宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年10月14日アップ
全体傾向 ◆ フェイク・ニュースをはじめ勘違いや誤解が若いかたや“未熟”な人ほど起こりやすいときです。
そのため、シビアに事実や現実をみて対応する実力ある人たちとのあいだに、齟齬が生じやすい今週です。
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星の動き ◆ 今週は、17日に水星が蠍宮に入宮します。
23日の午後2時半頃、太陽が蠍宮に入宮し、同日、火星が天秤宮に入宮します。
太陽&天秤宮の木星&水星は三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)で、衝(オポジション=180度)の牡羊宮の天王星、ならびに獅子宮のドラゴン・ヘッドや水瓶宮のドラゴン・テールと、神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)を形成します。
さらに、その一辺をなす天王星とドラゴン・ヘッドは、射手宮の土星と大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成し、必然的にドラゴン・テールを尻尾としたトライン・カイト(60/60/120/120度)を形成します。
今週前半の火星と土星は矩(スクエア=90度)で、今週後半の金星と山羊宮の冥王星も矩(90度)です。
水星は獅子宮のケレスと矩(90度)で、魚宮の海王星と三分(トライン=120度)です。
その海王星を頂点にして、今週中頃、ケレスと金星を底辺とするYOD(ヨッド=60/150/150度)が、一時的に形成されます。
月は今週、乙女宮2度〜水瓶宮25度をトランシットします。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。
天秤宮に象意を持つ人は、恋愛気運や異性関係が活性化するときです。ただし、前半に象意を持つ人をはじめ、相手を美化するなどの“勘違い”から結果的にうまくいきにくい可能性があります。
逆に、お互いに支えあってきた誠実なカップルの場合、ご結婚をはじめ、新たに人生を出発していくことが起こりえる昨今です。
とくに、天秤宮の初盤に象意を持つ人の場合、夢や願望を抱いていく時期から現実を見つめざるをえない状態に、早いかたでは今月から遅くても今年中には徐々に入っていくことになる人生期です。
One-Point ◆ 同じ天秤宮に象意を持つ人でも、若干のタイムラグは生じますが、これまで安穏と過ごしてきたかたほど“夢”から覚めて、“現実”に直面していく人生期がはじまるということです。
蠍宮に象意を持つ人は、どこまでお気づきになられるかはともかくとして、よくいえば前向きで「なんとかなる」といった楽観的な気分や、現実にとらわれずに、ご自分なりに“夢”や“理想”を求めていく人生期にあります。
そのこと自体はよいのですが、安易で無責任な言動や、社会の秩序や家庭のルールに反する行ないを繰り返すと、近い将来か未来かをとわず、いずれご自分の立場をゆるがす大問題が生じかねませんので、ご注意ください。
とくに今週は、言葉が軽くなりがちなので、誠実にしっかりと責任のある誠意を忘れない言動を心がけるとよいときです。
One-Point ◆ 「前向き」で「明るい」ことはよいことなので活かすべきです。ただ、それが高じて地に足が着かない言動を繰り返すなど、度をこえてすぎると“軽いやつ”だと逆効果になる今週です。
射手宮に象意を持つ人は、あえて分けて書きますと、射手宮の初盤や中盤に象意を持つ人は、内面の深層の精神意識世界が活性化したり、否応なく「自分自身」がどうあるべきかなどを見つめていかざるをえない今週です。
それ自体は必要なことなのですが、それが社会の現状や自分自身の現実に反して、“空想”や“幻想”まじりになりすぎると、我知らず異常な観念論や妄想世界に入り込みますのでご注意ください。
一方、射手宮の終盤また後半に象意を持つ人は、とくには今週前半あたりまでは、対外的な仕事や社会活動などで多忙な実力発揮のときで、ご自分のまわりの現実を誤魔化すことなくみつめ実力発揮ができる人生期です。
One-Point ◆ 射手宮の中盤に象意を持つ人の一部は、上述した両方のディレクションを相応ながら同時に受けていきますので、“夢”と“現実”とをゴッチャにして混乱しないことが重要です。
山羊宮に象意を持つ人は、これまで地道にコツコツとでも努力して、我知らずとも見識や実力を蓄えてきたかたほど、それが結果として実り、対外的に仕事や社会で花開いていく人生期でもあり、また今週や来月です。
平たくいえば、人気運が上昇して実力や実績が上げられるなど、多忙になっていく時期になります。
山羊宮の全員ではありませんが、大半のかたがもともと“一変”していく自己変革や人生変革の人生期にありますので、要はそれが良い意味で具体化していく可能性が高まる今週また昨今になります。
One-Point ◆ 一方で、慣れない運勢期に“勘違い”をしかねない一部の山羊宮もいそうなときなので、前向きにとらえるのはよいとしても地に足を着けておくことは忘れないようにしましょう。
水瓶宮に象意を持つ人は、生まれもつホロスコープ(出生天球図)や運勢に応じて、相応に仕事や社会活動が活発になっていく人生期で、コミュニケーションも活発化しそうな今週です。
なかには、逆にイージーや成り行きまかせになりすぎて、安穏とかまえて過ごしていく今週また今後の生き方をされるかたがいなくはありません。
ですが、基本的に今週また昨今は、相応に美意識が高まったり人気も出やすく、同時にやる気や活力のボルテージも高まっていくことになりやすい時期なので、その点では社会的な活躍期になっていきます。
One-Point ◆ また、いろんな点で、あるべき自分自身を見直していくのもよい時期になっています。そのような“自己認識”を高めていくとよいときなので、地に足を着けつつ“進む”ときです。
魚宮に象意を持つ人は、初盤や中盤に象意を持つ人をはじめとして、魚宮全体的にいっても、よくいえば前向きな気持ちで気分よく楽観的に課題があってもさほど気にならずに歩める今週また今後になります。
そのうえ今週は、否応なく自分らしさを自覚したり、良し悪しはともかく、ご自分の感覚を我知らず優先していくときになっています。
そのこと自体は悪いことではありませんので、存分に楽しまれたらよいときなのですが、念のために書いておきますと、ご自分の中の形而上世界が優先されやすくなりますので、現実社会との齟齬にご注意ください。
One-Point ◆ 実業の世界ではそういえますが、逆に芸術など創作的な夢にかかわる分野の場合、ご自身の中のイマジネーションが膨らみ時空を超えた表現が可能になる今週また昨今です。
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