宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年 7月23日アップ
今週は、31日に水星が乙女宮に入宮します。
8月3日に火星が射手宮に入宮し、6日には、金星が乙女宮に入宮します。
金星は、牡羊宮の天王星と三分(トライン=120度)で、今週後半は火星と矩(スクエア=90度)です。
火星は、水星とも矩(90度)で、水星は、牡牛宮のケレスと三分(120度)です。
ケレスは、獅子宮の太陽と矩(90度)で、太陽は射手宮の土星と三分(120度)です。
その土星を軸に乙女宮のドラゴン・ヘッドと、魚宮の海王星またドラゴン・テールがT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成し、山羊宮の冥王星が、これに調停(メディエーション=60/120/180)の座相を投げかけます。
乙女宮の木星はノーアスペクトですが、しいていえば天王星と転(クインカンクス、インコンジャンクション=150度)です。
Point ◆ 今週も「万事塞翁が馬」状態が続きます。
何が起きてもおかしくなく、ピンチもチャンスも複合する状況にあります。
なので、自分のとらえ方次第で、運勢が変わってくることも起こるときです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
天秤宮に象意を持つ人は、大半のかたがプライベートな自分の内面世界に意識や関心をもつことになる人生期にあって、そのなかでも今週は、後半に象意を持つ人に人間関係の変化が起こりやすいときです。
その結果、たとえばコミュニケーションのトラブルや今週後半の異性関係のトラブルに一応の注意は必要ですが、バランスや判断はむずかしいところです。
もっとも、人間関係に変化が起こることが、一概に悪いともいえないし、もちろん良いともいえないケースもありますが、要は、自分の内面世界を深めて、将来をみすえたバランスをとることが必要なときです。
One-Point ◆ それ以外の今週の運勢につきましては、全体的に天秤宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)の影響のほうが強いときなので、そちらもご参照されていただければと存じます。
蠍宮に象意を持つ人は、今週は前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、若干、運勢が異なるとはいえ、基本的には、いずれも相応の課題があるとしても充分に解決可能で前に進めるときです。
蠍宮の前半に象意を持つ人は、これまでの努力の結果が実ったり、実績が評価されるときですが、念のために勘違いや誤解に注意しておくとよいでしょう。
一方、蠍宮の後半に象意を持つ人は、自分らしい個性を発揮できるなど、人気がでてモテることもある今週ですが、昨今はやりの「倫ならぬ関係」に注意しておかないと、足元をすくわれることになりかねません。
One-Point ◆ 先週に引き続いて、なんにしても両面性があるときなので、今週の運勢は自分が培った実力や人格面またレベル次第によって、良し悪しはともかく、いずれにも動くときです。
射手宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、初盤や中盤に象意を持つ人は、昨今は自分の現実や周囲の事情を、よく把握できるかたが多いときなので、そのぶん相応に実力発揮が可能な人生期になっています。
今週は、とくにそうなりやすく、また、徐々にながらこれまで培ってきた知識や美的感性を果敢に発揮できる今週また次週になっていきます。
一方、射手宮の終盤をはじめ、後半に象意を持つ人は、よくいえば自分なりに生きられる個性発揮の人生期にあります。もしそうでなくても、イージーに成り行きまかせに楽観的に過ごすことになる人生期になっています。
One-Point ◆ 初盤に象意を持つ人はすでにあまり心配ないと存じますが、中盤に象意を持つ人はどこか勘違いをしたり、感覚的になって事実誤認をしやすい人生期なので、注意が必要です。
山羊宮に象意を持つ人は、こまかな運勢はともかく、大きな運勢はさほど変わらない今週なので、どちらかというと山羊宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)の影響がでやすいときです。
とはいえ、左欄の「今週の星の動きと傾向」に書きましたように、社会全般的にみて何が起きてもおかしくない時期なので、もともとが慎重で、かつ昨今はバランスや調整が図れる山羊宮に象意を持つ人の活躍に期待したいところです。
全員が活躍できるのではなく、迷いや毀誉褒貶半ばする山羊宮も多いので、まずは足元や周辺を把握して、混乱や迷いをなくしていくとよいでしょう。
One-Point ◆ むずかしい判断と存じますが、現実をみすぎると、我知らず打算に走って混乱することが起こりますので、今の時期は、自分を捨てて「真実」に生きるのも、ひとつの選択肢です。
水瓶宮に象意を持つ人は、1年程度の短い運勢サイクルから申し上げますと、仕事をはじめとした社会的な活動や使命をめざしていく転換の時期に入った今週また昨今だといえます。
通常の人生サイクルはともかくとして、短期でみればそういえる今週なので、社会における「理想の自己像」を見出し、それに向かって進んでいくとよいでしょう。
大望をかかげたり、でっかいことを考えるのが悪いというのではないのですが、今週また昨今は、まず「自分自身」がどうあるべきかという「個」に意識や関心をもって、そこから将来や仕事を考えていくとよいということです。
One-Point ◆ ピンポイントで申し上げますと、週末あたりは、半数程度の水瓶宮に象意を持つ人に、精神意識(霊性)面で「理想の自分」をめざす志向が強まる傾向が起きやすいといえます。
魚宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく、何かと星のディレクションが集中している今週また昨今なので、アバウトにならずに、こまやかな注意や対処が必要なときになっています。
それは悪いというのではなく、かといって良いとも断定できませんが、左欄の「今週の星の動きと傾向」に書きましたように、「禍福」両方があざなえる縄のごとくに絡まって、魚宮にも訪れる可能性が高いときになっているためです。
こういう時期は、目の前の出来事に一喜一憂することなく、将来の展開や発展を見据えた、意識や行動の転換を考慮して対処していくとよいでしょう。
One-Point ◆ 現実を現実のままとらえることも、また将来のビジョンを描くことも、その両方が必要な状況なので、一方に偏らず、また混乱せず、判断していく力量が問われるときになっています。
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