宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年 8月19日アップ
全体傾向 ◆ 最近の国際情勢をみればわかると存じますが、緊張の中にも調整が図られ、それは今週も続きます
一方で一緒にするのもヘンですが、軍事も男女関係も、一触即発やトラブル含みながらイケイケの今週です。
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星の動き ◆ 今週は23日の朝7時過ぎに太陽が乙女宮に入宮します。
25日に土星が射手宮21度で順行に戻り、翌26日に金星が獅子宮に入宮します。
9月1日に乙女宮を逆行中の水星が獅子宮に逆入宮します。
山羊宮の冥王星と蟹宮のケレスは衝(オポジション=180度)で、魚宮の海王星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をとります。
同時に、天秤宮の木星を軸にT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
さらに木星は、獅子宮の火星&ドラゴン・ヘッドの合(0度)と水瓶宮のドラゴン・テールの衝(180度)に、牡羊宮の天王星、また射手宮の土星とともに調停(60/120/180度)の座相を投げかけます。
金星は天王星と矩(スクエア=90度)で、天王星は太陽&水星と三分(トライン=120度)です。
月は今週、獅子宮12度〜水瓶宮9度をトランシットします。
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※「宝瓶宮占星学とクオリアルな…」。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
天秤宮の初盤に象意を持つ人はそのピークを過ぎていますが、中盤や終盤に象意を持つ人は、何かと食欲旺盛になりやすい時期にありますので、気にされる方は“肥満注意報”が発令される昨今です。
厳密には、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によっても程度が異なりますので、全員がそうなるわけではありませんが、よいケースもふくめて、さらにストレスをかかえることになった場合も、食は楽しみの一つになっているためです。
また、天秤宮の最後のほうに象意を持つ人は、突然の人事や関係変化などで慰労まじりの異性関係にも注意が必要なときです。
One-Point ◆ 今週、天秤宮の初盤に象意を持つ人は、直接の大きなディレクションを受けていないので、天秤宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)の影響のほうが大きくなる確率が高いときです。
蠍宮に象意を持つ人は、後半に象意を持つ人をはじめとして、仕事や対外的な活動において、動きが活発化している今週また昨今です。
社会的な見識や実力のある方ほどパワフルに活動できますし、新規展開や斬新な企画などによって、実績を上げたり、結果を出すことが可能な今週また昨今になっていますので、コミュニケーションや情報交流が活性化しそうです。
蠍宮の初盤、とくに最初のほうに象意を持つ人は、人間関係の変化や組織関係の変化が異性関係や、ともすれば倫ならぬ関係性を誘発しやすい今週なので、相応のご注意は必要です。
One-Point ◆ 昨今は、蠍宮の星や占星点にかぎらず、12サイン(宮)全体において星のディレクションが活発で相応の影響を受けますので、状況に応じた対応やバランス感覚が必要なときです。
射手宮の前半とくに初盤や最初のほうに象意を持つ人は、オリジナルな才能やアイデアを発揮できる今週で、週が進んだり、また来週になるほど、実力の発揮やご活躍が可能になっていきます。
一方、射手宮の後半に象意を持つ人は、ご自分をとりまく昨今の社会の現状を存分に把握して、やる気や実力を発揮するなど、冷静沈着にもまたアクティブにもなれるときなので、独立心が芽生えたり、自立を図る方も出てくるときです。
それに問題はないのですが、射手宮に象意を持つ半数の方が、どこか勘違いをしやすい一面を併せもつ人生期にありますので、そこはご注意が必要になっています。
One-Point ◆ 今週は、直接間接を問わず、射手宮が昨今の現状を左右するキーパーソンの一人になっていますので、ご判断や動きによって周囲の情勢が大きく変化していくこともありえます。
山羊宮に象意を持つ人は、多分、ご本人がどこまでご自覚されているのかはともかく、現状の安定にも、状況の大変革にも一石を投じかねないキーパーソンの一人となっています。
先週や今週は、これまで培ってきた見識や実力が結果となってあらわれるときで、目的を達成するために忍耐強さも発揮される時期でもあり、どちらに動くかはご判断に迷いも生じ、“GO!”も“留保”もありえるときになっています。
どちらかといえば、山羊宮の前半に象意を持つ人は、動きを活発化しやすいときで、後半に象意を持つ人は、ご自分の内面性にこだわり策を練るときだといえます。
One-Point ◆ ここまで書いて気づきましたが、金正恩も山羊宮生まれ(太陽)で、慎重さと激しさをそなえ、現状の安定にも大変革にも一石を投じかねないキーパーソンの一人だといえます。
水瓶宮の初盤とくに最初のほうに象意を持つ人は、良し悪しはともかく、生まれもつ“水瓶宮らしさ”が出るときなので、そのような今週の言動によって、ご自身がどんな“性質”や“運勢”を生まれもつのか一端を推し量ることができます。
それとは別に、分かりやすく申し上げますと、今週は“娯楽”や“楽しいこと”また多少の“贅沢”など“安楽”な傾向をめざしていきやすいときなので、そのぶんは差し引いてもかまわない人がいます。
一方、水瓶宮の後半とくに最後のほうに象意を持つ人は、独自の才能や個性の発揮をめざして、これまでの言動や意識を方向転換していくとよい今週になっています。
One-Point ◆ 物事の見方やとらえ方などを自分らしい方向に転換していくことが次第に必要になっていきますので、今後の人生における「社会的な活躍」を視野に入れていくとよいでしょう。
魚宮に象意を持つ人は、中盤や終盤に象意を持つ人をはじめとして、地位向上や責任ある立場が与えられるなど、社会運に恵まれやすい昨今で、とくに先週や今週は多忙な実力発揮のときになっています。
もちろん、我知らずとも現実を無視して、ご自分の観念や夢想(幻想)のなかに生きて社会的な常識や実力を持たない方は別ですが、それでもクリエイティブな芸術方面であれば、まだ相応のご活躍は可能です。
一方、魚宮の初盤に象意を持つ人は、マイペースな生活から、徐々に仕事や社会的な責任や使命を視野にしていく転換期に徐々にながら入っていきます。
One-Point ◆ 今週も多少その傾向はありますが、本格化するのはこれから来月にかけてで、うまく意識転換された方ほど、他の運勢サイン(宮)次第とはいえ、社会的なご活躍が可能になります。
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