宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2015年10月31日アップ
今週は、2日に水星が蠍宮に入宮します。
9日には金星が天秤宮に入宮し、13日には火星も天秤宮に入宮します。
金星と火星と乙女宮のドラゴン・ヘッドは三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)です。
水瓶宮のケレスが、これらに三分(トライン=120度)をとります。
乙女宮の木星も、山羊宮の冥王星三分(120度)で、蠍宮の太陽を頂点とした小三角(ミニトライン=60/60/120)を形成し、太陽と合(コンジャンクション=0度)の水星も今週後半に、頂点に加わります。
太陽と水星は、週末を除いて、魚宮の海王星と三分(120度)です。
冥王星は牡羊宮の天王星と矩(スクエア=90度)で、射手宮の土星も海王星と矩(スクエア=90度)です。
週初めと週末を除いて、天王星を頂点とした、太陽と木星が底辺のYOD(ヨッド=60/150/150)が形成されます。
Point ◆ 対立はくすぶり続けますが、かなり穏やかな星まわりになってきました。
今週は結局、「正義」が勝つ、「強い」ものが勝つなどして、宝瓶宮時代の「自由」な未来を開いていきます。
一部に「勘違い」も起こりますが、それが現実にそぐわないことは明白です。
個人的にも、大半の方が、今週は新たな意識に目覚めていかざるをえなくなっていくでしょう。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、自分自身への意識や関心が高まってきたり、積極性も次第に出てくる今週また11月になります。
たとえば、先生や上司などに対する「人間関係」や「学校関係」また「仕事関係」で、いろいろと対立してストレスを感じてきた方は、今週は思い切ってきれいサッパリと縁を切るなどの方向に動きやすいときです。
仮に、そこで悩みや心の痛手を負っていくとしても、それは自分自身が本物の内面性や精神性をもった方向に、気づきをえていくために活用したらよいときです。
One-Point ◆ 今週を含めた昨今は、そういった心の深層の精神意識世界に目を向けたり、正しいスピ系など真の自分自身に目覚めたり、内面の充実を図ることに適切な時期になっています。
蠍宮に象意を持つ人は、自分で願うにせよ、自分の思いとは異なるにせよ、多くの場合、仕事上にかかわる新しい独自の「スキル」や「知識(技能)」を身につけていかなければならない今週です。
人生経験の深い方や、シビアに現実をみつめていくリアリストの方であれば問題は少ないのですが、ともすれば「理想主義」の考え方や「不思議系の世界」にはまりすぎると、生活や現状と乖離が起こりやすいのでご注意ください。
ですが、いろいろと斬新な知識や技術、またそれらに関係するハイレベルな人との関わりを否応なく持ちやすい今週になっています。
One-Point ◆ 蠍宮においては、まだ今週も絶妙なバランス感覚や対応が必要なときで、単純に考えたり思い込まずに、「複眼思考」によって全体からご判断されていかれるとよいときです。
射手宮に象意を持つ人は、幻覚的にせよ、現実的にせよ、自分の信念や考え、また価値観や、いわゆる主義思想によって、否応なく自分なりに独自に動いてしまう今週になっています。
そのこと事態は良し悪しと関係ないのですが、ともすれば、それが権威者や権力者といった組織や部署の上司やTOPとの対立や意見の相違を生みかねませんので、そこは慎重に現実をみるべきです。
昨今は、自分で気づかなくても「権力的」な言動をしやすい時期が続いていますので、必然的にそういった立場の人とぶつかる可能性も高くなっています。
One-Point ◆ 基本、周囲の現実や実状をみずに、思い込みや理想論に流れる人ほど注意が必要です。逆に社会の仕組みや身の回りの現実が手にとるようにみえている人は大丈夫です。
山羊宮に象意を持つ人は、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によってディレクションの内容は異なり、人生上の大変革を受ける人、権威意識や権力志向が高まる人、ワンマンや成り行き任せにおおらかになる人など、強いパワーを受けている時期です。
そういったなかで、今週はだれであっても等しく、心の奥の精神意識世界や自分自身の内面性を否応なく見つめたり、大きく意識していかざるをえないときです。
だいたいは、自分の想いや言動に対して、葛藤や矛盾や課題を感じることからそうなるのですが、そこから新しい精神意識を身につけて、自己の再出発をしていけるときだと、前向きにとらえていけるときでしょう。
One-Point ◆ 山羊宮にかぎらず、誰であっても、今後の宝瓶宮時代を生きるには、それにふさわしいお互いの自由や個性を尊重できる本物の精神意識を身につけていくべき時期にあります。
水瓶宮に象意を持つ人は、よい意味で自分を「失く」していくようなときで、言い換えますと、「無私」の意志をもった生き方をしていくとよいときです。
さらに申し上げますと、それが星のディレクションにそっていますので、相応の課題はあるとしても、仕事においても自身の知識や技能を発揮したり、役立っていく今週になっていますので、そのほうが運勢的によい方向に進みやすくなります。
それにもまして、水瓶宮に象意を持つ多くの方が、たとえば部署の上司や組織のTOP、また社長クラスの人々など、ハイレベルな立場や意識をもつ方からの注目を受けやすい今週になっています。
One-Point ◆ 自分を強く持つにしても、利己的になったり打算で持つのは不適切なときで、むしろ逆に、私心を捨てて、状況に任せられる強さを持つことが、今週の運勢を開いていきます。
魚宮に象意を持つ人は、直感が冴えたり、ヒラメキを受けたり、生まれ持つ感性やビジョンを充分に発揮できる今週です。
そこに社会的な見識や実力がともなっている人であれば、間違えたり、勘違いせずに、ぞんぶんに仕事や社会活動に適用させて、実務的にも実力的にも活躍していける今週になっています。
生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によって、今週のディレクションの内容は少し変わってくるのですが、「出世」というと表現が少し異なるケースがでてきますが、だいたいはそのような方向に、身分のアップやレベルのアップが期待できるときです。
One-Point ◆ 中には、組織のTOPや業界内の権威者から、多少、快く思われなかったり、歓迎されない傾向はみられますが、それでも充分に認めざるをえない結果としての評価を受けます。
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