宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 3月31日アップ
全体傾向 ◆ 今週は、対立の一方で協調がみられ、協調の一方で対立があります。一面だけをみると他面を見失い、判断を誤まりやすくなります。
結婚なども同様で、ゴールインと同時に少なからず反発も起こりえるときです。
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星の動き ◆ 今週は、15日に水星が牡羊宮4度で順行に戻ります。
水星は獅子宮のケレス&ドラゴン・ヘッドの合(コンジャンクション=0度)に三分(トライン=120度)で、山羊宮の火星&土星の合(0度)に矩(スクエア=90度)です。
一方、ケレス&ドラゴン・ヘッドと水瓶宮のドラゴン・テールは、牡牛宮の金星を軸にT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成し、金星は火星&土星と三分(120度)です。
蠍宮を逆行中の木星は、ふたたび魚宮の海王星と三分(120度)をとりはじめ、山羊宮の冥王星を頂点に小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
今週中頃以降、牡羊宮の太陽&天王星は合(0度)で、冥王星と矩(90度)です。
太陽は、火星また今週前半の土星とも矩(90度)です。
月は今週、天秤宮25度〜牡羊宮19度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮に象意を持つ人は、今週また昨今の人生期は、それぞれの生き方におうじて、“新たな再出発”をしていくときです。
その内容は生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって異なってきますが、強いていえば、天秤宮の前半や中盤に象意を持つ人は、異性関係、なかには婚約や結婚にからんで“新たな人生の再出発”となるかたがいます。
一方、天秤宮の中盤をふくめてもいいのですが、終盤に象意を持つ人は、どちらかというと転勤や引越しをふくめて、逆に“別れ”にからんで、“新たな人生の再出発”となるケースが多くなります。
One-Point ◆ あくまでも大雑把にみた場合で、実際にはホロスコープ(出生天球図)によって両者は混在します。いずれにしましても、天秤宮に象意を持つ人は“人生の転換期”にあるときです。
蠍宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、どこか“ハイテンション”な気分になりやすく、“GO”と“STOP”のあいだで、いいのか悪いのかゆれやすい今週また昨今になっています。
たとえば、異性関係の場合、ほんとうにこの人と付き合っていいのかや、さらにすすんで婚約また結婚を決めていいのかどうかを迷ったり、嗜好品やぜいたくにかんして、出費すべきか否かだったりさまざまです。
今週は、とくにそういった二面性が強まり、それぞれに一長一短が生じるときなので、必ずしもどちらが“正解”とはいえないときです。
One-Point ◆ それでも、より“正解”に近いほうを選ばざるをえないことが多いので、そのさいは、一方で発生する“リスク”や“課題”に対して、前もってしかるべき対処をされるとよいでしょう。
射手宮に象意を持つ人は、左欄の「今週の傾向と星の動き」にも書きましたが、全体的な傾向としても、どちらともいえない両面性があるときで、射手宮も例にもれないために安易な判断はくださないほうがよいときです。
シンプルにいえば、精神面や心理面また霊性面でのイージーな気分や感覚が強まる一方で、現実面やご自身の生活また実体面でのシビアさが共存する今週また昨今になっているためです。
そのどちらが良いとか悪いとかではなく、一方にのみ偏りすぎないことが必要で、あえていえば、相手やTPOに応じたご判断や対応が、とくに重要になるときです。
One-Point ◆ 要は、精神面と現実面のバランスが必要なときだといえますので、心は自由ながらも生活はシビアに現実に即して生きるなど、“グランディング”を保てるかが重要なときです。
山羊宮に象意を持つ人は、影響力の大きな星のパワーを受けている今週また昨今の人生期なので、そのパワーを活用できるかどうかが、昨今の命運を左右するときだといえます。
とくに今週は、左欄の「今週の傾向と星の動き」に書きましたように、両面性や一長一短があるときなので、良かれと決断したことに課題が生じやすく、試練と思ったことに発展や新たな展開が生じるなど、軽々に判断できないときです。
こういう混在のときほど、山羊宮の実力が試されますので、臆せず、慎重ながらも大胆なご判断や行動ができるようになっているかが運勢を決めそうです。
One-Point ◆ 山羊宮の初盤から中盤に象意を持つ人は、異性関係での決断が運命の分かれめで、今週は考えるよりもまず行動すれば結果がみえますので、そこから“スタート”もありえます。
水瓶宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく、これまでの人生の歩みがそれなりに“結果”としてあらわれていく今週また昨今の人生期です。
たとえばですが、何も起こらないというのであれば、良きにつけ悪しきにつけ何もしてこなかったり、水瓶宮にはありにくいのですが“平凡”な人生を歩んできたということになりかねません。
逆に、さほど恵まれてこなくても、コツコツと努力をしつつ誠実に人生を歩んできたというかたの場合は、それ相応に何らかのカタチで認められり、たしかな“実績”や“成果”となってあらわれていく今週また昨今の人生期になります。
One-Point ◆ 今週、確実にそうなるとはいえない一面もありますので、タイムラグが生じるケースもありますが、昨今の人生期のなかでは、顕在化しやすい今週前後になっているということです。
魚宮に象意を持つ人は、魚宮なりの才能や個性を社会的に仲間や同好者に向けて発揮しやすいときです。
それが自分なりの感性にもとづいて、あまり周囲をかえりみていないのは“魚宮らしさ”でもあり、また今の時期は、ご自分に意識や関心がむきやすいときなので、当然でもありご愛嬌でもありますが、そこに“自己矛盾”や“欺瞞”を感じないようにされることのほうが重要です。
ものごとは「禍福はあざなえる縄のごとし」といわれるように、両面性がありますので、短所には“長所”があり、長所には“短所”があると考えれば、魚宮らしく自分の心が“楽しい”と感じることのほうが、案外と正解だったりもするということです。
One-Point ◆ つねにそうだとはかぎりませんが、左欄の「今週の傾向と星の動き」に書いたように、今週は両面性が強い時期なので、右か左かを超越したところに、“答え”があったりします。
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