宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年 7月 9日アップ
今週は、12日に金星が獅子宮に入宮します。
14日に水星も獅子宮に入宮です。
17日にケレスが牡牛宮に入宮します。
22日夕方6時半頃、太陽が獅子宮に入宮します。
乙女宮の木星とドラゴン・ヘッドは合(コンジャンクション=0度)で、魚宮の海王星とドラゴン・テールも合(0度)ですが、木星を除き、射手宮の土星を軸としたT矩(Tスクエア=90/90/180)は継続中です。
その木星は、山羊宮の冥王星と三分(トライン=120度)で、冥王星は木星を除いた上述の衝(オポジション=160度)の星と調停(メディエーション=60/120/180)の座相をとります。
一方、獅子宮の水星と金星は、土星と三分(トライン/120度)で、今週前半のみ牡牛宮のケレスと矩(スクエア=90度)です。
ケレスと牡羊宮の天王星は合(0度)で、両者は太陽と矩(90度)です。
その太陽は、蠍宮の火星と三分(120度)をとる今週です。
Point ◆ 今週は、星がどうこうというよりも、一人ひとりの判断によって、いずれにも運勢が動くときです。
多くの場合、どちらの星のディレクションも選択できる昨今なので、各自の判断やチョイス、またとらえかた次第で運勢そのものも変わるときです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
天秤宮に象意を持つ人は、当たり前ですが、自分のレベルや個性また知識や理解度そのままに、人間関係やコミュニケーションが進む今週です。
ただし今週は全体的に申し上げまして、「禍福はあざなえる縄のごとし」や「万事塞翁が馬」といった状態が強いときなので、良いとか悪いとか一喜一憂することなく相手や物事の本質また両面性をみぬくとよいでしょう。
たとえば、せっかくの関係が結果的に尻すぼみに終わったり、逆に自己主張や反発したのに、それがかえって人気に結びついたりと、今週は予測不能な状態になるためです。
One-Point ◆ そういった点ではどんな状態であっても、また少々の出来事なら、前向きに明るくとらえて接したり、楽しい心を失わない天秤宮であるほうが、運勢は良くなるといえる今週です。
蠍宮に象意を持つ人は、自分自身が培ってきた実力や対人スキル次第の今週とはいえ、知識やコミュニケーション能力を発揮して、職場や社会で人気が高まっていくことになる今週です。
たとえば、本来は従うべき「いやみ課長」のような変な上司を無視するような言動をとっても、それがかえってほかの上司や周囲からの評価を受けて、人気が高まるようなことだったりです。
それが悪いことではないのですが、良し悪しなのは、いずれにしても、人気や評価が高まることによって、逆に一部の人々のやっかみなどを受けることがないともいえない今週でもあるためです。
One-Point ◆ そういう両面性のあるときですが、ただし、昨今の懸案事項を解決したり、また調整できるのは、今の蠍宮の運勢パワーや積極果敢なやる気によって可能となる今週だといえます。
射手宮に象意を持つ人は、今週は人気運をえたりコミュニケーションが活発になることもあって、周囲のやっかみ半分を受けながらも仕事や社会活動で個性発揮やテッペンをとれるなど、地歩を築けるときです。
そのこと自体は良いのですが、今週は全体的にみましても、「禍福はあざなえる縄のごとし」といった両面性の強いときなので、油断やおごりは禁物の今週また昨今になっています。
それを注意しておけば、もともとが楽天的で前向きなタイプの射手宮に象意を持つ人なので、課題やピンチをチャンスに変えていくことも可能なときです。
One-Point ◆ ピンチはチャンス、チャンスはピンチの今週また昨今ですが、もともとチャンスしか目にはいらない射手宮でもあるために、それが結果的に好循環に転じやすい運勢期だといえます。
山羊宮に象意を持つ人は、どこまでお気づきになるのかはともかくとして、自分がまいた「課題」を自分で刈りとって「解決」していくような運勢のときです。
全体的にみましても今週は、「万事塞翁が馬」また「禍福はあざなえる縄のごとし」といった毀誉褒貶や両面性が生じやすい時期なので、安易に一喜一憂できないときになっています。
山羊宮の場合、慎重すぎるゆえに逆にピンチを深めたり、物事の進展を妨げることがあるのですが、本質的には大器晩成型の実力者なので、課題があっても結果的には解決していくことができる今週また昨今の人生期だといえます。
One-Point ◆ 最初から前向きであれば問題はないといえますが、良いのか悪いのか、それがご自身の経験となって逆に実力を蓄えていきますで、塞翁が馬を自己演出する状態ともいえます。
水瓶宮に象意を持つ人は、後半に象意を持つ人をはじめとして、仕事や社会において実力発揮のときや、多忙な時期であると同時に、いわばゼロパワーの無重力空間に陥るケースもあります。
今週前半あたりまでは、知識をはじめとした自分の出し方に見識や実力が必要な時期にありますので、活躍できるできないは同じ水瓶宮でも、個々人によってかなり異なってこざるをえないときです。
そういう状態を経ることによって、今週あたりからは今後、仕事や社会で活動して成果や実績を上げていくために意識転換を図るとよいときになっています。
One-Point ◆ 水瓶宮にかぎらず、昨今は全体的に「万事塞翁が馬」状態のときなので、良いとか悪いとか一喜一憂せずに物事の本質をみながら前向きに対処していくと道を見出せるでしょう。
魚宮に象意を持つ人は、社会全体的な昨今の運勢が、「禍福はあざなえる縄のごとし」といった両面性のあるときなので、魚宮らしく夢をもって前向きに進んだほうが、まだ対処や道を見出しやすいときです。
実際にも、課題を抱えつつも、勇気や知恵をしぼって何かと仕事や社会で自分を発揮できるときですが、発揮すればするでまた、周囲からのバッシングや対立を生んだり、自己嫌悪に陥ることがないともいえないときです。
ですが、それによってTOPクラスの人物との関係ができたり、支援や手助けを受けて課題を調整できるなど、そういう両方が起こりえる今週です。
One-Point ◆ 表面的な出来事で一喜一憂したり、結論づけてしまわないほうがよく、人生はいずれにしても棺の蓋を置くまでは評価や物事は定まらないと考えて、前に進むほうがよいでしょう。
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