宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年12月24日アップ
全体傾向 ◆ 全体的には一方を立てれば、もう一方が立たずのときですが、それも“必要悪”として許容すべきときです。
それもふくめて今週は、課題や問題があっても、必ず何とかしていくことができるときです。
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星の動き ◆ 今週は、29日に天王星が牡羊宮20度で順行に戻ります。
1月3日には、金星が魚宮に入宮です。
逆行中の水星は、翌4日に射手宮に帰り、8日に射手宮28度で順行に戻ります。
牡羊宮で合(コンジャンクション=0度)の天王星&ケレスと、天秤宮の木星との衝(オポジション=180度)に対して、山羊宮の冥王星が軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
山羊宮の太陽は、冥王星と合(0度)で、今週後半、T矩(90/90/180)の軸に加わります。
この衝(180度)に対しては、週をつうじて射手宮から土星が、一方、今週前半のみ水瓶宮の金星が、調停(メディエーション=60/120/180)の座相を投げかけます。
乙女宮のドラゴン・ヘッドと、魚宮の火星&ドラゴン・テール&海王星の三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)とも衝(180度)で、こちらには太陽また一時期の水星が調停(60/120/180)の座相を投げかけます。
魚宮に入宮した金星は、ドラゴン・テール、火星、海王星と複合合(マルチプル・コンジャンクション=0度)です。
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※ブログ「宝瓶宮占星学とクオリアルな…」(テスト中)にホロスコープを掲載しています。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
天秤宮に象意を持つ人は、気分も明るく前向きに過ごせる人が多いときなので、課題や問題があっても、「何んとかなる」と楽観視しやすいときです。
そういった深刻にならないところが、たとえ課題や問題があっても、後日、実際に何とかなって解決することもありますが、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によっては、単に問題の先送りをしているだけで、知らないうちに深刻さを増していることもあります。
一般に、人当たりのよい天秤宮ですが、昨今またとくに今週は、自分自身の内面性や身近な家族や親族関係にひそかに気を病んだり、人間関係の課題を抱えることがあるケースもありいます。
One-Point ◆ とはいえ、一時的に「課題」を抱えることがあるのは、人生では当たり前のことで悪いことでもないのはご存じのとおりで、要は、それをどう前向きにとらえて成長につなげるかです。
蠍宮に象意を持つ人は、先週とは逆の意味で100%全員だとはなりませんが、大半の方が昨今の「問題」や「課題」の解決に向けて、やり方次第では確実に何とかしていくことができる今週です。
一部の方、また今週の一時期のみ、先週に引き続いて、どちらかというと前向きながらも「無気力」といえなくもない「怠惰」な想いが残る人もいますが、大きな流れとしては、上向きの運勢になっていく今週以降です。
そういったこともあって“最低でも”という言い方はヘンですが、たとえば「やけっぱち」にならずに謙虚さをもって今週を乗り越えていくことが、未来を開くことにつながります。
One-Point ◆ 逆に恨みや復讐心などの情念のままに焦って言動をしたり、世間を無視した自分勝手な言動をとると、そのぶん運気が下がった位置からのスタートになる昨今の運勢状況です。
射手宮に象意を持つ人は、ここのところ大半の方が社会の現実やご自身のまわりの状況を見抜いて、周囲の問題やトラブルまた課題や対立の調整をすることが可能なディレクションを受けている時期です。
実は、そのような問題や課題の片棒をご自身が我知らずとも担いでいる側面があるのですが、それでも同時に、問題解決や調整をしていくことができますので、無意識に“自作自演”ならぬ“劇場演出”をしている時期ともなっています。
それが良いとか悪いというのではなく、華々しく社会で活躍するよりも、そういった“狂言回し”のような内面的な活動期になっているということです。
One-Point ◆ 舞台上でスポットライトを浴びて大向こうの拍手喝采を浴びるというよりも、「縁の下の力持ち」といった運勢期で、精神意識(霊性)面など内面的なカウンセラーによい時期です。
山羊宮に象意を持つ人は、他人のことよりも、どちらかというと自分自身のことに意識や関心をもって言動する人生期になっています。
一般的には、日本では「人さまに迷惑をかけないように」など、周囲をおもんばかって生きることが美徳とされますし、それも間違いではないのですが、昨今の山羊宮においては、まず自己変革があってのことで「鶏と卵のどちらが先か」という関係です。
現実や論理的には、卵が先なのは間違いないことなので、同様に昨今の人生期はもちろん、今の時期や、とくに今週においては、まずは自分自身をこれまで以上の大変革に向けて意識づけるとよいときです。
One-Point ◆ 「自分が変われば世界が変わる」というのも事実なので、この期により本物になることを目指していくことによって、自分の周囲や世界も本物になって来年の「酉年」を迎えられます。
水瓶宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかくとして、これまでの成果や、自分の今の実力や、心のレベルが、昨今の「運勢」として象われます。
ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)をのぞいて、あくまでも水瓶宮のみをみた場合のお話ですが、「昨今は運勢が良い」という方も、「昨今は今一つの運勢だ」という方も、案外とその運勢が今の自分自身のレベルをあらわしていたりします。
そういった運勢期に、昨今また今週はあるということで、それゆえ“真価が問われる”時期というよりも、“真価が暴かれる”時期にもなっていますので、客観的にご自身をかえりみたり、自分自身の真の姿を計るにはよいときです。
One-Point ◆ 上述は、わかりやすく単純化して書いていますが、実際にはいろんな分野で自分自身のレベルが「運勢」として現われますので、細かな面もふくめ現状分析としてご参照ください。
魚宮に象意を持つ人は、ごく単純にいえば、今週は生まれもつご自身のホロスコープ(出生天球図)どおりに比較的ながら個人的な運勢が現われるときになります。
とくには、異性関係や情愛面、また感性面や美的センスといった、ご自身の内面性にかかわる運勢が、生まれもつホロスコープ(出生天球図)どおりに出やすいときなので、モテ運を生まれもつ人はモテ期の今週また年始になります。
あくまでも個人的な運勢ですが、そうでない方は、それなりにといった今週また年始で、いずれにしましても、良くも悪しくも異性関係や、ホれたハれたの一時的な恋愛感情は勘違いもしやすいので、一応は気をつけておくほうがよいでしょう。
One-Point ◆ 一方、社会的な運勢は、まだまだ実力相応にご活躍できる時期にあります。それが個人的な運勢とマッチした人は、新年会などでの幹事やヒーローまたヒロインにもなれそうです。
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