宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
HOME | 今週の運勢2 天秤宮〜魚宮 | バックナンバー > No.550
●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年11月11日アップ
全体傾向 ◆ 実業と虚業、現実と空想とがいずれも活性化する昨今です。
恋愛をはじめ男女間の情愛に流れやすい人は、注意が必要な時期です。
*
星の動き ◆ 今週は、22日の正午ころ太陽が射手宮に入宮します。
同日、魚宮11度で海王星が順行に戻ります。
海王星は、蠍宮の金星また木星と三分(トライン=120度)です。
金星は、獅子宮で合(コンジャンクション=0度)のケレス&ドラゴン・ヘッドと水瓶宮のドラゴン・テールの衝(オポジション=180度)に軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
一方、この衝(180度)にたいして天秤宮の火星と射手宮の水星の双方が、調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
火星と山羊宮の冥王星は矩(スクエア=90度)です。
牡羊宮の天王星と射手宮の土星は三分(120度)で、今週後半には水星がこれに加わります。
月は今週、乙女宮12度〜魚宮3度をトランシットします。
*
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
*
※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、やる気や気力が高まったり、内心、ときにイラッとされる方も増えやすい今週です。
活動的になるのはいいのですが、天秤宮の後半とくに終盤に象意を持つ人は、めずらしく自己主張を強めることにもなりやすいので、良し悪しはともかく、相手が理不尽な場合でも度がすぎると、人間関係に変化が生じたり、組織であれば異動や転職の対象になりかねない人生期です。
また、先ごろまで良いと思えた恋愛や異性関係も、どこか課題が生じてきたり、相手の化けの皮がはがれていきやすい今週です。
One-Point ◆ 天秤宮全体的には、社会的な活動や異性をふくめた人間関係の重視よりも、どちらかというと、自分自身の休息やメンテナンスに意識を持たれていくとよい今週になっています。
蠍宮に象意を持つ人は、多少の課題や問題があっても、さほど気にならないことが多く、だいたいは、「なんとかなる」と前向きにとらえたり考えたりして、楽観的にもイージーにも歩める昨今です。
全員ではありませんが、気になる人があらわれたり、恋愛幻想をはじめ異性への想いが強まったり、美意識が高まり魅力がアップする人も多い今週です。
それ自体は存分に楽しまれていく今週にされるとよいのですが、現実を超えた幻想や妄想を心のなかに抱くだけならともかく、それが昂じて非常識な「妄動」に走らないように、ごく一部のケースながらご注意が必要です。
One-Point ◆ そういった点では「好事、魔多し」ともなりかねない側面のある時期ですが、「過ぎたるは及ばざるがごとし」に気をつければ、だいたいは明るく前向きに楽しめる今週になっています。
射手宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、およそ後半に象意を持つ人をはじめとして、現実的に実利をもって合理的にご判断しつつも、夢や理想をえがいて歩める今週また昨今です。
いずれも個性や才能また実力を発揮しやすい時期ともなっていますので、相応に経験豊富で知性や能力のある方ほど、成果や実績を上げることが可能なときです。
ただし、現実離れした想いや空想を、われ知らずとも抱きやすい昨今なので、その点では、現実的な実力とのバランス次第ながら、意識して気をつけておかないと、ミスやヘタを打つことがありえるときです。
One-Point ◆ おおよそながら昨今は、相手や周囲よりも、主観や気分的に自分自身のことに意識や関心を抱きやすい時期なので、独りよがりの考えや言動になりすぎないよう注意は必要です。
山羊宮に象意を持つ人は、終盤に象意を持つ人や後半に象意を持つ人をのぞいて、ほぼ全面的に仕事や社会活動にまい進できたり、社会活躍運がともないやすい今週また昨今になっています。
ちなみに、後半また終盤に象意を持つ人が例外とまではいえないのですが、あくまでも山羊宮のみをみた場合なので、ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)によっては、増減があったり、ほかの運勢が強まることもありえます。
重要なのは、実力もさることながら、星の運勢によってそうなっている側面が強いときなので、あくまでも謙虚であることが重要です。
One-Point ◆ 逆に、「天上天下唯我独尊」ではありませんが、自分のみ正しいと傲慢になったり、相手や周囲を一方的に否定したりすると、多くの場合、そこで次第に「運勢」を失っていきます。
水瓶宮に象意を持つ人は、ご自身がつちかい備えてきた実力や才能におうじて、仕事の多忙期となったり、また事業や社会活動を発展や拡張していける今週また昨今の一時期になっています。
もともとが大きな人生期の流れや動きでいえば、昨今は内面的な勉強や自己修養というよりも、仕事など対外的に活動していく時期にありますので、その“運勢”が昂じていく今週また昨今になっているということです。
とはいえ相手や取引先との関係性はもちろん、生まれもつホロスコープ(出生天球図)に応じても、自己修養を怠るべきときではありません。
One-Point ◆ 自分自身にも、また周囲や相手との関係性に課題や問題があっても、だいたいは「星のディレクション」によって助けられたり、何とかなっていっている時期だという意味です。
魚宮に象意を持つ人は、あえて申し上げますと、ご自分の想いのまま、また気のままに楽天的にも前向きにも、明るく気分よく過ごせる今週また昨今になります。
魚宮生まれ(太陽)はもちろん、魚宮に強く象意をもつ人ほどそうなりやすいので、まわりの人がなんと言っても“マイペース”になりやすく、あまり聞く耳をもたないときともなっています。
魚宮のみをみた場合、そんな状況なので、ここでなにかを書いてもしょうがないのですが、魚宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)の影響が強いかたの場合は、そのサイン(宮)次第によっては、まだ客観的にご判断していただけると存じます
One-Point ◆ そういった時期でもありますので、魚宮にとっては、良し悪しはともかく仕方のないときです。逆にいえば、それでご本人は“幸せ”なので、生活や社会で活かせばよいということです。
※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。
Copyright(C) 2005-2017 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.