宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.470 / 2016.05.02 〜 05.15


●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年 4月30日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、星の宮移動はありません。
引き続き射手宮の土星を軸に、乙女宮の木星やドラゴン・ヘッドと、魚宮の海王星やドラゴン・テールが、T矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
併せて射手宮の火星を軸に、木星と海王星もT矩(90/90/180度)。
土星と火星は、牡羊宮のケレスに三分(トライン=120度)です。
一方、木星とドラゴン・ヘッドを頂点に、山羊宮の冥王星と、牡牛宮の太陽と水星、また今週後半の金星を交えて、大三角(グランド・トライン=120度×3)が形成されます。
これは海王星とドラゴン・テールを尻尾にトライン・カイト(60/60/120/120)を形づくります。
冥王星と牡羊宮の天王星は、相変わらずの矩(スクエア=90度)です。
Point ◆ 「戦争と平和」ならぬ、現実的な対立や闘争が生じやすい一方で、TOPクラスが協調して、調整を図るなど平和維持に向かいます。
個人的にも、現実課題が生じやすく、リーダークラスが「情理」をもって調整や沈静化を図ります。
生まれもつホロスコープ(出生天球図)によっては、緊張の中にも、情愛にあふれる今週を過ごせるでしょう。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、現実的には課題や緊張状態があるとしても、内面生活においては、精神的に豊かな心をもって過ごせるか、または揺さぶられる今週また昨今になっていくときです。
かつての苦難や破局などを乗り越えて、良い意味でのスピリチュアルな高みに進んだ人は、今週が進むにつれて「ラブ・ロマンス」に恵まれるなど、満足感のある時間をすごせることになりそうです。
ではなく、イージーにとらえて、怠惰に過ごしてきた人は、大逆転の関係変化が起きてもおかしくなく、あわ立つ心を体験しかねない時期です。

One-Point ◆ 等々、いろいろあっても、おおむね天秤宮らしい魅力が際立ったり、存分に発揮できるときで、グルメやファッションをふくめ、優雅な美的センスに恵まれる今週になっていきます。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、良し悪しではなく、自分自身に起因して、現実的な対立問題が起こりやすいときでもありますので、希望的観測や観念的対応に終始しないように、事実をよくみていくとよいでしょう。
その一方で、プライベートな対人関係ではベッタリと過ごしたり、またそういった自分の意を呈した関係を築きやすい今週です。
いずれにしましても、全員がそうなるとはいえませんが、才色兼備の女性やハイレベルなTOPクラスの異性とのセレブリティーな交流や関係をもつなど、充実した今週にしていくことが不可能ではありません。

One-Point ◆ 運勢はそうでも、確実にそうなるとはいえませんので、自分磨きなど、TOPクラスやハイソな人との交流にふさわしい自分自身に、精神や意識レベルを高めていくとよいときです。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、今週起こりうる星のディレクションのすべてを受けていくときなので、イージーにならずに、どれをチョイスして活用するかで、運勢に天地の差が生じかねない今週です。
左欄の「今週の星の動きと傾向」のPointに書いたことを参考にされるなどして、自分の気分や思いや感覚と、実際の状況や現実とを、絶妙にすりあわせてバランスを図っていくことが必要です。
慎重でも大胆でもなく、現実や事実を見極めたうえで、ここしかない妙手を、逆に慎重かつ大胆に打っていくことで、TOPやテッペンにも立てるときです。

One-Point ◆ 四方八方に意識をもって判断していくべきところを、逆に、自分の気分だけや、単なる事実に沿うだけで、安易に図ると、状況によっては大逆転をくらう可能性があるときです。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、ご自分では気づきにくいのですが、霊性面や深層の精神意識面で、少なからず混乱が生じかねない時期にある人生期です。
それが悪いというのではなく、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によっては、信念や考えを頑なに顕示して譲らないことが、長年の信頼関係を損なうなど、対立の原因にもなりかねません。
その一方で、心身のバランスをとるなど、高い人徳面や精神性を謙虚に発揮していくことで、対立し課題の多い昨今の状況下で、TOPに立つなどリーダーシップをとれる人生期でもあります。

One-Point ◆ いずれにしても、これまでの努力や実績や信頼の積み重ねが、評価や結果となって報われたり、または逆に孤立していくなど、自分自身に跳ね返ってくる人生期になっています。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、端的に申し上げますと、精神意識面を含めた「人間ドック」に入っているようなときで、自己点検をしつつ、生まれ変わるかのように蘇生を図っていくとよいでしょう。
水瓶宮からみた対人関係や仕事関係には、ディレクションはみられないので、それらはほかに生まれもつ運勢サイン(宮)次第ですが、霊性面や深層の精神意識面のディレクションは。逆に活発なときです。
そういうこともありまして、まずは精神意識面や霊性面を高めて軸を確立し、具体的には周囲よりも自分自身の補修や気力の充実が重要なときです。

One-Point ◆ 人によりけりですが、ともすればイージーや無気力にもなって、成り行き任せにもなりかねないときですが、昨今は一発大逆転、一念発起して進めていける可能性も残っています。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、昨今のディレクションのすべてが、回りまわって自分自身に集中するときでもありますので、まずは混乱しないようにしておきましょう。
単純に、ご自分の感情や感覚だけで物事をとらえたり、逆に多忙だからと社会や仕事の事情のみで安易に対処するのも、重要かつ必要ななにかを見落として「画竜点睛」を欠く結果になりかねません。
いろんな出来事や状況が複合して、同時に集中して生じ、また受けていく現状なので、頭や感性をフル回転させて、個々に分析し、受け入れつつ判断をして、個別的に対処をしていくべきときです。

One-Point ◆ 基本的にはそういった個々の分析と個別の対応がベースですが、高い見識と実力を持たれた方であれば、それらを統合して対処できる妙手を見出すことも不可能ではありません。



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