宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 3月 3日アップ
全体傾向 ◆ 大胆さと慎重さが隣り合わせの今週で、突発的事故や衝突の可能性があります。
恋愛や異性関係も同様で、慎重さが必要なときになっています。
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星の動き ◆ 今週は6日に水星が牡羊宮に入宮します。
翌7日には金星も牡羊宮に入宮です。
9日に木星が蠍宮23度で逆行に転じます。
18日に火星が山羊宮に入宮し、同日、ケレスが獅子宮4度で順行に戻ります。
そのケレスと水星&金星は三分(トライン=120度)で、水星&金星は牡羊宮入宮直後から山羊宮の土星と矩(スクエア=90度)です。
山羊宮の冥王星と牡羊宮の天王星も矩(90度)で、天王星と火星は三分(120度)、火星と魚宮の太陽は矩(90度)、太陽と魚宮の海王星と合(コンジャンクション=0度)で、太陽と蠍宮の木星は三分(120度)です。
獅子宮のドラゴン・ヘッドは海王星と転(クインカンクス=150度)です。
月は今週、天秤宮9度〜牡羊宮10度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮に象意を持つ人は、象意ポイントによって異なりますが、異性関係をふくめ人間関係に課題が生じる今週です。
逆にいえば、そのぶん、対人関係に優れて頭と心をつかう天秤宮らしく、状況を収めようと試みる場合もありますが、今回は運勢的に奥深い出来事なのでカンタンではないことが多くなります。
というか、「ダメなものはダメ」ですし、「変わらないものは変わらに」ときなので、過去を踏襲しようとしたり継続を図ろうとするよりも、今の時期は、心を未来に向けて意識転換をし、新たな再出発をしていくほうがよい時期です。
One-Point ◆ 基本的にはそういうことで、大局的な昨今の人生期の流れは、自分自身の精神意識面といった内面性の習熟や修行を図るべき運勢期にありますので、要は自分の問題です。
蠍宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、最初のほうに象意を持つ方をのぞいて、大半の方がわれ知らずとも想いが道理や常識をこえて、“自由奔放”に膨らみやすい人生期にあります。
ホロスコープ(出生天球図)によって異なりますが、創作を生業とする職業の人は、ビジョンが膨らみますので悪くはないかもしれません。
一方、シビアな実業を生業とする方の場合や、世間を軽く考えて人倫道徳を気にしない方、また目に入らなくなった方の場合、勘違いした言動が問題を生じやすくなりますので注意が必要な時期です。
One-Point ◆ 蠍宮にかぎらず今週は全体的にみても恋愛をはじめ異性関係に問題が生じやすいときなので、見識や理性でもって、慎重すぎるほど自分の言動を律して、ちょうどよいときです。
射手宮に象意を持つ人は、アバウトながらほんとうの自分自身が試されるときで、良し悪しはともかく過去の結果があらわれるときです。
見識や実力、また精神意識(人徳)を高めてこられた方は、その結果があらわれて、自分らしい再スタートが可能ですが、そうでない場合は、勘違いした過去を反省する必要がある今週また昨今です。
いずれにしましても、内面の精神意識を高めていくほど、社会的に華々しいご活躍とはならなくても運勢は回り、充実させていくことができる時期になっていますので、そこから本来の射手宮らしい自分を前向きに見出せる今週となります。
One-Point ◆ 早いお話が昨今までの“低迷期”を100%ではなくても脱しはじめていきますので、それにともなって射手宮らしい“自我”が戻ってきたり、方向性がみえはじめる今週です。
山羊宮に象意を持つ人は、やる気が生じてくる今週なのですが、実状がそれにともなわず、忍耐力を必要とされるときになります。
逆にいえば、忍耐強くコツコツと目標に向かって歩をすすめていく山羊宮らしく言動していける今週また今月ですが、世間の状況がともなわないために、自己修養や自己の精神意識の変革が必要なときになっています。
その点では、あくまでも山羊宮のみをみた場合の運勢としては、華々しく仕事や社会で活動されるというよりも、その大前提となる理想の自己像をみつめたり、打算を捨てた生き方など、内面性のリメイクを図っていくとよいときです。
One-Point ◆ 良くも悪しくも、問題の根因は「自分自身」にある昨今の人生期なので、他人や周囲また環境にたよっても本質的には解決しないため、自分を変えていくほうが早いときになります。
水瓶宮に象意を持つ人は、全体的にいえば、これまでの生き方が成果や結果となってあらわれる人生期にあって、相手や周囲よりも自分自身に意識や関心がむかう時期になっています。
そんななかで、水瓶宮の初盤また中盤に象意を持つ人は、自分と相手とのバランスをとっていくことが必要で、とくに最初のほうに象意を持つ人は、社会的な責任を放棄しないよう注意が必要です。
一方、水瓶宮の後半に象意を持つ人は、おおむね仕事や社会活動に個性や才能を発揮していくことができる昨今になっています。
One-Point ◆ あくまでも水瓶宮のみをみた場合、そうだということなので、水瓶宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)によっては状況が異なり、ほかの分野でもバランスが必要だったりします。
魚宮に象意を持つ人は、魚宮らしく個性や才能や感性を発揮して生きられる昨今になっています。
といえば、聞こえはいいし、実際にそういったケースが起こりますので間違ってはいないのですが、仕事の分野や生まれもつホロスコープ(出生天球図)によっては、いわゆる“良すぎて悪い”や“過剰”また“過多”となるケースがなくはありません。
単純にいえば、ご自身の想いや感性といった内面性が強くなりすぎるディレクションを受けているために、外の世界や常識をわれ知らずとも失念して、地に足がつかない状態を招来し対外的に問題を生じる可能性があるときです。
One-Point ◆ 空想や妄想、またバーチャルなご自分の世界だけて活動される場合は問題が少ないのですが、シビアな現実世界やビジネスや相手とかかわる場合は、ご注意が必要なときです。
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