宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.586 / 2018.07.23 〜 08.05


●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 7月21日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 全体的には“恋愛気運”や“情動”が強まるのに反して、“行動面”では課題や問題が生じ、“反発”もありえる傾向の今週になっています。
星の動き ◆ 今週は23日の朝6時頃に太陽が獅子宮に入宮します。
26日には、水星が獅子宮23度でノーアスペクトのまま逆行に転じます。
獅子宮の太陽&ドラゴン・ヘッドは合(コンジャンクション=0度)で、水瓶宮の火星&ドラゴン・テールの合(0度)と衝(オポジション=180度)をとり、これに牡牛宮の天王星が軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
一方、魚宮の海王星と乙女宮のケレスや今週前半の金星も衝(180度)で、これに蠍宮の木星と山羊宮の冥王星が、2か所から調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をとります。
太陽&ドラゴン・ヘッドと木星は矩(スクエア=90度)で、天王星と山羊宮の土星は三分(120度)です。
今週の月は、射手宮2度〜牡牛宮23度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、これまでの自分の人生を振り返りながら、心の奥底の精神意識にご関心を持たれていくとよいときです。
同時に、それは今後のご自身の生き方を考えたり、自分らしく生きていくにはどうすべきかといった、あらたな人生の方向性を根本から模索していく、“過去”と“未来”が交錯する転換の人生期にあることを意味します。
こういったときは、過去の人生や古い自分にこだわりすぎると、未来を描きづらくなりますので、一度、自分をまっさらにして、周囲の現実や環境を素直にみつめて受け入れていかれるとよいでしょう。

One-Point ◆ どこかのページにも書きましたが、いわゆる“運勢”が悪かったり、人生に“課題”あるときは、そういった運の悪い自分を捨てて、無になって一から見直されるのがよい方法です。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、“仕事運”はあるのですが、それ以上にご自身の“想い”をはじめ内面性のほうに意識やご関心がむき、今ひとつ“仕事モード”になりにくいパワーダウンのときにあります。
その反面、内面の“情動”や“夢”や“ビジョン”は活発なときなので、どちらかというとプライベートな“自分モード”の今週また昨今です。
もし、内面の“モヤモヤ”や“気分モード”が強すぎた場合、今週は、つい感情や反抗的な自己が強まって、ご自分なりの“正義心”から上司や目上に対立的な言動をとるなど人間関係を危うくすることが起こらないともかぎりません。

One-Point ◆ 全体的にいえますが、とくに初盤に象意を持つ人は、“人間関係の変化”や“組織関係の変化”が起こりやすい人生期に入っていますので、クールな対応を心がけるとよいでしょう。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、職場での“人気運”が高まり“情動”が強まるときなので、公私(内外)のバランスをとっていくとよいときです。
もっとも、そこに課題や問題があっても、昨今は、だいたいなんとかなっていきますし、生まれながらの“楽天的”な一面からも、ご自身でもバランスをとるなど、なんとかしていくことができる今週また昨今です。
もし、課題があるとすれば、仕事にかかわる新たな“スキル”などの問題ですが、これも、意識や視野を広くもっていけば、逆に、従来とは異なる知識や見識やノウハウを広く見出せるものになっていきます。

One-Point ◆ 今週の星まわり自体が、“行動と想い”が異なるなど、いくぶん「バランス」を欠いた星のディレクションとなる昨今なので、射手宮もそれを内外に受けやすい側面があるときです。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく変わりたがらない“安定志向”のタイプで、昨今の“ディレクション”もまた同じ状態が続いているときです。
そのため山羊宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」はともかく、山羊宮のみをみた場合、昨今受けている星のディレクションが特徴的で影響が大きいこともあって、変わり栄えしにくいときになっています。
結局、「今週の運勢」も同じようなことを書いてしまわざるをえませんが、山羊宮の初盤また前半に象意を持つ人は“個性”を見出して“自信”を深めますが、そのぶん快く想わない人があらわれかねない今週です。

One-Point ◆ 中盤から終盤にかけて象意を持つ人は、ふだんはあまり気にかけなかったとしても、事情によっては異性への“激情”や“恋愛情動”が、表出してくることになる今週また昨今です。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、対外的な“仕事運”は悪くはないときですが、今週また昨今は“やる気”はあるものの、思いどおりにいかなかったり、進捗に課題や障害が生じやすいときだといえます。
ほかの人が問題というわけではなく、ご自身の内面に“課題”や“問題”の真因がある今週また昨今の星まわりになっていますので、そういった点では他力本願的に“組織的”かつ“実務的”に進めるほうがコントロールしやすいでしょう。
逆に、自分の意志や生き方に拘泥したり、独りよがりになるほど、運勢は悪くないのに、“課題”や“障害”が生じる昨今です。

One-Point ◆ また、われ知らずとも異性への情動が強まる今週でもあることから、仕事に関しては、内にこもってしまわずに、“ビジネスライク”に“作業的”にこなしていくほうがうまくいきます。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、なにかと恋愛情動が強まるなど、異性に意識や関心がむいたり、関係が深まっていきやすい今週また昨今です。
そういう状況にないというかたの場合は、ファッションやグルメ、また生活グッズや旅行など、快適で安楽な生活や贅沢な暮らしを志向していく、今週また昨今になっていきそうです。
昨今の人生期は、もともと意識や関心が“時間”や“空間”を超えて、“ファンタジー”や“SF(サイエンス・フィクション)”また“スピリチュアル”な分野にむきやすい運勢期にあるかたが多いので、そこに“ラブ・トリップ”の想いが加わる今週です。

One-Point ◆ 魚宮の最初のほうや最後のほうに象意を持つかたの場合は、上述のディレクションは弱いときなので、魚宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」のほうをメインにご参照ください。



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