宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年 6月24日アップ
全体傾向 ◆ 今週も宗教テロにかぎらず、いろんな意味での“テロ”に要注意です。
加計学園に関する暴露“テロ”、AKB総選挙で起きた恋愛“テロ”など“フェイク”絡みです。
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星の動き ◆ 今週は7月5日に金星が双子宮に入宮します。
翌6日に水星が獅子宮に入宮します。
今週前半の水星は、蟹宮の太陽&火星と三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)で、山羊宮の冥王星と衝(オポジション=180度)、太陽&火星は週を通じて冥王星と衝(180度)で、天秤宮の木星を軸にT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
水星はまた、牡羊宮の天王星と矩(スクエア=90度)で、天王星は獅子宮のドラゴン・ヘッドや射手宮の土星と大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成します。
この大三角(120度×3)は、双子宮のケレスと水瓶宮のドラゴン・テールを尻尾に、トライン・カイト(60/60/120/120度)を形成します。
ドラゴン・ヘッドとドラゴン・テールは、金星を軸にT矩(90/90/180度)も形成します。
魚宮の海王星は、太陽&火星と三分(120度)です。
月は今週、蟹宮25度〜山羊宮22度をトランシットします。
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※今週の「ホロスコープ」は、「宝瓶宮占星学とクオリアルな…」に掲載中です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
天秤宮に象意を持つ人は、天秤宮生まれ(太陽)にかぎりませんが、いつもの“天秤宮”らしくなく、いくぶんの“荒れ模様”をみせる今週になります。
通常は相手や周囲の人の意志を尊重して受け入れ、おだやかにに接し、八方が平和的にうまく収まるように対処していくのですが、今週は内面性が不安定になるほど、ひと言もふた言も余計に発しそうです。
見識や自制心や実力を充分にもった人であれば、逆に対立や争いを鎮める一家言になりますが、そのレベルにない場合、よかれと思っていった一言が、かえって事を荒立てたり、場を混乱させることになりかねないときです。
One-Point ◆ たとえば、AKB総選挙での「結婚発表」も後者のパターンで、射手宮生まれのメンバーながら思慮や実力の不足からイベントをぶちこわす恋愛自爆“テロ”を演じた格好です。
蠍宮に象意を持つ人は、やる気が出たり、知性が活発化するのはよいのですが、全員ではなくても、大半の方が地に足を着けた思考をしにくかったり、茫漠とした考えや言動に我知らず陥りやすい時期なので注意が必要です。
よくいえば、課題や問題があっても“雨降って地固まる”式に結果オーライだったり、逆に、問題や課題を起こしても、なんとかなると安易にもイージーにもとらえてしまいやすいときです。
それが悪いというわけではありませんが、どうしても1つ“ネジ”が欠けがちだったり、今ひとつ現実的ではない観念的とも理想的な言動になりやすいのでご注意ください。
One-Point ◆ 芸術的な「創作活動」や「夢」を語るぶんにはいいのですが、現実に即して言動したつもりが、実はどこか地に足が着いていないことを自覚しにくいのが課題になるときです。
射手宮に象意を持つ人は、とくに後半に象意を持つ人をはじめ、相応に課題や問題が生じる昨今とはいえ、何んとかなっていきますし、状況を打開することができる昨今また今の人生期になっています。
そのこと自体に問題はありませんが、今週はものごとを安易に考えすぎたり、主観的にとらえて、イージーに言動すると、今の立場や自身の存在に関する根幹的なダメージとなりかねませんのでご注意ください。
要は、初盤に象意を持つ人をはじめとして、順調だったり調子がよいときほど、逆に、細部にまで配慮したご判断など、慎重な対応が必要になるときです。
One-Point ◆ もともと情況が厳しく、何かと深く考えて対処しなければならなければ、自ずと慎重に対応することになりますので、いいのですが、好調なときほど、足元をみることも必要です。
山羊宮に象意を持つ人は、良きにつけ悪しきにつけ、今週また今月は、大なり小なり人生の方向転換をしていくべきときになります。
“良きにつけ悪しきにつけ”ということの意味は、昨今の活躍をますます広げていくためにも、逆に現状から脱却していくためにも、考え方や行動パターンの転換が必要だという意味で、さらには人によっては勘違いの方向をめざしやすいためです。
その割合が“ヒフティー・ヒフティー”なので誤魔化すことなくちゃんと現実をみて方向転換ができるケースと、どこが事実誤認をしたまま観念的に理想論でもって方向転換をするケースが起こりやすくなっています。
One-Point ◆ それに気づくか気づかないかも“ヒフティー・ヒフティー”なので、自分ではちゃんと現実にそって判断していると思い込みやすいことが、逆に注意しても自覚しにくいことになります。
水瓶宮に象意を持つ人は、中盤に象意を持つ人はまだしも、初盤や終盤、とくに最初のほうや最後のほうに象意を持つ人の場合、良し悪しはともかく、今ひとつキレが出にくい今週になります。
最初のほうに象意を持つ人の場合、ありていに言えば自分の世界にこもりすぎると社会性を欠きやすくなり、最後のほうに象意を持つ人の場合、“怠け心”というと言い過ぎですが、今ひとつ気乗りしない今週あたりになっています。
もちろん、ホロスコープ(出生天球図)には2つと同じものがな、人それぞれに千差万別なので、例外となる人はいますが、総じていえばそういうことです。
One-Point ◆ 水瓶宮の中盤に象意を持つ人の場合、どちらかというと今週は水瓶宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)の影響のほうが大きくなりそうなので、あわせてそちらもご参照ください。
魚宮に象意を持つ人は、総じて魚宮全体的にいえば、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって多少の強弱はあるとはいえ、自己変革をめざしつつ意識転換をしていくときになっています。
場合によっては、それが観念的だったり、地に足が着かない意識上のものになる人と、逆にご自身の個性や社会的な使命にそった現実的なものになる人との、両方のケースが生じやすい状況です。
ご自分がどちらなのかに気づければ問題はないのですが、頭の中で“現実にそっている”と考えている人ほど、逆に自覚できていないことが多いので、ご注意されても相応に間違うケースは起こりえます。
One-Point ◆ 魚宮の後半に象意を持つ人は、社会的な見識や実力がある方ほど、自己実現をしやすい人生期ですが、役不足と勘違いして張り切りすぎるのは、やはり慎重であるべきです。
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