宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年 2月18日アップ
全体傾向 ◆ お互いの主張が強まる緊張の中にも、表向きはなんとか安定が保たれます。
ですが、一度バランスが崩れると一気に戦闘モードが持続します。
また、恋愛感情も高まるときで、そのわりには「ハートブレイク」や「破局」の傾向が強いときです。
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星の動き ◆ 今週は26日に水星が魚宮に入宮します。
3月4日に金星が牡羊宮13度で逆行に転じます。
今週も、牡羊宮の火星&天王星の合(コンジャンクション=0度)と天秤宮の木星が衝(オポジション=180度)で、山羊宮の冥王星を軸にT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
これに対して、射手宮の土星が調停(メディエーション=60/120/180)の座相を投げかけます。
金星と冥王星は矩(スクエア=90度)です。
一方、水星&魚宮のドラゴン・テール&太陽&海王星が複合合(マルチプル・コンジャンクション=0度)で、海王星を除き乙女宮のドラゴン・ヘッドと衝(180度)をとります。
こちらは牡牛宮のケレスが調停(60/120/180)の座相を投げかけます。
月は今週、射手宮9度〜双子宮17度をトランシットします。
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※今週の「ホロスコープ」は、「宝瓶宮占星学とクオリアルな…」に掲載中。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
天秤宮に象意を持つ人は、今週も恋愛関係など異性関係をふくめた対人関係がシビアな面を見せるときで、ご自身の意識転換が必要なときです。
先週と同様に、波乱ののち仲が固まるのか、逆に決定的な別れや破局といった人間関係の変化にいたるのか、それは生まれもつホロスコープ(出生天球図)や、お相手との相性によってケース・バイ・ケースで違ってきます。
要は、両方のディレクションを同時に受けますので、ご自身においても、また個々人においても、どちらのディレクションをより強く受けるタイプなのかで、今週また昨今の人間関係運が異なってくることになります。
One-Point ◆ いずれにしても、「人間関係の変化」は起こりやすく、その結果、結局は人間関係といった相手や周囲よりも、自分自身の意識や目標を変えていくことが必要なときになっています。
蠍宮に象意を持つ人は、無意識のうちに夢見る傾向が強まるときで、ご自分の良いほうに考えたり理解されていくときになります。
それは、善意や理想によって言動しやすくなりますので、バーチャルでは“幸せ”ですが、もし、シビアな実業の世界や現実が重要なウエイトを占める分野で活動される場合は、念のために事実誤認にご注意されておかれるとよいでしょう。
ディレクション自体が良いとか悪いというのではなく、芸術や芸能またアイドルや占いや不思議系の世界で楽しめるときなので、それとシビアな現実の活動とのバランスをとるなどゴッチャにしすぎなければよいということです。
One-Point ◆ たとえば、現実だけをみて石橋を叩いてみたり、計算や考えで生きるのが悪いとはいえませんが、やはり夢や理想(幻想)を描いて感覚で楽しく生きるシーンも、ときに必要です。
射手宮に象意を持つ人は、後半や終盤に象意を持つ人を除けば、仕事や社会で華々しく対外的にご活躍するというよりも、内面性に向きがちな時期になります。
内面の感性や感覚また直感など、いわゆる「深層の精神意識」といった“スピリチュアル”な面への志向性が高まりますので、そういった内面性をこの機会に、もう一度、おさらい的な意味で一から見直されていくとよいときです。
現実に縛られない精神面やスピ系の分野は、変化や進化が早いので、無意識でも過去の成功体験のままでよいと思っていると、一気に“古く”なってしまっていることに気づかないことが、今は起こりえるためです。
One-Point ◆ 一方、射手宮の終盤に象意を持つ人は、逆に、ご自分をとりまく現実を見抜きながら個性や才能を存分に発揮されて、独自の道を切り開いていくことが可能な時期になっています。
山羊宮に象意を持つ人は、基本、初盤に象意を持つ人をのぞいて“1回休み”ともいえるときで、どちらかというと独りで考えたり学ぶなどのときです。
全員ではありませんが、対外的な仕事や社会活動は無気力ともいえる成り行きまかせやイージーになる時期なので、もっぱらご自分の好きな分野の本を読まれたり、サイトを閲覧されるなど、マイペースにもなる時期です。
その一方で、相変わらず山羊宮の最初のほうと最後のほうに象意を持つ人をのぞいて、大半の方が自分自身を変えていくべき「自己変革」のディレクションを受けていますので、両者のジレンマに陥らないことも必要です。
One-Point ◆ 逆に申し上げますと、これまでのご自分、また現状のご自分をみて、相応に「ジレンマ」を感じることで、反面教師的に、昨今の「自己変革」の必要性を意識されることにもなります。
水瓶宮に象意を持つ人は、基本、自分自身の意志や気力の持ち方次第で、今週の運勢は相応に異なります。
強いて申し上げますと、慎重で用心深く、あまり変化を好まない場合は、動きたがらないディレクションを受けますし、逆に、道を切り開こうと果敢に活動していくディレクションをも受けています。
そんなときなので、生まれもつホロスコープ(出生天球図)がどちらの傾向か、また個人的にどちらのディレクションを受けやすいタイプか、さらにはご自分の意志でどちらを選択していくかによっても、運勢や出来事は相応に違ってくることになります。
One-Point ◆ 直接のディレクションではなく、そういった傾向や可能性があるディレクションのときで、それゆえにどちらかというと、ご自分のやる気や気力や意識次第といえる今週になります。
魚宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人をはじめ、ご自分なりの感覚や考えなど、主観や自己主張が強まりますので、その出し方に注意が必要になります。
早いお話が、主観でもって物事や相手をとらえたり、接しやすくなりますので、それ自体はよいとしても、対外的に言動する場合など、客観的な事実に反しすぎていないか、ご判断が重要になるわけです。
個人的な活動の範囲内であれば、どのようにイメージしてもご自由で楽しめるときですが、“不思議ちゃん”はよいとしても、相手や状況によっては、ビジネスなどの現場では“現実にそった主観”かどうかの注意が必要になるということです。
One-Point ◆ 一方、魚宮の終盤に象意を持つ人は、誤魔化すことなくご自分の「実力」が評価され、発揮されるときなので、相応に立場が向上したり、逆に現実に「直面」することが起こります。
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