宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.456 / 2016.01.25 〜 02.07


●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年 1月23日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、29日にケレスが魚宮に入宮します。
そのケレスは、ノーアスペクトです。
近くにある魚宮の海王星は、今週前半まで蠍宮の火星と三分(トライン=120度)で、射手宮の土星とは矩(スクエア=90度)をとります。
土星は牡羊宮の天王星と三分(120度)で、水瓶宮の太陽を頂点に小三角(ミニ・トライン=60/60/120)を形成します。
太陽と火星は矩(90度)です。
天王星は、山羊宮で合(コンジャンクション=0度)の冥王星と水星に矩(90度)で、冥王星と水星は、乙女宮の木星と三分(120度)です。
乙女宮のドラゴン・ヘッドは、木星と合(0度)です。
今週後半になると、山羊宮の金星が冥王星と合(0度)をとりはじめます。
Point ◆ まだまだ、「一長一短」「玉石混交」「和戦両様」の星まわりで、安易に決め込むと、見込み違いが生じたり、最悪、足元をすくわれます。
そういった点では、男女の関係を含めた物事には、調子がよくても注意をしておく必要があり、逆に調子がわるくても、決めつけなければ案外となんでもなかったりします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、天秤宮のみをみればという条件つきですが、ジタバタしないで「晴耕雨読」、ゆっくりと本でも読んで知識や見聞を広めるなり、好みの美しい場所で自分癒しをするなどしたほうがよいときです。
自我意識を出して、自分なりに動いても、思い込みや考え違いをしやすく、思いどおりにはいきにくいときになっています。
そういうことなので、ご自身のスピリチュアルや霊性といった、深層の精神意識面を重視した生活をしていくほうが実りが多く、人生や自分自身やこの世界の何たるかを悟ったり、ひらめくことが可能なときです。

One-Point ◆ あくまでも天秤宮のみをみた場合の今週の運勢なので、ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)によっては、同時並行的に、仕事や社会的に活躍できる人がいないではありません。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、華々しい活躍とまではいえないですが、それでもご自分の持ち味を発揮したりして、地味めながらも相応かつ存分に存在パワーを発揮していくことが可能な今週です。
基本的には、あくまでも縁の下の力持ち的な存在パワーですが、もともとの仕事運や社会的な立場や地位がある方の場合は、内面やプライベートにとどまらず、周囲に影響を与えていくことが可能です。
その場合、存在感の発揮だけではなく、リーダーシップを含め、組織や部署のTOPや頂点に立つ役回りを果たすこともありえます。

One-Point ◆ いずれにしても、尊大になったり、怒ったり、衝動的にならずに、謙虚さをそなえた心が功を奏しますので、左の欄外に書きましたように、実るほど頭を垂れたほうがうまくいきます。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、勘違いや思い込みに気をつけなければなりませんが、同時に、周りの状況をよく把握できる昨今になっています。
そういった点では、逆に、主観的にも客観的にも状況判断を混同しないように注意をする必要がありますが、いずれであっても、自分らしい才能や個性を発揮していける人生期です。
とくに今週以降は、組織や、自分の得意とする分野で、TOPに立つなり、指導力を発揮するなり、権威を得ていける人生期にもなりますので、逆にいえば、真価や実力が問われる時期に入っていきます。

One-Point ◆ そういった時期を迎えていくための、準備をしていくとよい今週また今月で、左の欄外に書きましたように、調子がよいほど偏らないように注意をして、謙虚であるべきときです。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、単純にいえば、盛大な自己発揮のときでもあり、また自分自身の内面性を確認していく内省のときともなっています。
山羊宮に象意を持つ大半の方にとって、それが昨今の人生のテーマである「自己変革」にもかかわっているために、多くの方にとって、今週以降、良し悪しはともかく、「自己変革」の傾向は徐々に強まっていくことになります。
お話が大きくロングスパンになっていますが、そういったことがありまして、自分自身でありながらも、また「過去の生き方」にこだわらずに、新たな自分を見出していくとよい、今週また今月です。

One-Point ◆ ほかの運勢サイン(宮)をもっているのは当然ですが、そうであっても、大半の方が昨今の「自己変革」は避けることができませんので、前向きに意識して変わっていくべきときです。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、仕事の多忙期や実力発揮の活躍期にありますが、その一方で、相応の注意も必要なときです。
現実面での実力発揮や活動と同時に、霊性面やスピリチュアル面のディレクションが活性化していくときにありますので、単純にいえば、「事実や現実」と「観念や空想」をゴッチャにしないことがポイントになります。
もし、両者を混同せずに、充分に融合させて対処していける実力や見識があれば、それはそれなりに、新たな分野を開いていくことができなくもありませんし、それが新たな時代を切り開くことがないともいえません。

One-Point ◆ いずれにしましても、今週は、左の欄外に書きましたように、「一長一短」「玉石混交」…、両方の可能性があるときなので、安易に一方に偏ると課題や問題が生じやすくなります。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、とくに今週前半までをメインに…、といちおうは条件をつけますが、社会的なレベルを持っていたり、成功運を生まれもつほど問題はなく、「栄光」さえ手にできるときになっています。
なんでもいつでもどこでも、相応の課題があるのは当然なので、誰でも100%というわけにはまいりませんが、それでも運勢的には、相手や周囲からもたらされることを含めて、いわゆる「幸運期」といってもよい時期です。
その傾向は、多少の紆余曲折や浮沈があるにしても、今週以降、大きな流れでいえば強まっていくことになりますので、要は、それを受け止める謙虚な「人徳」や社会的な「器」や「意識」をもっておくとさらによいでしょう。

One-Point ◆ 星のディレクションをお伝えしていますので、共鳴された方は、その方向で現実化していきますが、受け止める「器」や「意識」がない場合は、やはり「それなり」の面はでてきます。



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