宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年10月28日アップ
全体傾向 ◆ 現実を誤魔化すことなくとらえる人がいる一方で、今週は“妄想”や“イマジネーション”が活性化します。
そのため、勘違いには注意が必要ですが、ご自分では気づきにくいときです。
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星の動き ◆ 今週は、11月6日に水星が射手宮に入宮し、翌7日には金星が蠍宮に入宮します。
水星はノーアスペクトで、金星は蠍宮の木星と合(コンジャンクション=0度)です。
また木星は魚宮の海王星と三分(トライン=120度)で、今週中頃過ぎまで蠍宮の太陽と合(0度)です。
太陽は海王星と三分(120度)をとる一方で、獅子宮のドラゴン・ヘッドと水瓶宮のドラゴン・テールの軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
また、獅子宮のケレスと矩(90度)です。
ケレスと天秤宮の火星は、海王星を頂点としたYOD(ヨッド=60/150/150度)を形成します。
ドラゴン・ヘッドと射手宮の土星と牡羊宮の天王星は、大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成し、天王星は金星と衝(180度)で、土星のみ調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をとります。
山羊宮の冥王星は、太陽と海王星とで小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
月は今週、水瓶宮25度〜乙女宮12度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意ポイントによって内容が異なりますが、今週まで異性関係が高まりやすいときです。
前半に象意を持つ人の場合、やる気が出るのはよいのですが、ときに衝動的に言動したり、早とちりや、勘違い、また事実誤認といった天秤宮らしからぬ傾向に走りやすい今週です。一応はご注意ください。
一方、天秤宮の終盤をはじめ後半に象意を持つ人は、天秤宮らしく美意識や美的感覚が高まり自分らしさを発揮できますが、フラフラと美男美女によろめかないよう現実を視野に行動すべきときです。
One-Point ◆ 中盤に象意を持つ人をはじめ大半のかたが、自身の内面の精神意識(霊性)面やスピリチュアルな分野に意識や関心を向けやすい今週また昨今の人生期になっています。
蠍宮に象意を持つ人は、人(生まれもつホロスコープ)によっては、仕事とプライベートや家庭などとの間に、相応のチグハグ感やバランスをとるべき課題が生じていますが、さほど気にされない方が多いときです。
蠍宮の前半に象意を持つ人をはじめとして、今週また今月(11月)は、異性へのご関心や恋愛気運が高まり、理想の異性かのようにイメージを膨らませて、思わずアピールやアプローチをされる方が増える今週です。
最終的な結果は、相性や星のディレクションがかかわりますのでともかくとして、ご本人が楽しければそれでもよいときです。
One-Point ◆ 異性関係や恋愛気運の高まりと同時に、蠍宮ご自身の魅力や明るさも高まっていく今週また昨今なので、そのこともいっそうの拍車をかけて異性関係にアクティブになる今週です。
射手宮に象意を持つ人は、初盤や中盤に象意を持つ人をはじめとして、内面の“イメージ”や“ビジョン”また“空想力”などが無意識のうちに高まり、スピリチュアルな精神活動へと向かう今週になっています。
一方、射手宮の後半とくに終盤に象意を持つ人は、身のまわりの現実や社会の仕組みがよく見えている昨今なので、見識や実力のある方ほど、個性や才能を発揮して人間関係や活動範囲を広めていく人生期です。
いずれにしましても、これまで自分らしく活動してきた内容が、良し悪しはともかく、それ相応に結果としてあらわれていく時期を迎えています。
One-Point ◆ 相手や周囲よりも、自分の主観や気分によってマイペースにも前向きにも動きやすい今週です。それはよいのですが、独りよがりに過ぎないように念のためにご注意は必要です。
山羊宮に象意を持つ人は、最初のほうに象意を持つ人、中盤をはじめ多数の山羊宮の方、また終盤をはじめ後半に象意を持つ人と、細かく運勢は分かれていく今週また昨今です。
最初のほうに象意を持つ人は、良し悪しはともかく山羊宮らしく現実的もしくは計算して個性や才能を発揮し活動範囲が広がる時期です。
中盤をはじめとした半数以上の山羊宮の方は、一生に一度ともいえる根本的な自己変革の人生期の渦中にありますので、あえていえば“良くも悪くも”、いつ何をキッカケにどんでん返しが起きてもおかしくない人生期になっています。
One-Point ◆ 終盤をはじめ後半に象意を持つ人は、これまでの歩みの蓄積が結果的に自分の内面の精神意識を決めていきますので、軽はずみな行動をしないよう現実的な判断をしましょう。
水瓶宮に象意を持つ人は、取引先や顧客といった仕事上の課題やバランスをとることが必要ですが、安易な成り行きまかせにならなければ、やり方次第では仕事上の成果を上げていくことができる今週です。
逆に、イージーにとらえすぎたり、たいして努力もせずに怠けたり、安穏とこの時期をただ気分よく過ごしていった場合、チャンスは訪れず、良くも悪くもなにごともなく時間や運勢が過ぎていくときです。
端的には、シビアな現実のディレクションを自分自身に受ける一方で、イメージが膨らんだり気分次第の仕事や社会的な活動の昨今となっています。
One-Point ◆ 基本的には、プライベートが中心であるよりも、仕事をはじめとした対外的な活動が活発化していく時期なので、自身の見識や実力やアイデア次第で運勢を決しやすいでしょう。
魚宮に象意を持つ人は、大半の方が魚宮らしく、夢やビジョンや願望などの翼をひろげて、観念的にも気分よく生きていける時期で、また自分らしく個性や才能を発揮していける時期になっています。
とくに今週は、先回も書きましたように、運命的にも否応なく自分らしさを発揮したり、逆に想いを深めたりと、前向きにも明るくおおらかに、恋愛気運や異性関係がすすむ、いわゆる“モテ期”となります。
そんなこんなで、もし今週、異性との関係がない場合、魚宮の終盤に象意を持つか、生まれながらに異性運に恵まれていないか、そこからは外れているホロスコープ(出生天球図)だといえそうです。
One-Point ◆ いずれにしても課題や問題があっても気にならず、主観的に楽しい時期を相応に満喫できるときです。ただし客観的には“事実誤認”に気をつけておかれたほうがよいときです。
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