宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.558 / 2018.01.08 〜 01.21


●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 1月 6日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ お互いの自己主張が強まる今週で、慎重ながらも非難しがちになります。
恋愛運の傾向は、本人たちは燃えて、周囲は反発気味の今週です。
星の動き ◆ 今週は11日に水星が山羊宮に入宮します。
18日に金星が水瓶宮に入宮です。
20日の正午頃、太陽が水瓶宮に入宮します。
太陽と金星は合(コンジャンクション=0度)で、山羊宮の冥王星をふくめて、牡羊宮の天王星に矩(スクエア=90度)です。
山羊宮の水星と土星も合(0度)で、16日と17日は月も運航して、6つもの星が山羊宮で大会合(ステリウム)を形成します。
獅子宮のケレス&ドラゴン・ヘッドも合(0度)で、水瓶宮のドラゴン・テールと衝(180度)、この衝(180度)に対して蠍宮で合(0度)の火星は今週前半のみ&木星は週を通じて軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
週末と来週頭の短期間、ケレスを頂点に水星と魚宮の海王星を底辺にしたYOD(ヨッド=60/150/150度)が形成されます。
月は今週、天秤宮1度〜魚宮21度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、天秤宮のみをみれば一般的な表現では“不運期”ですが、正確にはご自身の内面性を見つめたり、プライベートに意識やご関心を持たれていく今週になっています。
とくに天秤宮の後半また終盤に象意を持つ人は、良し悪しはともかく“破局”や“別れ”といった人間関係の変化が起こりやすい今週です。
いずれにしましても、天秤宮に象意を持つ人の多くのかたは、大なり小なり、これまでの生き方にこだわることなく、本来の自分自身や、今後の新しい生き方を模索していく人生期にあるといえる今週また昨今です。

One-Point ◆ なかには“不運期”というよりも人間関係の変化が“ご結婚”によるものだったり、それにともなう“自分自身や今後の新しい生き方の模索”だったりするケースもレアながらあります。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、どこにディレクション・ポイントを生まれもつがで若干、内容が異なってきますが、いずれにしましても“イケイケ”な気運の今週また昨今であることに変わりはありません。
蠍宮の初盤に象意を持つ大半のかたは、昨今の人生期は良し悪しはともかく、われ知らずとも“夢”や“ビジョン”がふくらむ時期にありますので、それはいいとしても現実を見失ってしまわないことが重要です。
蠍宮の中盤や後半に象意を持つ人は、課題や問題があっても「なんとかなる」ととらえて、果敢にチャレンジしていける今週また昨今です。

One-Point ◆ 蠍宮の終盤に象意を持つ人も同様ですが、中盤に象意を持つ人と異なるのは、勘違いや事実誤認が比較的少ないので地に足をつけたご活躍ができる今週になっていることです。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、ショート・スパンでいえば、これまでの活動の成果を良し悪しはともかく“収穫”していく先月や今月ですが、多少の課題も生じますので、ツメを怠らないことが必要になるかもしれません。
ミドル・スパンでいえば、昨今は方向性の決定や、体力の増強や、今後の方針を整えていく“メインテナンス”の時期にありますので、今後の活動の基礎を整えていく時期にされるとよいでしょう。
射手宮全体的には、“夢”や“構想”を立案していくとよいときで、とくに終盤また後半に象意を持つ人は、才能や個性を発揮していける人生期にあります。

One-Point ◆ 相手や周囲よりも、だいたいは自分自身に意識や関心をもってご判断されたり、またマイペースで進んでいく時期なので、その責任は自分自身でもってとっていくべきときです。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、左欄の「今週の傾向と星の動き」にも書きましたように、最大で6つもの星が山羊宮をトランシットしていく今週になります。
そのなかには、土星、太陽、冥王星また一時、月といった影響力をもった星たちが多いので、よくいえば自分らしさが強まりますが、逆にいえば自分の価値観にこもりがちになることも起こりえます。
どちらに転ぶかは、生まれもつホロスコープ(出生天球図)やご自身の意志判断によって異なってきますが、いずれでも今週とこの前後の時期を“スプリング・ボード”として、新たな自分自身や人生に踏みだされていくとよいでしょう。

One-Point ◆ 初盤に象意を持つ人は、現実を見抜ける昨今の人生期にあり、後半に象意を持つ人は、すでに過去にこだわらずに自己変革をされていくとよい昨今の人生期に入っています。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、良かれ悪しかれ、これまでの人生の成果や結果を、大なり小なり受け取っていく昨今また今後となっていきます。
ただし、昨今は別のディレクションによって、仕事や社会的な活動が多忙だったり、実力を発揮していける時期にありますので、その点では活動期なので、必ずしも悪いとはなっていない現在になっています。
ただそれは、比較的短期のディレクションなので、いつまで多忙な活動期が続くかはケース・バイ・ケースで、多少のタイムラグは生じますが、そういったこともふくめて次第にいずれにも過去の“成果”を受けることになっていきます。

One-Point ◆ 今週や今すぐではないのですが、上述の結果を受けて、今年以降、徐々にながら新たな自身のスタンスを探すべき人生期に入っていきますので、それもインプットしておきましょう。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが多くのかたがご自身の“感性”や“感覚”や“情”を発揮されながら、マイペースに気ままにも個性や才能を発揮されていきやすい今週また昨今になっています。
そのこと自体は悪いことではないので、とくにイメージやビジョンを膨らませてアーティスティックな活動をされておられるかたや、芸術的な創作といったクリエイティブな活動をされているかたには、よい時期です。
その一方で、シビアな社会の現実とかかわりながら、ビジネス活動を生業とされておられるかたの場合は、状況によっては、ケアレス・ミスや“ボケ”に注意が必要なときになっています。

One-Point ◆ 初盤や中盤に象意を持つかたはそういった運勢期で、魚宮の終盤に象意を持つかたは、半数ていどのかたが仕事や社会で力を発揮できるご活躍の運勢期にある昨今です。



【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2018 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.