宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年 1月 9日アップ
今週は、21日になった直後の0時15分頃に太陽が水瓶宮に入宮します。
24日には金星が山羊宮に入宮します。
太陽は、乙女宮の木星やドラゴン・ヘッドに三分(トライン=120度)で、魚宮のドラゴン・テールを交えて、調停(メディエーション=60/120/180)の座相を形成します。
一方、金星を軸に木星とドラゴン・テールの衝(オポジション=180度)とで、T矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
射手宮の土星は魚宮の海王星と矩(スクエア=90度)で、牡羊宮の天王星と三分(120度)です。
天王星に、今週前半まで金星が三分(120度)をとり、太陽が矩(90度)をとり、山羊宮の冥王星と水星の合(コンジャンクション=0度)が、週をとおして矩(90度)をとります。
水星は、木星やドラゴン・ヘッドと三分(120度)です。
海王星と蠍宮の火星も三分(120度)です。
Point ◆ 平和と安定を志向する民主主義的なTOPは、今週、賢明に調和や調整を図ろうとしますが、旧態依然の権力側のTOPや覇権主義側また過激な宗教側は、変わらず対立の動きをみせます。
異性関係も類似で、愛情かストーカーかはともかく、意中の相手と関係を図ろうとしますが、周囲の抵抗や壁は、なかなかに高いときです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく複数の異性との関係が生じやすく、古い関係を続けるべきか、新しい関係を結ぶべきか、悩みが生じそうな今週です。
お二人の相性もあり、いちがいにどうこうとはいえないのですが、基本的に今週は、どちらを選んでも葛藤は避けられず、とくに性的なアピールや観点から選んでしまうと、最終的には間違えます。
そういった異性関係は関係ないという天秤宮の場合は、異性関係に悩む人を含めてもいいのですが、結局は、理想とする自分自身をどのように見出していくかということに集約される今週です。
One-Point ◆ そういう点では、昨今の状況や人間関係は、「刺身のツマ」のようなもので、本質的には、どのような内面性や意識と個性をもった本来の自分になっていくかが問われるときです。
蠍宮に象意を持つ人は、自分の意外な個性や魅力、また本性が良し悪しはともかく、はからずしも「発揮」されやすいときです。
今週また昨今は、やる気やパワーが高まるぶんだけ、つい現実の状況を意識の外においた衝動性が発揮されやすくなるときで、それはたとえばアルコールが入ったときや、クスリなどによってそうなりやすくなります。
もともとが一般的には秘密主義にみえるほど、自分のことは語りたがらないことが多い蠍宮で、自分をさらけだすことをあまりしない人が多いのですが、今週また昨今は、意外な面の「発揮」であるほど、逆に好感をもたれることが起こるときです。
One-Point ◆ ご本人は「失態」だと考えていたり、恥ずかしく思っても、今週また昨今においては、周囲から好意的に受け止められることが多く、案外と身近な親近感をもってもらえるときです。
射手宮に象意を持つ人は、今週は人気運、実力発揮運、また射手宮らしい自由で前向きな個性発揮運など、そういった活動が可能になるときです。
社会に通用する実力や才能や知識をもった人ほどそうで、逆に非現実的な夢や観念に生きて思い込んでいる人の場合は、ときに自家撞着に陥りかねないそれなりの運勢期になります。
俗に、運勢がよいときほど、その維持のためには細心の注意が必要で、逆にたとえ課題が生じている人でも、一方に偏らずに冷静に現実や社会の状況をみて対応することで、昨今は打開が可能な一長一短のときです。
One-Point ◆ 総じて、今週の射手宮はすべての星のディレクションを受けて、パワーを多様に発揮できるときなので、状況に応じて取捨選択し、適切に星の象意を発揮していくとよいでしょう。
山羊宮に象意を持つ人は、全員とはいえませんが、とくに山羊宮の後半に象意を持つ人をはじめとして、中には野心をもつ人も含めて、前向きにとらえて進める時期です。
通常は、それがときにやりすぎや唯我独尊的になって、相手や周囲の考えや意見を受け付けないことも多いのですが、もともと慎重な山羊宮であることと同時に、昨今は冷静に相手をみていく方向で対応していくことが可能なときです。
逆に、もし自分の事情や状況のみにかまけて、相手や社会のルールを無視した対応をとった場合、自分ひとりが孤立したり、周囲からの信用を失っていくことになる昨今の人生期になります。
One-Point ◆ 生まれもつホロスコープ(出生天球図)によっては、大きな自己変革の時期だったり、運勢の大転換期を迎えていたりしますので、現状維持に固執しないほうがよいでしょう。
水瓶宮に象意を持つ人は、実力発揮のときでもあり、また際限なく多忙になる今週また昨今なので、テキトーに考えずに計画的に対処していくべきときです。
自分の内面性にも強いパワーを受けていますので、ともすれば現実の仕事よりも自分の観念や感覚世界に陥りやすい一面が生じますが、そうなり過ぎないようにしておくとよいということです。
人気運や安定運と同時に、逆に課題を伴う運勢も並行して受けている昨今なので、要は安易にならずに、現実面も内面の想いやビジョンも、両方をみた絶妙の対処が必要なときになっています。
One-Point ◆ どちらか一方になったり、安易に片方を偏重すると課題が生じ、結果的に運勢を落とします。なので綱渡りよろしくバランスをみたオールマイティーな対応が功を奏するときです。
魚宮に象意を持つ人は、カンタンにいえば、「良すぎて悪い」といった状況に陥らないことが必要なほど、通常は絶好調期にあります。
社会的に実力をもった人ほど地位向上がもたらされる今の人生期にあって、今週また昨今は、気力ややる気パワーも注がれますで、それが衝動的な思いこみに走り過ぎないように、現実をみて動くことも必要だということです。
魚宮の運勢自体は良くても、周囲の状況は一長一短があるときなので、ことの大小を問わず、そういった周囲の影響を受けて、まったく無関係ともいえない側面的事態が起こりやすいためです。
One-Point ◆ とくに昨今は、TOPクラスとかかわりやすい運勢期で、彼らが必ずしも良い関係を築いているとはかぎらないために、一応は相応の目配りや配慮をして注意しておくことなどです。
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