宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年 5月27日アップ
全体傾向 ◆ TOPどうしのいさかいは残るものの、全体的にはどちらかというと融和ムードの今週です。
異性関係も、おおむねながら好調な人が多くなるときでもあります。
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星の動き ◆ 今週は6月5日に火星が蟹宮に入宮します。
翌6日に金星が牡牛宮に入宮し、続く7日に水星が双子宮に入宮します。
1日おいた翌々日の9日に、木星が天秤宮13度で順行に戻ります。
木星は、双子宮の太陽&ケレスの合(コンジャンクション=0度)と三分(トライン=120度)で、山羊宮の冥王星と矩(スクエア=90度)です。
冥王星は今週前半、水星と三分(120度)で、水星を軸に獅子宮のドラゴン・ヘッドと水瓶宮のドラゴン・テールがT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
その一方で、ドラゴン・ヘッドを頂点に金星&牡羊宮の天王星と射手宮の土星が大三角(グランド・トライン=120度×3)を成し、ドラゴン・テールを尻尾としたトライン・カイト(60/60/120/120)を形成する一方、土星を頂点に火星を尻尾としたトライン・カイト(60/60/120/120)もまた形成されます。
太陽&ケレスは、魚宮の海王星と矩(90度)です。
月は今週、蟹宮17度〜山羊宮13度をトランシットします。
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※今週の「ホロスコープ」は、「宝瓶宮占星学とクオリアルな…」に掲載中です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
天秤宮に象意を持つ人は、心の奥底に相応の葛藤はあるものの、大半の方が前向きに「なんとかなる」ととらえたり、おおらかさをもっていける今週です。
基本的には内面のプライベートに意識や関心をもつ時期が終わり、すでに仕事や社会活動に意識や関心を向けている人をはじめ、人それぞれに相応ながら、今週以降はとくに全体的に仕事モードや社会活動モードに入っていきます。
そういったなかでも、天秤宮の終盤、とくに最後のほうに象意を持つ人は、週がすすむほどに職場や社会で実力発揮が可能になり、なかには多忙な時期に入っていく人がいます。
One-Point ◆ 食欲旺盛だったり、健啖家になる人が多い昨今の天秤宮ですが、そんな時期でも今週前後あたりは、断食までいかなくても、少しはセーブしようという気持ちが働きやすいときです。
蠍宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意のポイントによって若干のバラつきが生じますが、今週やその前後は、考え方など意識転換をしたり、あるべき自分を志向していくときともなっています。
蠍宮全体にもいえますが、とくに終盤に象意を持つ人は、自分らしい感性や美意識を発揮して活躍できたり人気もでる一方で、やはり自分自身についてときに考えざるをえないのは否めない昨今です。
それはそれとして、やはり全体的な傾向としては、徐々にながら仕事モードに入っていく人が多く、ぼちぼち内面性やプライベートへの意識や関心から、対外的な活動へと意識や関心の転換期を越えていくときです。
One-Point ◆ 週が進むほど、とくに蠍宮の初盤に象意を持つ人や、また最初のほうに象意を持つ人は確実に、仕事や自身の活動に対して、“やる気”モードに入りやすい今週になっています。
射手宮に象意を持つ人は、どこに象意ポイントをもつかで相応に運勢は異なってくる今週ですが、基本はマイペースになりやすいときなので、自分では気づかない課題が対人関係に潜んでいたりします。
もっとも、それが「良い」とか「悪い」というのではなく、表層化しにくいものであるために、自分では気づかない相手の想いや気持ちがあるということを、一応は念頭においておくだけでもよいでしょう。
射手宮の終盤に象意を持つ人は、自分らしい理想や才能の発揮を求めて、自立や独立の気運が高まる今週です。
One-Point ◆ 射手宮の初盤、とくに最初のほうに象意を持つ人は、週が進んでいくほどに、これまでの自分の意識や考え方から、徐々に仕事モードの頭の使い方に切り変えていくとよいときです。
山羊宮に象意を持つ人は、自分らしい独自の才能や知識やスキルを身につける自覚をもったり、実際にもスキルアップをしていくとよい今週になっています。
そういったなかで、すでに人格面や精神的を充実させていて、社会的な見識や実力も相応ながらも充分な方の場合、今週や昨今の人生期は、業務拡大や職能範囲の拡大といったご活躍が可能なときです。
それらが充分でない方でも、それなりに活動はできるときですが、であっても、ともすれば、今ひとつやる気や気力がともなわないなど、どこか成り行きまかせになる人がいないともかぎらない今週です。
One-Point ◆ ただ、山羊宮の最初のほうに象意を持つ人は、周囲の現実を見通しながら、いかにパワフルに独自の才能や個性を発揮をしていくか、自分らしい活躍を志向できるときです。
水瓶宮に象意を持つ人は、なんとなくでも、どことなくであっても、現実的にも理想の自己像など自我意識が高まる今週になっています。
具体的にどう動くかは、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって人それぞれになるときなので、十把ひとからげに書くことはできないのですが、安易さのなかにも義務を、義務の中にも安逸さを求めていくアンバランスなときだといえます。
水瓶宮のどこに象意をもつかで異なり、おおむね、週がすすむほど最初のほうに象意を持つ人は“お休み”モードで、最後のほうに象意を持つ人はなんとか“打開”していこうとしやすくなります。
One-Point ◆ いずれにしても“空回り”の傾向があるなど、どうにもこうにも煮え切らず、水瓶宮のみをみた場合、どちらかといえば成り行きまかせに過ごしやすい人が多いときだといえます。
魚宮に象意を持つ人は、どこに象意のポイントを持つかで千差万別にも運勢が分かれやすい今週で、なかには複合した複雑なディレクションを受ける人もいる今週になっています。
全体的には、今ひとつやる気や気力がともなわない自分探しの今週ですが、例外的に気力を持ちなおす人がいたり、かと思えば迷いや混乱した思考にはまるなど、なんとも判断しにくいときだといえます。
さはさりながら、魚宮の後半に象意を持つ人のなかには、存分に才能や個性を発揮して新境地をひらく人がいるなど実力次第の今週となる人もいます。
One-Point ◆ そういった今週の状況なので、まさに人それぞれに運勢ディレクションを受けるときで、あえて単純にいえば、社会的な見識や実力がある人ほど、情況を超えてご活躍できます。
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