宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年 2月20日アップ
今週は、3月5日に水星が魚宮に入宮します。
翌6日には火星が射手宮に入宮です。
火星は、今週中頃過ぎまで魚宮のドラゴン・テールと三分(トライン=120度)で、乙女宮のドラゴン・ヘッドと木星の合(コンジャンクション=0度)に、山羊宮の冥王星と、それぞれから調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をとります。
魚宮の太陽と海王星とケレスは三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)で、今週後半以降、太陽と木星が衝(オポジション=180度)をとり、これに射手宮の土星がT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
土星は牡羊宮の天王星と三分(120度)で、天王星は冥王星と矩(スクエア=90度)です。
水瓶宮の金星と水星は今週中頃まで合(0度)です。
Point ◆ ご自分では気づきにくいのですが、感覚的になりすぎて、現実を読めないケースが起きやすいときです。
そうなると、緊張状態が生じてしまいますが、一方で、緊張を抑える動きが働く今週でもあります。
細かな状況は、実にケース・バイ・ケースの今週なので、一様ではないのが自主判断が必要なところです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
天秤宮に象意を持つ人は、大きな人生期の流れはさほど変わりませんが、今週また昨今は、比較的ながら自分自身に関心が向きやすいときです。
自分らしい美意識を発揮して、おしゃれや知的教養を高めるなど、スピリチュアル分野など精神意識(霊性)面をふくめて、自分自身や自分の内面性の充実を図りやすいときです。
もっとも、昨今は、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって、千差万別の運勢になりやすいときでもありますので、それによって運勢が強まる分野と、逆に課題をともなう分野は、それぞれに異なってきます。
One-Point ◆ いずれも対外的に華々しくご活躍されるというよりも、昨今の人生期はプライベートや内面性に意識や関心を向けるとよいときなので、それをベースに対外的に活動しましょう。
蠍宮に象意を持つ人は、もともと生まれもつ仕事運のよい人ほど、個性を発揮した仕事を安定的にできるときになっています。
その一方で、気力のアンバランスさが目立つ今週でもありますので、今一つ本気モードに乗り切れないようなもどかしさを感じる方がいるかもしれませんが、それも自分の力量(真価)が問われているときだからです。
そういった状態は、恋愛など男女関係にもでやすい今週なので、アンバランスの魅力といえばそういえなくもないのですが、気持ちがあっても想いを届けられないなど、葛藤が生じる方も多いでしょう。
One-Point ◆ そういった異性関係はともかくとして、現実とのすり合わせは必要ですが、ほかの分野に目を向ければ、新たな理想の自己像を探究したり、夢やビジョンを描いていけるはずです。
射手宮に象意を持つ人は、いろんな運勢ディレクションを受けているときなので、それを活かすも殺すも、自分次第となる今週また昨今です。
注意すべきは、自分では気づきにくいのですが、主観的や感性的また気分的にもなりやすいときなので、それと昨今の冷静な現実認識とのバランスを図ることが必要で、でないと課題や問題が生じやすくなることです。
逆に申し上げますと、そういった自制心(コントロール力)をもって、クールな状況把握とご判断をされていけば、内面的にも対外的にも存分に個性を発揮して活躍していける昨今にあります。
One-Point ◆ これまで培ってきた努力が反映されるときでもあり、見識や実力が身についていれば問題はなく、それがまだ充分でない人の場合は、ご自身の現状から学んでいくとよいときです。
山羊宮に象意を持つ人は、上述の射手宮と同様に、少なからず自分次第で、自分自身の力量や判断が昨今の運勢を決めていきます。
加えて、良し悪しはともかく、最大限ともいえる星のパワーを受けているときでもありますので、安易な気分や気ままな動きや判断が、大きな課題を生みかねないことも、念のために認識しておくべきです。
逆にいえば、ちょっとした小さな言動が大きな成果を生んだり、今後の人生の方向性を決めていくような大変革をもたらすときでもありますので、いずれも大胆かつ繊細な注意が必要になります。
One-Point ◆ 基本「変わりたがらない」山羊宮ですが、慎重さは必要だとしても、旧態依然にとどまることが課題を生じる昨今なので、むしろ「変わって新たに進む」ことを基本にすべきときです。
水瓶宮に象意を持つ人は、良いともいえないし、かといって悪いともいえないし、多様に受けていくといえる星のパワーやディレクションの活かし方や、もっていき方に工夫が必要なときです。
仕事もある実力発揮のときで、どこまで気づくかはともかく、人気運もある今週ですが、悪いという意味ではなくスムーズに動きづらかったり、逆にいえば安定しているともいえる複雑な時期です。
結局のところ、常識的にいえば、軟弱や安逸にならず、自分自身を厳しく律していけばよく、感覚や観念に流れすぎずにシビアに現実をみて動けばよい時期です。
One-Point ◆ そうできるかできないかが、今週また昨今の運勢を決めるといってもよく、ただ多くの場合、そうしなくても何とかなっていく運勢期にあることが、逆に注意が必要なところです。
魚宮に象意を持つ人は、好調といえば好調、注意が必要といえば充分なる注意が必要な今週また昨今の人生期です。
自分らしく生きられますし、社会的な実力のある人にとっては、昇進など仕事の活躍期なのですが、現実を無視したり、事実を念頭におかずに感性や直感や情念といった想いのみに流れて行動してしまうと、当たり前ですが現実問題が起こるときです。
魚宮に象意を持つ人のなかには、昨今、自分でも気づかず意識や気分や感覚が、茫漠として観念的に広がり、悪気はないのですが地に足がついていないことに気づかない人もいますので注意が必要です。
One-Point ◆ ただし、恋愛や異性関係に流されず、それなりに実力もあって、シビアに仕事に取り組んでいれば、感性や個性を仕事や社会の場で発揮できる幸運期にあることは変わりません。
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