宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 6月23日アップ
全体傾向 ◆ 今週は、単純に図式化しますと、“○○連合”対“□□連合”といったタッグを組んだ両集団の対峙をはじめ、さらにそれらが第三者に対峙していくといった“三つ巴”のような複雑さのあるときです。
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星の動き ◆ 今週は28日にケレスが乙女宮に入宮します。
翌29日には水星が獅子宮に入宮です。
水星と獅子宮のドラゴン・ヘッドは合(コンジャンクション=0度)で、水瓶宮の火星&ドラゴン・テールと衝(オポジション=180度)、これに蠍宮の木星が軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
木星は、今週前半まで獅子宮の金星と矩(スクエア=90度)で、蟹宮の太陽また魚宮の海王星と大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成します。
ドラゴン・ヘッドとドラゴン・テールは、さらに牡牛宮の天王星が軸となってT矩(90/90/180度)を形成します。
一方、ケレスと天王星と山羊宮の土星も大三角(120度×3)を形成し、土星と衝(180度)の太陽を尻尾としたトライン・カイト(60/60/120/120度)が形成されます。
海王星と山羊宮の冥王星の六分(セクスタイル=60度)を底辺に、今週中頃までの一時期は金星を頂点にとしたYOD(ヨッド=60/150/150度)が形成されます。
今週の月は、蠍宮23度〜牡牛宮14度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮に象意を持つ人は、左欄の「今週の傾向と星の動き」に書きましたように、“両陣営”の対峙状態を自分自身が受けていくような今週になるため、葛藤や内外両面のアンバランスさを体験しそうです。
もともと天秤宮の前半に象意を持つ人の昨今は、一から人生を出直すべき「再スタート」のディレクションを受けている人生期にありますので、多くの場合、精神面と対外面や自他に輪をかけて“ギャップ”が生じやすくなります。
ホロスコープ(出生天球図)によって異なりますが、オモテ向きの“平穏”や“イージー”な対応が、自分自身を苦しめかねない今週です。
One-Point ◆ 後半に象意を持つ人は、まだギャップは少なくなるのですが、昨今の人生期は、“何事もない”ということはありえず、自分自身の“運命”や“宿命”などを本質的に考えるときです。
蠍宮に象意を持つ人は、ほとんどすべてといっていいくらい多くの星の象意を受けていく今週また昨今になっています。
そのため、一方では「なんとかなる」といった楽観的でイージーな気分をもたれるのと同時に、片方では、思うようにいかなかったり、内外ともに“対峙”や“葛藤”が生じるなど、どこかチグハグ感が生じやすい今週です。
初盤や中盤に象意を持つ人は、おおむねながらやる気や気力がダウンしがちな昨今で、また中盤や終盤に象意を持つ人は、職場や社会での人気運が良し悪しはともかく安易な対応につながりやすい今週です。
One-Point ◆ ということで、最も複雑な象意を受ける中盤に象意を持つ人は、“異性問題”に注意が必要で、初盤に象意を持つ人も、上司などとの“対人関係”に注意が必要な時期にあります。
射手宮に象意を持つ人は、これまでの人生で培ってきた“深層の精神意識面”や“スピリチュアル”な側面が、何らかの結果となってあらわれる今週です。
その“レベル”や”内容”によって、今週の運勢も両極に変わっていくことになりますので、単なるスピリチュアルにとどまっている場合、観念的になって、われ知らず“事実誤認”や“勘違い”して問題を生じやすい今週です。
逆に、宇宙の法則や、現実を誤魔化すことなく視野に入れた“クオリチュアル”(霊識)に昇華されている場合は、妄想に偏らずに、ここしかないといった正しい対応が可能で、相応ながら真実にもとづいた物事の進展が可能になっていきます。
One-Point ◆ ちなみに「クオリチュアル」というのは、宝瓶宮時代のアセンションによる、いわゆる“スピリチュアル”で、「霊識」に根づいた“覚醒”をともなった宝瓶宮時代の新しい精神意識です。
山羊宮に象意を持つ人は、先週にもまして今週は、生まれもつ象意ポイントによって、大きく運勢が異なっていきます。
一生に一度ともいえる運勢期にある昨今なので、ここをどのように対処していくかによって、今後の“人生”が変わってくるときです。
前半に象意を持つ人は、社会や周囲の動きがはっきりとみえるために、山羊宮らしい実力の発揮が可能で、それゆえ野心が芽生える時期です。
一方、中盤や終盤に象意を持つ人は、大きな「自己変革期」にあるここ数年なので、謙虚に“本物”をめざしていくべき人生期になっています
One-Point ◆ そんな中、今週は、良し悪しはともかく対人関係が重要になっていきますので、自分がそうだから相手もそうだと観念的になることなく、もろもろの“違い”を視野に対応しましょう。
水瓶宮に象意を持つ人は、多くの星の象意を直接また間接的を問わず受けていく今週なので、ゴッチャにして混乱することなく、個々の状況の違いを把握しながら、ケース・バイ・ケースでご判断すべきです。
アバウトながら初盤や前半に象意を持つ人は、自己に浸るなど個人的になりやすくてもやる気を失わずに、また今後の展開を見据えて未来志向で考えや意識を転換をされていくとよい今週です。
全体的には才能や個性の発揮が可能な今週ですが、夢見がちや安易にならずに、相手や周囲を受け入れつつ、将来ビジョンを描くとよい時期です。
One-Point ◆ 自分はともかく、対外的に、衝動的に安易にポンポンと“自分”を出しやすい昨今なので、とくに今週は、相手や異性の立場を理解して言動するなり、応対していくことが必要です。
魚宮に象意を持つ人は、ここで何を書いても今週また昨今はご自身の感覚どおりにご判断しやすいので、あまり意味がありません。
魚宮のみをみればそうなのですが、ほかに生まれもつ「運勢サイン(宮)」によっては、相応に客観視をできるかたも多いので書いておきますと、異性関係や人間関係の課題をはじめとした思惑やプレッシャーなどで、自己本位な言動や、不穏な応対をしないように、客観的に自分を見つめていくことは必要です。
とくに初盤や中盤に象意を持つ人は、主観的な不適切な言辞によって、一気に人間関係や信頼を喪失する可能性がある今週また昨今になっています。
One-Point ◆ 逆に、オモテには出なくても、隠れて絆が結ばれたり、個性が認められることがないとはいえませんが、ごく少数のケースにかぎられますので、注意するにこしたことはありません。
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