宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.576 / 2018.05.14 〜 05.27


●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 5月12日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 天王星をはじめ水星と金星のミューチュアル・リセプションを含めれば、すべてのパーソナル・プラネットが宮移動する昨今です。
個人的にも、新たな展開が生まれやすいので、生活全般を見直されるのもよいでしょう。
星の動き ◆ 今週は、16日に日付が変わる直前に、天王星が牡牛宮に入宮します。
16日には火星が水瓶宮に入宮です。
19日に金星が蟹宮に入宮しますが、それまで牡牛宮の水星と交歓(ミューチュアル・リセプション)です。
21日の午前11時15分頃、太陽が双子宮に入宮します。
太陽は、火星と三分(トライン=120度)で、今週後半は水瓶宮のドラゴン・テールとも三分(120度)です。
ドラゴン・テールは、獅子宮のケレス&ドラゴン・ヘッドと衝(オポジション=180度)で、ケレスは、牡牛宮の水星と蠍宮の木星の衝(180度)の軸となって、T矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
一方、この衝(180度)には魚宮の海王星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけ、水星と山羊宮の土星は三分(120度)です。
また水星は、ドラゴン・ヘッドとドラゴン・テールの軸となってT矩(90/90/180度)を形成します。
火星と天王星は矩(90度)です。
金星と天王星は六分(セクスタイル=60度)で、山羊宮の冥王星は、木星と海王星の三分(120度)の頂点となって小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
今週の月は、牡羊宮28度〜蠍宮13度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、学校や職場またネットをふくめてもいいのですが、対外的に話題になったり、人気運が高まる今週です。
そのぶん、“自分らしさ”を発揮できますし、オシャレなセンスなど知識や情報またノウハウを活用することができますので、今週は“ミーハー的”にならずに、“コンサバティブ”といった落ち着いた誠実さがモノをいいます。
また、天秤宮の初盤に象意を持つ人をはじめとして全体的にも、今週は活力が増したり、行動的に動きやすくなるなど昨今には比較的めずらしく、自己実現の気運が高まるときです。

One-Point ◆ もっとも、天秤宮の前半に象意を持つ人は、人生の“出直し”ともいえる「新たなスタート」の時期を過ぎたわけではありませんので、現実を把握されながら進まれるとよいでしょう。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、一般的にいえば対人関係や異性関係などにおいて、慎重かつ着実に地に足をつけた誠実な対応がのぞまれる今週です。
でないと“悪い”という意味ではなく、今週また今月前後から個人的にも組織的にも「関係変化」の人生期に入っており、一時的にもその気運が高まる方が多いので、軽々に動くと“トラブル”や“課題”が生じやすいためです。
星からいえば、若い女性や事務方との出会いや関係が生じやすいときですが、その対応いかんでは、あくまでも一例ですが“異動”や“転勤”また“退職”などにつながりかねない結果になるかもしれません。

One-Point ◆ 一例なので必ずそうなるというわけではありませんが、安易に自己を主張しずぎてしまうと、“パワハラ”や“上司との対立”につながり、上述の可能性が生じやすくなる人生期です。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、最初のほうに象意を持つ人をはじめとして全体的にも、一時的な傾向としては、ご自分の個性を発揮して、異性関係や対人関係に動きがある今週になりそうです。
射手宮の中盤あたりに象意を持つ人は、いつものマイペース気分なので、自由気ままに動きやすい昨今の人生期にあるために、およそどこ吹く風のイージーな昨今でしょう。
ですが、射手宮の最初や最後のほうに象意を持つ人の場合は、人によって多少異なりますが、自己発揮の今週だったり、対人関係に動きが出て、活発にコミュニケーションをとっていくとよい今週だといえます。

One-Point ◆ 射手宮の中盤に象意を持つ人は、上述の傾向がありつつも運勢的には、射手宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)の影響が強まりやすい今週なので、そちらもご参照ください。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮の前半に象意を持つ人は、慎重ながらもやや安易さを交えつつ、人によって異なりますが、異性関係に意識や関心が高まったり、またはご自身の理想像に意識や関心をもちやすい今週になっています。
また、山羊宮の初盤に象意を持つ人をメインに、ご自分をとりまく現状をご理解されて、自分らしい道や生き方をめざして、“自立”や“独立”を志すかたも多くなる今週また昨今の人生期になっています。
一方、終盤に象意を持つ人は、強い情動を持ちつつも、うまく発揮できにくいケースもあって、見識や自制心がとわれる昨今になっています。

One-Point ◆ 山羊宮のどこに象意を持つかで運勢がかなり異なってくる昨今で、思わぬ劇的な人生変化が起きてもおかしくないかたもいますので、それ相応に個別の対処が必要になる昨今です。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、水瓶宮のどこに象意を持つ人かで運勢が異なっていく今週ですが、総じていえば、“心機一転”されるなど、自分自身を“リ・スタート”させていかれるとよい今週になっています。
なかには、一時的ながら、意識や考えをご自身の現実をとらえて“生まれ変わらせる”かのように、“新生”していくとよいかたがいます。
いずれも今週は、猪突猛進をして“前”だけをみればよいというのではなく、“前”はもちろん、前後、左右、上下にも目を配り、また意識してご判断されていくことが必要なので、見識や実力が試されるときになっています。

One-Point ◆ 比較的ながら、初盤に象意を持つ人は、まだ突っ走ってもいいのですが、全体的にはどれくらいの力量を備えているかで、今週の運勢は180度ほども異なっていくことになります。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、あえて比較して申し上げますと、夢見て気ままで楽観的な自分自身と、逆にシビアで慎重に行動するお相手や周囲といったように、良し悪しはともかく、“コントラスト”が生じる今週また昨今です。
それぞれに一長一短がありますので、どちらが良いとか悪いということはではないのですが、いちおうはマイペースなだけではなく、このような自他の傾向の違いをご理解されたり把握しておくことが必要で、また重要になります。
そのうえで、ご自分の感性や想いのままに、マイペースにイメージやビジョンをふくらませて、周囲に迷惑をかけずに楽しむことができれば、それもまた人生経験としたは楽しいひとときになるといえる昨今にあります。

One-Point ◆ もっとも、魚宮の最初のほうや初盤、また最後のほうや終盤に象意を持つ人のなかには、内実は異なりますが、どこか動きづらい内にこもらざるをえないケースもありえるときです。



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