宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
HOME | 今週の運勢2 天秤宮〜魚宮 | バックナンバー > No.506
●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年 1月 7日アップ
全体傾向 ◆ 「恋愛幻想」気味のお正月でしたが、今週は次第に恋愛もまた異性関係も、ややきびしい局面に漸次ながら移行していきます。
国際関係では、今週あたりまでは覇権国家のツッパリがピークで、来週以降、自由国家が“反撃”に入ります。
*
星の動き ◆ 今週は、20日朝6時半頃に、太陽が水瓶宮に入宮します。
太陽と山羊宮の冥王星を軸に、牡羊宮で合(コンジャンクション=0度)の天王星&ケレスと、天秤宮の木星との衝(オポジション=180度)とが、T矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
この衝(180度)に対して、射手宮の土星が調停(メディエーション=60/120/180)の座相を投げかけます。
土星は、魚宮の火星と矩(スクエア=90度)です。
乙女宮のドラゴン・ヘッドは、魚宮の海王星また今週前半の金星と衝(180度)です。
ドラゴン・ヘッドと山羊宮の水星は三分(トライン=120度)で、ドラゴン・テール&海王星&金星&火星は、魚宮で大会合(ステリウム)を形成します。
今週、月は牡牛宮の25度〜射手宮の2度をトランシットします。
*
※ブログ「宝瓶宮占星学とクオリアルな…」(テスト中)にホロスコープを掲載しています。
*
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
天秤宮に象意を持つ人は、どこにディレクション・ポイントをもつかで、少なからず運勢が異なる今週です。
初盤に象意(ディレクション・ポイント)をもつ方は、メンタル面でのデリカシーが強まることなどから、思考停止とまでは申しませんが、いくぶん考えや判断が甘くなるなど、うっかりミスなどに注意が必要になる傾向の今週です。
中盤また終盤に象意(ディレクション・ポイント)をもつ方は、イージーに安易や安逸な言動をとると、人間関係が両極端にブレやすいときなので、相手次第で注意が必要ですが、よくいえば「前向き」ともなるときです。
One-Point ◆ また、天秤宮の美意識や甘え傾向が強い人ほど、「恋愛幻想」に陥りやすいなど、情感や感覚優先になりがちで、それが安穏や享楽的に過ぎた場合は来週、シビアになります。
蠍宮に象意を持つ人は、昨今の全体的な運勢(ディレクション)状況を申し上げますと、全員ではありませんが、我知らず「夢見る」ような状態で、どこか事実誤認をしやすい人がいます。
蠍宮のみをみればという前提つきですが、大きな傾向は、仕事をはじめとした対社会的なご活躍の時期というよりも、精神的な学びなど内面性を充実させていくとよい時期にあるときです。
また「運命的に…」ともいえますが、よほどの高い見識や自制力がないと、人間関係に齟齬が生じやすく、課題を抱えがちな昨今となっています。
One-Point ◆ そういった中で今週は、とくに「恋愛幻想」をはじめとした「異性関係」に良し悪しはともかく惑わされ気味だったり、誤解が生じかねませんので、それなりの抑制が必要になります。
射手宮に象意を持つ人は、どちらかというと今週(また昨今)は、一般的にはプライベートなど個人面に意識をおく“お休みモード”のときになります。
ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)次第では、仕事上の活躍ができなくはないのですが、それでも気分的には内向きになりやすいために、次へのステップや準備をふくめた内面性の充実や再活動の計画を練るのによいときです。
ちなみに、射手宮の後半に象意を持つ人がメインになりますが、周囲のトラブルやいざこざなどに対して、現実をとらえた客観的なご判断ができますので、「調整者」などの役割やアドバイスをしていくのによいときです。
One-Point ◆ 運勢面でいえば、ある意味、現実社会での活動や活躍がしやすい数年間の人生期にありますので、今週はともかく、安易になり過ぎずに活動計画を立てて進むとよいでしょう。
山羊宮に象意を持つ人は、山羊宮の初盤、中盤、終盤のどこに象意を持つのかで、少なからず運勢の変わる今週また昨今です。
初盤に象意を持つ人は、頭の回転や直観力が冴えて、人によっては実利や合理的に考えていける今週です。
中盤に象意を持つ人をはじめとした、山羊宮の大半の方は、良し悪しにかかわりなく、適時、人生上の「自己変革」を迫られる今の人生期で、後半に象意を持つ人は、内面的にも仕事的にも、自分の意識と違ったニュアンスで活動しやすくなりますので、本来の自分とそういった運勢(ディレクション)とのバランスが重要になっています。
One-Point ◆ どちらかというとご自分の考えや信念をもっていく方が多い時期ですが、それはよいとしても、同時に、友愛精神を広くもって、相手の事情を受け入れつつ対応していくべきときです。
水瓶宮に象意を持つ人は、どちらかというと、大半の方が「前向き」に物事をとらえてチャレンジしていけますし、試練や課題があるからこそ、逆に現実をみて対応もしていける昨今です。
ただし、無気力やニートやモラトリアムのようなディレクションも受けており、上述のような面もあって、両方のディレクションを受けている昨今なので、どちらに転ぶかは、ご自身次第で変わっていく今週また昨今です。
星のディレクション的にはそういうことで、結局、星だけでどうこう断定はできず、ご自分の実力や見識またやる気次第によって、昨今の運勢は変わってきます。
One-Point ◆ 星のディレクションどおりに動いていくディレクションの時期もありますし、ご本人の意志や実力が強く作用していくディレクションの時期もあります。今は運勢だけに頼らないことです。
魚宮に象意を持つ人は、魚宮の初盤、中盤、終盤のどこに象意を持つかによって、今週の運勢は少なからず異なってきます。
初盤に象意を持つ人は、良し悪しはともかく、自分らしい考えや個性を発揮していくなど、理想の自己像を見出したり、目指していくことにもなりやすいときです。
また、魚宮の中盤に象意を持つ人にも、その傾向は一部にでますが、とくには「恋愛幻想」ともいえる異性への意識や関心が高まりやすく、魚宮の終盤をふくめ後半に象意を持つ人は、もともと実力のある方ほど、仕事や社会的な地位をえて、バリバリとご活躍のできる今週また昨今です。
One-Point ◆ ただし、バリバリと活躍のできる「運勢期」でも、若かったり社会経験がとぼしく実力不足の場合、ディレクションを充分に活かすことができずに、逆に課題を抱えることがあります。
※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。
Copyright(C) 2005-2017 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.