宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.552 / 2017.11.27 〜 12.10


●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年11月25日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 嵐まえの穏やかさというか、とりあえず“野望”や“牙”はしまって、調整を試みるとよい今週です。
星の動き ◆ 今週は、12月1日に金星が射手宮に入宮します。
3日に水星が射手宮29度で逆行に転じます。
9日に火星が蠍宮に入宮します。
水星は射手宮の土星と合(コンジャンクション=0度)で、牡羊宮の天王星と天秤宮の火星の衝(オポジション=180度)に調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をとります。
金星は射手宮に入宮後、射手宮の太陽と合(0度)です。
太陽は、魚宮の海王星と矩(スクエア=90度)で、獅子宮のケレス&ドラゴン・ヘッドの合(0度)と水瓶宮のドラゴン・テールとの衝(オポジション=180度)に、天王星とともに調停(60/120/180度)の座相をとります。
蠍宮の木星は、海王星と三分(120度)の一方、ケレスとは矩(90度)で、週の後半にはドラゴン・ヘッドとドラゴン・テールの衝(180度)をまじえてT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
山羊宮の冥王星はケレス&ドラゴン・ヘッドと転(クインカンクス=150度)です。
月は今週、魚宮3度〜乙女宮22をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮の前半に象意を持つ人は、基本的には天秤宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)の影響が強まる可能性が高い今週なので、念のためにそちらのサイン(宮)もご参照ください。
一方、天秤宮の後半に象意を持つ人は、やる気が出るのはよいとしても、相手を受け入れる天秤宮らしくないといえばそうですが、ご自分の意見や考えを主張しやすいときで、たとえば上司や周囲に反発心がでやすいときです。
どちらが“正しい”かはともかく、昨今の人生期は、そのことが人間関係の破綻や組織上の異動や転職に結びつきやすいときでもあります。

One-Point ◆ 今週は、“楽”のウラに“苦”が生じやすい時期でもありますので、人気があったり、上司からひいきを受けていても、現実を見誤まると手痛いしっぺ返しを受けかねないときです。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、たとえば多くの方が上司との緊張関係をどこかにかかえていたとしても、そういった課題や問題がさほど気にならずに、無意識ながらも「何とかなる」と楽観的にとらえやすい時期です。
そういった楽観的なことはいいのですが、蠍宮の初盤や中盤に象意を持つ人の場合、どこか現実離れした考えや想いをいだきやすい“事実誤認”の傾向がある人生期なので、その点では一応のご注意は必要です。
たとえば、良し悪しはともかくそのことが職場や仕事において、突然の「事態変化」を生む可能性がある時期になっています。

One-Point ◆ あくまでも“可能性”なので、さほどご心配されることはないのですが、むしろ“食欲の秋”ということもあり、今の蠍宮は食べることが楽しく食欲がすすみやすい時期になっています。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、射手宮のどこに象意をもつかで若干なりともまた微妙に異なってきますが、総じていえば、個人の意識や感覚が高まり、気分次第ながら楽しめる今週になっています。
少し細かくわけて申し上げますと、初盤また前半に象意を持つ人は、美意識が高まり安楽気分になりやすく、中盤に象意を持つ人は、自意識や才能また感性が高まりやすく、終盤に象意を持つ人は、現実を見据えつつも、奇抜で画期的なアイデアを出しやすい今週です。
ということで、終盤に象意を持つ人をのぞいて、自分なりに楽しめる今週でしょう。

One-Point ◆ ご本人が楽しければそれでもいいのですが、社会的にみた場合、マイペースすぎる言動は、古いことばですが“KY”といった評価を受けかねませんので、相応に注意は必要です。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、全体的には現状をとらえつつも、画期的なアイデアをもって企画や計画していくことが可能なときです。
総じてそうなのですが、わけて申し上げますと、前半に象意を持つ人は、山羊宮そのものよりも山羊宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)の影響が出やすい今週になっていますので、そちらもご参照ください。
一方、山羊宮の後半に象意を持つ人は、仕事や社会活動の分野で実力を発揮できる時期にあって、上述した画期的なアイデアでもって企画書を出したり、現実をみて実行に移していくとよい今週です。

One-Point ◆ 時代は徐々に山羊宮自身を“爆発的”に変えていく方向へと動いています。なので、どこまで認識されるかはともかく慎重ながらも、過去の旧い自分にとらわれないことが重要です。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、いくぶん微妙かつ複雑さが見え隠れする人間関係や状況の時期で課題も生じがちですが、打開や解決の道はありますので、成り行きまかせにしたり、怠けないことが重要です。
昨今の人生期は、よくいえば前向きだったり、寛容なのですが、逆にいえば、気分次第でイージーにもなりやすく安逸さが生じやすい時期ともなってますので、夢に流れすぎないように一応のご注意は必要です。
それが“悪い”というのではなく、状況によっては微妙は判断が必要なややり方や、細かく配慮した対応が必要となるケースがあるということです。

One-Point ◆ さしせまった状況が、来週あたりには自分自身に降りかかることもありえますので、今週の早い時期からでも当面の課題をクリアしたり、対応を一気にすすめておくとよいでしょう。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、内面の気分的にも、また外的な現実的にも、ものごとが進展していく前向きで才能発揮が可能な今週また昨今です。
仮に、仕事や社会的な実力や実績が不十分だったとしても、ご自身のお気持ち次第でどこかハッピーだったりする時期でもありますので、そんな個人的にみれば相応に“しあわせ”だったりするときでしょう。
また、個人の想いやビジョンにとどまらず、現実社会に通用する見識や実力、また美的感覚やセンス、さらにはスキルをもっている場合、職場や学校など対外的な社会の場で人気がでたり、相応にご活躍できる時期にあります。

One-Point ◆ いずれの可能性も高まる時期なので、“現実錯誤”や“自己矛盾”また“混乱”しないように気をつけて、状況におうじて個々にケース・バイ・ケースで対応していくとよいときです。



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