宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年 6月10日アップ
全体傾向 ◆ 今週はなんといっても恋愛関係や倫ならぬ関係をふくめた異性関係が一時、活発になりそうです。
そのため、真剣交際はともかく、地に足がつかない惚れた腫れたの“恋愛幻想”には要注意です。
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星の動き ◆ 今週は16日に海王星が魚宮14度で逆行に転じます。
21日午後1時半頃、太陽が蟹宮に入宮します。「夏至」です。
同日、水星も仲良く蟹宮に入宮します。
それまで水星と、今週の太陽と双子宮のケレスは、射手宮の土星を頂点とする牡羊宮の天王星と獅子宮のドラゴン・ヘッドの大三角(グランド・トライン=120度×3)の尻尾となって、トライン・カイト(60/60/120/120)を形成します。
同大三角(120度×3)は、ドラゴン・ヘッドを頂点に、水瓶宮のドラゴン・ヘッドを尻尾にトライン・カイト(60/60/120/120)もまた形成します。
ドラゴン・テールは、太陽&水星の合(コンジャンクション=0度)と三分(トライン=120度)です。
天秤宮の木星は、山羊宮の冥王星と矩(スクエア=90度)、蟹宮の火星とも矩(90度)です。
火星は、海王星と三分(120度)で、海王星はケレスと矩(90度)です。
今週の中頃、海王星と牡牛宮の金星を底辺に、木星を頂点とするYOD(ヨッド60/150/150)が形成されます。
月は今週、山羊宮13度〜蟹宮25度をトランシットします。
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※今週の「ホロスコープ」は、「宝瓶宮占星学とクオリアルな…」に掲載中です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
天秤宮に象意を持つ人は、既婚者をふくめ今週は、よくいえば“大モテ”だったり、未婚者であっても“不倫”や“刃傷”ぶくみの色恋沙汰に巻き込まれるケースが比較的ながら多くなる時期です。
それがトラブルにならずにスムーズに進むというのはヘンですが、二人だけの密事なら“自己責任”ですみますが、今週は「離婚」含みや「ストーカー」また「刃傷沙汰」も起こりえる大問題に発展する可能性が高いときです。
美女やイケメンに弱い天秤宮としては、今週はそういったタイプも視野に入りますので、目を奪われるのはともかく、心を奪われないようにご注意ください。
One-Point ◆ 色恋をふくめて、今週は職場や仕事で実力発揮をできる活動期でし。多忙になるかたも多いときですが、一方で加減を見誤ってやりすぎも起こりやすいので、ほどほどが肝心です。
蠍宮に象意を持つ人は、男女をとわず理想のタイプの異性かもといった勘違いをふくめて、“心の炎”を燃やすことになりやすい今週また昨今です。
具体的にアプローチをかけるかどうかは自分自身のホロスコープ(出生天球図)や相手との相性次第だとはいえ、想いやイメージの中で想像をふくらませたり、間接的にアクションをとるなどしやすいときです。
自分自身が楽しければ、それはそれでいいのですが、相応に何らかの出費や痛手をともなうことにもなりやすく、その反面、奉仕や自己犠牲の満足感がえられるなど、心理的な充足度は大きいときです。
One-Point ◆ あえて申し上げますと、自分の積極的な意志とはかぎらず、否応なくその場の情況や相手などによって、自分であって自分ではないかのように運命的にそうせざるをえないときです。
射手宮に象意を持つ人は、いろいろと星のパワーが多様に集中することになる今週なので、単なる気分によらず、状況に合わせて慎重にチョイスして適切に活用していくことが必要だといえます。
もっと寓話的に申し上げますと、一見、安易で、その道を進まざるをえない状況をチョイスした場合、そこには運勢一転のトラブルや想定外の課題が待ち受けている今週になっています。
逆に地道であっても、個性を発揮するマイペースで常動ならざるニッチな道に、案外と自分が理想として求める知識や情報が転がっていたりします。
One-Point ◆ このように書くのはカンタンですが、現実的に実際にその場に立ったとき、どのような状況にいるのかに気づかず、安易なほうの道を流れにまかせて選択しやすいのも事実です。
山羊宮に象意を持つ人は、現在までに培ってきた実力や見識次第ですが、そのレベルが高い方ほど、今週は意識や行動の転換をなして、仕事や対外的に新境地をひらいていくことが可能です。
逆に、年齢のわりにまだ社会から学ぶことが多く未熟だったり若い方の場合は、安易に異性や恋愛幻想に流れて、それがトラブルや問題を生じて、結果的に自分自身の言動を改めていかざるをえない今週になります。
どちらが先かは自分のレベル次第ですが、いずれにしても自分自身の意識や考えや言動を見直して、対外的に自己変革をしていくとよい今週になっています。
One-Point ◆ あえて申し上げますと、すでに自己変革をされた方も、まだこれからの方も、今週また昨今は、自分の理想像をイメージしたり、ビジョンを描いたり模索すべきときになっています。
水瓶宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意ポイントによる運勢の違いをのぞいて、水瓶宮全体的に申し上げますと、どちらかと現実的か妄想的かはともかく、異性関係や恋愛幻想が強まる今週です。
水瓶宮にかぎらず、今週は一部の星の動きにそういう傾向がみられますので、水瓶宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)も同様にそれが象われやすいときです。
いずれにしても、地に足がつかない異性関係はトラブル含みで生じざるをえない今週なので、安易に鼻の下を伸ばしていると、実はまったくもって“勘違い”だったということも起こりえます。
One-Point ◆ 水瓶宮的には、ちょいと休憩でもして自宅でくつろいだり、美味しいものを食べたり、楽をしたい今週だといえますが、それゆえに流れにまかせて過ごしやすいときになります。
魚宮に象意を持つ人は、いわば“啓蟄”の傾向が漸次、強まっていく今週以降なので、そのぶんご自身のホロスコープ(出生天球図)に応じて、お気楽にも安易にも、また仕事にも“両方”に動きだしていく昨今になります。
あえて象意ポイントによってわけて書きますと、魚宮の後半に象意を持つ人の場合、好調だった仕事の仕切り直しを終えて、新たなビジネス展開をしていくなど再度、仕事モードに進んでいく人が大半です。
一方、前半に象意を持つ人や魚宮全体的に、解放されたかのように異性関係や恋愛モードに否応なく進む人がいますが、結果は楽な道を選択した人ほどトラブルまがいの出来事に遭ったり、最悪はストーカーや刃傷沙汰も起こりえる今週です。
One-Point ◆ そこまで極端なのはごく一部のお話ですが、今週の恋愛や異性関係の傾向としてそういうことで、道は広く見えても、誤解や勘違いが多く、あまりおすすめできないといえます。
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