宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 1月20日アップ
全体傾向 ◆ 今週は、それぞれが独自的に動いたり、自己主張をしやすく、調整しにくいときです。
そのため、人や国家によっては、暴力や軍事力で解決を図ろうとする傾向が出やすくなる昨今です。
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星の動き ◆ 今週は26日に火星が射手宮に入宮します。
2月1日になる直前に水星が水瓶宮に入宮です。
それまで水星は、山羊宮の冥王星とともに牡羊宮の天王星と矩(スクエア=90度)です。
獅子宮で合(コンジャンクション=0度)のケレス&ドラゴン・ヘッドと、水瓶宮で三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)の太陽&金星&ドラゴン・テールは、衝(オポジション=180度)で、ドラゴン・ヘッドとドラゴン・テールは、蠍宮の木星を軸にしたT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
火星は太陽と六分(セクスタイル=60度)で、山羊宮の土星と魚宮の海王星はノー・アスペクトです。
月は今週、魚宮21度〜天秤宮9度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮に象意を持つ人は、天秤宮らしく「よかれ」と思って相手や周囲の意向を受け入れたり、妥協したり、柔軟な対応をすることが、ヘタをすると、かえって問題の火種を生みかねない今週です。
良し悪しはともかく、そういった生き方や周囲に配慮するだけといったこれまでの生き方が、状況によっては通用しにくくなる人生期にある人もいますので、ご自身の新しい人生や生き方を模索しなければならないかたも多いときです。
結局、周囲の状況や相手によって、ご自身の接し方や出方をケース・バイ・ケースで臨機応変に変えていく見識を身につけなければならないことも多いでしょう。
One-Point ◆ そのほかの事由によって、新たな人生を模索しなければならない人もいますが、要は、周囲を受け入れるだけではなく、自分の考えや意見をとおす方法も身につけるときです。
蠍宮に象意を持つ人は、あえて書きますと、全員ではありませんが“安易”だったり、“なんとかなる”といったイージーな対応が、公私において、なにかと課題や問題を起こしやすい今週です。
生まれもつホロスコープ(出生天球図)によっては、必ずしも公私が課題になるというわけではないのですが、要は、“三者三様”の立場や考えや意見がお互いに対立したり、こう着状態を生みやすい状況が生じやすいということです。
とくに蠍宮の中盤に象意を持つ人をはじめとして、どこか思い違いや事実誤認をしやすい時期なので、その点にはご注意しておきましょう。
One-Point ◆ 蛇足ながら、お正月はもちろん、なにかと食欲旺盛になりやすい今年なので、健啖なのはよいとしても、スタイル維持や体重に気をつけているかたはそれなりの対処が必要です。
射手宮に象意を持つ人は、これまで“まっいいかぁ”や“ナアナア”でこられたかたほど“課題”が生じなくはない昨今ですが、そういうことからも早い人では、“やる気”や“気力”また“活力”が復活してくる今週です。
同じ射手宮でも「運気」の到来には“タイムラグ”が生じますので、全員がそうだというわけではありませんが、それでも今週は、“やる気気運”が強まりやすいでしょう。
だいたいながら射手宮のかたは、調子がよいと怠けグセがでたり、“キリギリス”の行動をとる人もいるのですが、逆にいえば、課題や問題が生じるほど果敢にトライして、解決しようとするかたもいますので、そういったかたほど活力が増す今週です。
One-Point ◆ まだ自分がでるほどの問題ではないと、“役不足”に感じている場合、相変わらずの“ノー天気”か、よほどの“大物”ですが、さほど“猶予”の時間は残っていないかもしれません。
山羊宮に象意を持つ人は、実力や見識があると自分で思っていたり、自信があるかたほど、それを必要以上にひけらかしたり、独善的にならないよう、慎重であるべきときです。
逆に、本当に実力や見識があって、“無知の知”といえるほど謙虚で、ものごとを諦観しておられる方の場合は、案外と組織や部署の長に立ったり、周囲から推されるなど、実力発揮の人生期になっています。
一方、まだ若く人生経験が少ないかたや、上述のどちらでもないといった“成長途上”のかたの場合、相応に努力すべき人生期だということになります。
One-Point ◆ 要は、ごく単純に申し上げますと、昨今の人生期は、ご自身のほんとうの力量や現実の実力レベルに応じて、誤魔化すことなく千差万別に状況が生じていく運勢期にあります。
水瓶宮に象意を持つ人は、悪くはないのですが、それゆえにイージーだったり、目標を見失ったり、怠惰な気分が生じがちな今週また昨今です。
水瓶宮の終盤や最後のほうに象意を持つ人を除いて、そういう傾向が強まる今週なので、“人気”に甘えずに、やるべき責務は早めに済ませておくほうが、逆に今週また昨今を楽しめる“先苦後楽”のときです。
要は、水瓶宮の最初のほうに象意を持つ人ほどそうで、まずは“対外的な責務”は果たすべきで、一方、終盤や最後のほうに象意を持つ人は、今週あたりまでは仕事や対外的な活動に多忙な実力発揮の時期になっています。
One-Point ◆ まあ実状はともかく、気分的に楽しかったり、前向きにとらえて安易に行動できることは悪くはないのですが、自分の実体がともなわない場合、相応の“ツケ”を支払うことになります。
魚宮に象意を持つ人は、実状は人それぞれだとしても、多かれ少なかれ魚宮らしくできるときで、気分的だったり、夢やビジョンを描くことができるときなので、内面的には“楽しい”ときだといえます。
そういった点では、精神面のポテンシャルが高まり、マイペースで想いの世界へと、われ知らずとも“トリップ”していることができる昨今だといえます。
もっとも、善意で理想主義の傾向のある魚宮なので、それが必ずしも悪いともいえず、ご本人が主観的に満足できていたり、幸福を感じていれば、それはそれで“善し”とするしかない昨今のディレクションだといえます。
One-Point ◆ ただし、魚宮の初盤に象意を持つ人をはじめとして、今週は現実社会でご活躍できる実力発揮や多忙なときなので、その点ではちゃんと地に足をつけた活動ができるかたもいます。
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