のドラゴン・テールの合(0度)も衝(180度)で、これには金星が調停(60/120/180度)の座相を投げかける今週です。
今週の月は、牡牛宮23度〜射手宮11度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、初盤また前半に象意を持つ人をはじめとして、いずれにも愛の結論が出やすい今週また昨今になっています。
そのパターンは生まれもつホロスコープ(出生天球図)や、相手との相性によって異なりますが、たとえば、結婚や駆け落ちにより新たな人生を出発する人や、逆に倫ならぬ関係によって破局する人もいて、さまざまです。
一方、天秤宮の中盤をはじめ後半に象意を持つ人は、精神世界やスピリチュアルな神秘世界に関心を持たれるのはよいのですが、現実に根づいた確かなほんものの精神性でなければなりません。

One-Point ◆ いずれにしても、これまで過去の生き方を見直していく約30年に一度の人生期がはじまっていますので、“甘い”考えがご本人にとってはふつうでも、いったん無くすときです。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意ポイントによって多少の時間差がありますが、多かれ少なかれ今年は食欲が増すこともあって、若干でも太りやすい星まわりにあるときです。
また、人によって異なりますが、初盤や前半に象意を持つ人に多いのは、異性関係をはじめとした公私にわたる“トラブル”ぶくみの人間関係で、全体的にも仕事のストレスも一因していたりします。
ただし、多くの場合、昨今はそれほど深刻にはとらえておらず、だいたいは「なんとかなる」といった感じて“おおらか”にかまえていたり、また“楽観的”な気分で“夢見る”時期にあるときです。

One-Point ◆ とくに、初盤に象意を持つ人をはじめ、前半に象意を持つ人を含めてもいいのですが、ここのところは「仕事モード」というよりも、今ひとつやる気が出にくいことも影響しています。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、抽象的な表現になりますが、“隠れた仕事運”があるときで、だいたいは知的活動や情報活動によった今週また昨今です。
それが隠れたまま、内面の精神活動にとどまるのか、それとも現実化したり具現化するのかは個々の事情やホロスコープ(出生天球図)によって微妙に異なりますが、本気になれば、大活躍も不可能ではありません。
ただ基本的には、昨今また今年の星まわりは、内面の“想い”といったイメージや精神意識がメインの人生期なので、現実の仕事とのバランスがどうとれるかによって、昨今の運勢は相応に左右されていきす。

One-Point ◆ 今年はこれまでの人生で、ご自分が築いてきた見識や実力が精神的な内面にも、また対外的な社会活動にもカタチや結果となって現われますので、その影響も相応にあるときです。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮の初盤をはじめ前半に象意を持つ人は、ご自身をとりまく社会の現実を見抜くことができるときなので、自分らしい個性や才能を発揮できるとともに、人気も出てくる今週になっています。
これまでの人生で、堅実に努力してきたり、着実に一歩ずつでも実力を蓄えてきたかたほどそうで、もしまだ実力が十分でないという場合は、昨今は社会状況をよく見ながら力を付けていくチャンスのときです。
一方、山羊宮の中盤をはじめ後半に象意を持つ人は、隠れたポテンシャルを発揮してブレイクが可能なときなので、過去にとらわれずに「自己変革」を進めていくべきときです。

One-Point ◆ 終盤や最後のほうに象意を持つ人は、良し悪しはともかく今週は異性関係の動きが出やすいときなので、社会倫理に基づいた誠実な対応を心がけないと自己評価が下がります。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮の初盤に象意を持つ人は、異性関係に意識やご関心が向くときですが、一方で、ご自分の精神的な内面の想いにとどまりやすい傾向がある昨今です。
それは、異性関係だけではなく、自分自身の生き方や直接間接を問わず人生にかかわって、自分自身の生き方や人生目標を見直すべきものとなっていくことが多いディレクションの人生期にあります。
一方、水瓶宮の中盤や終盤に象意を持つ人をはじめ、水瓶宮全体的にもいえなくはないディレクションですが、安易すぎる言動や、気分的な意識や考えを変えていくとよい今週また昨今になっています。

One-Point ◆ いずれにしてもこれまでの人生の結果が、良し悪しはともかく両極端にも現われていく人生期にありますので、過去を振り返りつつも、将来を考えていくのは悪くはありません。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、いつでも多少の課題や問題は誰にでもあるものですが、そんなとるに足らない程度のことを除けば、魚宮のみをみた場合はご自分の想いどおりに生きているときです。
とくに今年は、大半の時期がそういった感じのなかにありますので、感性や感覚や想いのままに、魚宮らしく気分次第で生きても「なんとかなる」と「楽天的」に思えるときで、実際、そうなりやすい時期だといえます。
だいたい主観的な魚宮が多いタイプなので、そのようにご自分が“楽しい”と思えれば、それがいちばんの“幸せ”だといえるときになっています。

One-Point ◆ 今週また昨今は、魚宮にとって直接的な課題や問題となディレクションは公私ともに少ないときなので、もし心配事が生じていれば、ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)の影響です。



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