宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年 8月 6日アップ
今週は13日に土星が射手宮9度で順行に戻ります。
土星は火星と合(コンジャンクション=0度)で、火星は今週前半は乙女宮の金星と矩(スクエア=90度)、今週後半は魚宮の海王星と矩(90度)です。
なので今週中頃のみT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
一方、土星を軸に乙女宮のドラゴン・ヘッドと金星また魚宮の海王星とドラゴン・テールも、T矩(90/90/180)を形成します。
これに対し、山羊宮の冥王星が調停(メディエーション=60/120/180)の座相を投げかけます。
冥王星は乙女宮の水星とも三分(トライン=120度)です。
乙女宮の金星、ドラゴン・ヘッド、水星、木星は、連続合(ローリング・コンジャンクション=0度)ぶくみの大会合(ステリウム)です。
獅子宮の太陽は、牡羊宮の天王星と三分(120度)です。
牡牛宮のケレスは、今週前半は金星と三分(120度)で、火星とは転(クインカンクス、インコンジャンクション=150度)です
Point ◆ 相変わらずキナ臭い星まわりですが、今週は抑制気味になりそうです。
むしろ、恋愛幻想(関係)や男女関係に破局や離婚など、波乱の動きがみられる今週です。
中にはTOPクラスが動いて、仲をとりもってもらえるカップルがいるかもしれません。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
天秤宮に象意を持つ人は、これまでの生き方の「結果」を受けとるような、毀誉褒貶ともに生じる玉石混交の今週です。
たとえば、良し悪しはともかく異性関係で破談や失恋もありえますが、それはもともとが相手をかってに「理想化」するなど勘違いや事実誤認から生じたものだったりして、それが明らかになってよかったといえるようなものです。
仮にそうでなかったとしても、人を見る目を培うことができたり、接し方を学んだり、また自分の精神面など内面性を充実させていくことにつながりますので、将来的に自分の「実」となって活かしていけるものになります。
One-Point ◆ もともと大きな動きが起きやすい昨今の人生期にあって、今週はとくに自分の過去の生き方の総決算期というようなときなので、謙虚かつ素直に受け入れていくとよいでしょう。
蠍宮に象意を持つ人は、ノープロブレム(無問題)というわけではありませんが、それでも今週は、ご自分の才能や個性(キャラ)を発揮して活躍できるときです。
恋愛感情が高まったり、人気運に恵まれることもあるのですが、もともとが恋愛関係や異性運には注意が必要な今週なので、勘違いや事実誤認をしてヘンに色気を出しすぎると「問題」が現実化します。
なので今週は、とくに異性関係におきましては内面の想いや欲情や情動を充分に抑制して、本来の誠実で高尚な紳士然とした人柄を演じておくほうが、まだ相応に無難なときになっています。
One-Point ◆ でないとせっかくの仕事運の今週を、異性問題を起こすことでぶち壊してしまい、それ以上に「誤解」もふくめてですが、信頼を失ったり、大きな損失をこうむりやすいときです。
射手宮に象意を持つ人は、基本、仕事や社会活動で実績や成果を上げたり、トップクラスの活躍ができる今週また昨今です。
一方で、そこには大きな落とし穴が潜んでいることもありますので、充分な注意が必要で、一歩まちがえると、すべてを失うような運勢の人がいないともかぎらない両極端の時期なので、だいたいは調子がよいときほど頭(ず)にのらずに、慎重さも必要なのがおおかたの道理です。
とはいえ今週は、気力を保ちながらも、行き過ぎややりすぎを抑えていくことも可能なときなので、充分に注意をすれば問題は少ないでしょう。
One-Point ◆ 自分の才能などベースは必要でも、そのうえで存分に活躍ができる二重の仕事運に恵まれている今週また昨今なので、自分の実力と慢心するほど後日、痛手を招きかねません。
山羊宮に象意を持つ人は、最初と最後に象意を持つ人をのぞいて、ゆるやかながらも大きな自己変革期にある昨今の人生期です。
そんな中で今週は、かなりの星のパワーを受けることも多く、生まれもつホロスコープ(出生天球図)の運勢次第とはいえ、それなりの分野でなにかと動きが活性化したり、強い情動を抱いていくことが多いときです。
それはいいのですが、今週は、気力や情動を抱きつつも、山羊宮らしく充分に慎重にふるまったり、適度な自己抑制を心がけないと、逆にトラブルメーカーになりかねないので注意が必要です。
One-Point ◆ とくに異性関係の想いや情動が強まりやすい傾向の今週なので、通常はオクテだったり慎重な山羊宮なので大丈夫ですが、一応は、ヘンな妄想や言動に注意は必要でしょう。
水瓶宮に象意を持つ人は、自分自身へ意識や関心を高めながら、今後、どうあるべきか、どのように個性や才能を社会において発揮し、自分の責任や使命を果たしていくべきかを図るときです。
ともすれば、そういう意識はあったとしても、なにもよい考えが浮かびにくい星まわりだったりもしますが、真剣であれば想わぬ展望がみえるときです。
それがむずかしくはあっても、今週また昨今は、社会活動の方向へと転換を図り、将来の仕事にむけて計画し動き出していくときでもありますので、そこに人間関係の変化がともなうことも起きる今週です。
One-Point ◆ そういう転換を図るべき今週ということ以外につきましては、水瓶宮のほかに生まれもつ運勢サイン(宮)の影響のほうが強いケースが少なくないので、そちらもご参照ください。
魚宮に象意を持つ人は、ご自分の想いや夢や願望やビジョンと、社会の現実や仕事の状況と、パートナーをはじめとした周囲の状況をよくみていく、ポイントとなる今週また昨今にあります。
夢みがちで観念的かどうかはともかく、ご自分の感性をメインに生きてこられたかたは、仕事や社会で今度どのように責任や使命を果たしていくか転換を図る時期です。
一方、見識や実力のある人ほど、今週はバリバリと仕事ができる多忙なときになっていますが、それゆえにこそ何のために、また誰のために仕事をするのか、ご自身の生きがいとともに、今一度、見直していくとよいでしょう。
One-Point ◆ もし、若いかただったり、充分な実力がない場合は、相応の課題や問題が生じますが、いずれであっても今週は、恋愛幻想や異性関係には充分な注意が必要になっています。
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